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2010年1月 5日 (火)

ホウフ

明けましておめでとうございます、
約20年ぶりに凧揚げをした金石です。

空高く舞い上がった凧を子供に手渡して振り返ると、
案の定、凧揚げ初体験の我が子は糸を手放していました...
凧に引きずられていく凧糸を追いかけて、
私が河川敷を猛ダッシュするという
「お約束」まで披露してしまいました。

何事も事前の注意が肝心です...

さて、2010年もスタートしました。
せっかくの機会ですので、
今年の抱負でも呟いておきたいと思います。

今年は念願の達磨窯もつくりますし、
天候に恵まれれば茅刈りも
我々だけの手には負えない程の量となるはずです。
一つ一つ具体的にすべき事を挙げればキリがなさそうなので、
ここはひとつ、「自分の在り方」を抱負に挙げたいと思います。

で、今年の抱負はこちら。

 「行動しながら考える」 

これでいきたいと思います。

プロジェクトを進めるには
これくらいのスピード感が必要なのかな?
そんなことにようやく気付き始めた。

頭で考えて…、ってやってると、
何もしていないくせに
なんだかやったような錯覚をしてしまうので...

自分にはこれくらいがちょうど良いような気がします。

そんなこんなで、今年もどうぞよろしく願い致します。

金石健太

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2009年12月25日 (金)

ヘリ

こんにちは、年の瀬迫ってついに我が家にも
新型インフルエンザが到来した金石です。

私はいたって元気だったのですが、
周囲への感染拡大を懸念して、
少し間自宅待機の措置を取っておりました。
その間、私は自宅でこれを作っていました...

Img_5007

こうしてみるとかなりカラフルですが、
これ、畳の縁(へり)です。
畳屋さんにお願いして、不要になった縁を頂いてきました。

これを何に使うかというと、、、

100_4390

このように刈り取った茅を縛るのに使おうと思っております。

写真は12月の頭にお邪魔した
茨城県の「やさと茅葺き屋根保存会」が毎年行っている茅刈りの様子。
ここで我々は「縄」に変わる素材として「畳の縁」と出会い、
このアイデアを早速頂戴した、というわけです。

今まで我々は茅を縛るのに縄を用いておりました。
実はこの縄、結構な厄介者だったんです。
というのも、1年経つと縄が傷んでなかなか再利用できず、
毎年新しく縄を購入する為、
余計な費用が掛かってしまっていたのでした。

そんなことなら安いビニール紐でも使えば?

そんなアドバイスが聞こえてきそうです...
確かにそうなんです。
ビニール紐でも十分に代用は効きます。
でも、それに切り替えるのを我々はずっとためらい続けてきました。

なぜか?

これは完全に自己満足の世界なんですが、
「画にならないから」というのが最大の理由です。

コストパフォーマンスを考えれば、
我々の判断は間違っていたと言わざるを得ません。
ただ、茅とビニール紐のマッチングが
どうしても景色にそぐわないのです。
茅刈りのときのテンションが維持できません。

そんなことを思い悩んでいるときに出会ったのが、
この畳の縁だったというわけです。

来年からは茅場でこれが活躍します。

金石健太

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2009年12月21日 (月)

スス

こんにちは、畳の縁(へり)と格闘中の金石です。
それについては後日報告...

先日、ドラム缶で火を焚く機会があったのですが、
そのときに使った鍋底を洗っていてある発見がありました。

おそらくご想像に難くないと思われますが、
ドラム缶で火を焚いている上に網を載せて、
その上に鍋を直接置くため、
鍋底は煤で真っ黒になります。

Img_4950

こちらがその鍋底。
絵に描いたように真っ黒になります。

さて、写真をよくご覧ください。
写真右側が私がタワシで擦った後に水をかけた状態。
写真左側が焚き火後手付かずの状態。
両者の違いがわかりますか?

Img_4952

さらに寄るとこんな感じ。
タワシで擦った右側の表面は水に馴染むのに対し、
煤だらけになったままの左側は物凄く水を弾いています。

詳しいことはよくわかりませんが、
鍋底に付着した煤が影響していることは間違いなさそうです。

ナンデダロウ??

