霧霞
こんにちは。今朝菅平が日本で一番冷え込んだそうです。土屋です。
さて、この時期の朝方、小布施は霧に包まれることがよくあります。
濃いときには数10m先も見えないようなときがあります。
朝霧は盆地に発生しやすいようですが、小布施は長野盆地に位置し、
扇状地という地形も影響しているのかもしれません。
このように霧がかかって、周囲が霞んで見える情景を「霧霞」、
っていうんだろうなと、私は勝手に思っていましたが、
タイトルを見て違和感を持った方はいませんか?それもそのはず、
辞書で調べてみたところ「霧霞」なんて用語はありませんでした。
ちなみに、「霧」、「靄(もや)」、「霞」は似たような用語ですが、
辞書にはこんな風に書かれていました。
「霧」「霞」「靄」は、発生的には同じであるが、
見通しの程度が一キロメートル未満のものを「霧」、
一キロメートル以上のものを「靄」という。
「霧」は、季節としては秋、時刻は朝夕夜に出るものをいい、
「霞」は、春の霧をさし、主として昼間に見られるものをいう。
「雲」「霞」は遠くに見えるもの。「霧」「靄」はその中にいていう。
(「角川 必携 国語辞典、角川書店」より抜粋)
これによると「霧霞」なんて用語はおかしなことになっていますが、
言葉の響きとしてはきれいで、アリな感じがするのは私だけでしょうか。
いずれにせよ、思い込みとは恐ろしいものですが、
こうした言葉の思い込みは他にもたくさんありそうな気がします。
こちらは今月初旬に茨城に行ったときに、筑波山から見た「雲海」です。
山を上がって行く途中は「霧」でしたが、上から見下ろすと「雲」になる。
なるほど、辞書の説明は正しいですね。
小布施の霧も、一度上から見てみたいものです。
土屋 直人
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