当たり前のようにも思えますが不思議です。
薪木の油分が含まれているからでしょうか?
でも、タワシで水洗いしただけで水に馴染むというのも
どうも腑に落ちないものがあります。
洗剤を使ったというのならまだ納得できますが...

そういえばこんな水の弾き方を他でも体験したことがあります。

1.古い土壁を土間に撒いて、その上に水をかけたとき
2.松煙・ベンガラの粉に水を垂らしたとき

いずれも私の予想に反して、
水が小さな玉となって表面に弾かれていたことを思い出します。

これはあくまで素人的な直感ですが、、、

今回の煤もこれらの事例も、
表面の微細な粉が影響しているような気がします。
粉同士の隙間の大きさと水の表面張力の関係とでも言いますか...

なんだかそんな類の現象じゃないかと思うのですが...

残念ながら私の知識では解明できません。
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら御一報ください。

金石健太

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2009年12月16日 (水)

シブ

こんにちは、水筒の蓋の締りが甘く、
出勤時の車の中で「水浸し」ならぬ「お茶浸し」になった金石です。
ズブ濡れになったリュックからは、
悲しい湯気が立ち上っていました...

さて、本日の実験報告。

Img_4937

これを鍋に放り込んで煮ます。

Img_4943

グツグツと煮込みました。

Img_4945

中身を濾すと、、、

Img_4949

完成。

この結果報告は2~3ヵ月後。
場合によっては2~3年後。

金石健太

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2009年12月11日 (金)

茅回収の失敗談

こんにちは、茅の重さを改めて痛感した金石です。

と言いますのも、、、
先日、茅場に干してあった茅を回収してきました。

その際、我々はトンガリ(=6把)毎に
足元を縛って運んだのですが...

これが重い!!

茅場からトラックといった水平移動は可能なのですが、
トラックの荷台に積み込むといった垂直移動には
少々束が大きすぎました...
重くて仕事になりません。

思い返せば、昨年は茅場で茅が乾ききらなかった為、
トンガリをばらして1把ずつトラックに載せたのでした。
そんな経緯をすっかり忘れていた我々は、
何の躊躇もなく「6把を1束」にしていたのでした。

言い訳がましくなりますが、
我々が「6把を1束」にしていたのにも多少の理由があります。
我々が学生時代にお世話になっていた
小谷村の茅場では「6把を1束」だったんです。

Dsc02891
そのときの様子。(写真の彼は学生時代の私)

当時学生だった私は、
それを「重い」と感じておりませんでしたので、
今回も無意識的にそれに倣ったわけですが...

「こんなはずじゃない」

と落ち着いて考えてみると、
小谷村では「小茅」と称される背丈の短い茅でしたが、
我々の茅はススキ、いわゆる「大茅」です。
ここに今回の失敗の大きなポイントが隠されていそうです。

小茅と大茅では背丈もだいぶ違いますし、
冷静に判断すれば束の胴回り寸法が同じでも、
大茅の方が遥かに重くなるはずです。
案の定、担げないくらいに重くなってしまいました...

そこで、今年の反省を踏まえ、
来年に向けての提案事項。

持ち運び作業の効率も考慮して、
3把毎にトンガリにして干す。
そして、回収時にはその3把を1束とする。

要検討です。

金石健太

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2009年12月 8日 (火)

無意識の行為

こんにちは、マスクをしたままコップでお茶を飲んでしまい、
見事に返り討ちにあった金石です。

すっかりマスクの存在を忘れておりました。
気付いたときには時既に遅し、
ダラダラと服の上にお茶がこぼれ落ちたのでありました...

さて、、、
先日、茅箒の握り心地について書きましたが、
それに関連して、
茅場でついついしてしまうある事を思い出しました。

それがこれ。

Img_4930

おわかりいただけるでしょうか?
何をしているかというと、
茅の葉を取って茎だけにしているのです。

葉は枯れてくすんだ色なのですが、
茎は表面がつるっとしていて、
結構鮮やかな表情を見せてくれます。

だからどうした?
と言われると返す言葉もないんですが、
何と言いますか、その...
ほんの些細な快感なんですよね、茎だけの姿にするのが...

休憩時間に会話をしているときとか、
近くの落ちている茅を拾っては、
チマチマと葉を剥いてしまいます。
これを何かに使うかというとそんな事はなくて、
だいたいの場合はポイッと捨ててしまいます。

そう、何の得もしないどうでもいい作業を
なぜだか無意識のうちにしてしまうんです、この私...

ある日、茅場でこの「無意識の行為」の存在に気付いた私は、
注意深く周りの人間の手元を観察してみました。

すると、皆会話をしながら
せっせと茅の葉を剥いているではないですか!
そして、茎だけになると、ポイッ!

あれ?
皆、同じことをやってる...

このときは「不思議なもんだな」程度に思っていたのですが、
先日、茅箒の握り心地に感動して、
初めて納得のいく結論が出ました。

茅の茎のツルツル感は、理屈抜きで触り心地が良い。

これ、万人共通の感覚かと思います。

金石健太

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2009年12月 2日 (水)

お気に入りの一品

こんにちは、唐突な話ですが、
このブログを書いている最中にしゃっくりが止まらなくなりました。
長期戦を覚悟した矢先、

「ナイスしゃっくり」

と同僚から妙なコメントを頂いたところ、
なんとそれがきっかけでしゃっくりがピタッと止みました。

以上、どうでもいい話...

さて、、、
本日は私のお気に入りの一品を採り上げたいと思います。

その一品とは、昨日のブログに登場した西山氏特製の「茅箒」。
これにすっかり心奪われてしまいました。
何を隠そう、この私、
このような代物は今まで目にしたことがありませんでした。
草の箒といえばモロコシ(正確にはホウキモロコシというらしい)
と思い込んでいた私には、
まさに「目から鱗」の一品です。

なんといっても軽いっ!!

普段の箒の感覚に慣れている方は、
間違いなくこの軽さに驚くかと思います。
このボリュームに対してこの軽さ...
芯がスポンジ状のススキ特有のものかと思います。

そして、一番のお気に入りは握り心地の良さ!

このつるっとした表面が手に良く馴染みますし、
この「握り心地」と「軽さ」のバランスがまた絶妙です。
なかなか憎い代物を作ってくれたものです。

肝心の使い勝手は未知数ですが、
かなり良さそうな気がプンプンしてきます。
調べると、以前はこのようなものが
日常生活の中に普通にあったようです。
ということは、それなりの使い勝手が期待できます。

とはいえ、事務所にあるこの箒は西山氏の物なので、
使い勝手を自ら確認するためにも、
ここはひとつ自分で茅箒を作ってみることにしました。

干している茅を回収しに、また茅場に足を運ぶことですし...

金石健太

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2009年11月27日 (金)

ニガテナコト

こんにちは、Tシャツやらトレーナーやら、
とにかく頭から被る上着を後前に着てしまう金石です。

何でですかね...?
どうも苦手です。
特に大人になってからはすこぶる苦手ときています。

先日も帰宅しようと事務所でトレーナーを着たところ、
良心的な同僚の土屋氏から、
「前と後ろが逆である」旨の有難い指摘を頂戴しました。

ちなみにこのトレーナー、
背中部分に大きくグループ会社の「桝一」のロゴがプリントされており、
前と後ろの違いは一目瞭然なのですが...
指摘されなければ、恐らくそのままの間抜けな姿で
夜の街を歩いていたことは想像に難くありません。

人間、誰しも苦手なことはあるかと思いますが、
私の場合、大人としてかなり恥ずかしい気がします。
まぁ、私自身は当の本人ですからよしとして、
周囲の人間はかなり恥ずかしい思いをすることでしょう。

厄介なことが苦手になったもんだ...

と笑い飛ばして済ますこともできますが、
これをネタに笑いを取り続けていくのは、
我が身を削りすぎている感もあり、、、
ちょっと己を分析して、
自己改善に取り組んでみることにしました。

そもそも、本当に周囲の人間は
前と後ろを正しく着れているんだろうか?

こんな疑問が頭をよぎります。
断っておきますが、いくらうっかり者の私でも、
毎日毎日間違えてるわけではありません。
せいぜい年に2~3回くらいです。

年に2~3回くらいは間違って着てしまうことだってありませんか?
私の勝手な想像ですが、
絶対にあると思うんですけど...

ただ、きっと着た後に違和感を感じて、
自分で着直すんじゃないかと思うんです。

違いますかねぇ?

もしそうだとすると、私の苦手なことは
「頭から被る上着を後前に着てしまうこと」ではなく、
「後前に着てしまった上着の違和感に気付けること」
のような気がします。

う~ん...

今までは前者で捉えていましたが、
後者のように考えれば、私の性格上、
思い当たる節がかなりあるような...

一言で言うと、
「着心地に対して大味」なのかもしれません。

服の穴から手と頭が出ていればOK

とは少々言いすぎですが、
そんな感覚が全くないわけでもなく...

もう少し「着心地」に敏感でありたいと思います。
実も蓋もない話を長々と、本当に申し訳ございません。
あしからず...

金石健太

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2009年11月24日 (火)

モノの縁(エッジ)観察日記 ~その1~

こんにちは、電車の車内で爆睡し、
大胆にヨダレを垂らしていた金石です。

先日、気持ちの良い陽気に誘われて、
家族で善光寺へお参りに行く機会がありました。

Img_3991

最近、「モノの縁(エッジ)」に興味津々の私は、
ついつい信仰心を忘れ、
あれこれと脇道に逸れては素材を観察しておりました。
この日も石畳に夢中になり、
ずっと下を向いて参道を歩くという始末...

Img_4010

善光寺参道の石畳です。
ノミで切り出されたであろうこの敷石たちは、
多くの参拝者がこの上を歩いたおかげで、
今や磨きをかけたような、
つるっとした表情になっています。

で、しばらく歩くとこんな石が目に飛び込んできました。

Img_4009

参道と自動車用の道路が交差する箇所の舗装です。

私の撮影した写真でもわかるくらい、
素材の深みの違いは明らかです。
もちろん、積み上げてきた年月の差は歴然ですし、
両者に優劣をつけることにはあまり意味がないようにも思います。

でも、、、

「何かが違う」という心の中の直感は拭いきれません。

そこで私、よく両者を観察してみました。

で、結論。
石の表面の素材感の違いはさておき、
両者の目地の違いは考察の余地あり。

さすが「モノの縁(エッジ)」に興味津々な男。
目の付け所がマニアックです。

こうして改めて比較してみると、
目地の処理って案外全体の雰囲気に及ぼす影響が
大きいようにも思えます。

言うまでもないと思いますが、
前者の方が遥かに深みが感じられます。

建設業界に身を置き、
あたりまえのように思っていた「目地」の処理ですが、
善光寺の石畳はそんな「あたりまえ」を
見事にぶっ飛ばしてくれたのでありました。

金石健太

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2009年11月18日 (水)

茅刈り@木島平 2009

こんにちは、手持ちの金が1万円なのに、
誤って1食6万円もする朝食を頼んでしまい、
あたふたするという間抜けな夢で目が覚めた金石です。

のん気な夢ですね...
私の思考回路がバレてしまいそうです。

さて、本日は見事に天気を読み違えて、
カッパを着て茅刈り作業の1日となりました。

「カッパを着て」といっても雨対策ではないですよ。
山間部の季節はもはや冬、
カッパは舞い落ちる雪対策です。
そんな状況での作業であったため、
当然、作業の様子の写真はありません。
スイマセン...

まぁ、雨降りの思いを考えれば、
雪のほうが遥かに作業はしやすいです。
手はかじかみますが、体は思ったほど濡れません。
動いていれば体が凍えるようなこともありませんし、、、

そんなわけで、今日は天候の割に作業は順調に進みました。
昨年は約1週間費やした木島平での茅刈りでしたが、
今年は先日の雪の影響でほとんどが倒れ、
結局、2日間の作業で全て刈り終えてしまいました。

収穫量は昨年の3分の1弱といったところです。

明日、またこの茅場に道具を回収しに行くので、
そのときに現場の写真を撮って、
再度ここで報告します。

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今年のトンガリ帽子はこんな感じ。

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見事に倒れてしまった茅...

金石健太

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