計算シリーズ

2008年12月24日 (水)

髪と茅葺き ~総集編~

こんにちは、日曜日の運動による筋肉痛が
未だに残っている金石です。

筋肉痛自体はちゃんと翌日から来たのですが、
どうやら1日だけでは治らない体になってきた模様です...

さて、髪と茅の比較の続きです。

あっ、そもそも「頭皮と屋根面積」、「髪の毛と茅」という
比較しがたい両者を採り上げているため、
かなりどうでもいい内容になります。
あらかじめそのつもりで、、、

まずは覆う対象物の面積比較。
仮に頭を半径10cmの球体として、その半分に髪が生えているとすると、

 髪の毛のある頭の面積:0.063[㎡]<浄光寺の屋根面積:300[㎡]

屋根面積は頭の4777倍の面積。

続いて、覆う物の太さを比較してみます。
髪の毛の直径を0.07mm、茅の直径を6mmとすると、

 髪の毛の断面積:0.00385[m㎡]<茅の断面積:28.3[m㎡]

茅は髪の毛の7340倍の断面積。

ということは...
屋根面積を4777分の1にして頭の大きさで考えると、

7340÷4777≒1.5[倍]

要するに、茅を髪で例えると、
普通の毛髪の約1.5倍の太さに相当することになりそうです。

なるほど、茅って結構「剛毛」...
まぁ、これは直径を6mmとしたからであって、
茎の細い小茅であれば、太さは髪と同じ感覚になりそうです。
この計算方法が合っているかは謎ですが、
使えるような使えないような数字が出てきました。

ちなみに、茅葺き屋根を頭に載せたとすると、
約30倍の密度で髪が生えていることになります。
「それだけ密にすれば、さすがに頭皮は濡れなそうだ」と妙に納得した
金石健太

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2008年12月18日 (木)

茅の数

こんにちは、未だに髪と茅を比べ続けている金石です。

「人の髪の量は約10万本」

先日、ある書籍でこんな数字を目にしました。
そういえば、以前の西山氏のブログで、

浄光寺の茅葺き屋根に葺かれている茅の数は約300万本

という数字が出てきました。
髪と茅を比べ続けている私にとっては、
かなり興味をそそられる数字たちです...

というわけで、、、
本日はまず、300万本の茅というものがどんな数字かを探ります。

まず、昨年工事をした浄光寺の茅葺き屋根では、
概算で約300万本強の茅が使われたことになります。
ちなみに屋根面積は325㎡。

単純計算すると、、、

300万[本] ÷ 325[㎡] = 93[本/㎡]

つまり、1m×1mの四角の中に
約100本の茅が葺かれている計算になります。
ということは、、、

1cm×1cmの四角の中に1本の茅...

う~ん...
そういえばそんな感じだったかも...?

実際には茅の芯の部分の他に、
葉っぱがあったり茅同士の隙間があったりなので、
この概算はなかなか的を得ているように思います。

しかしながら、こうして改めて数字にしてみると、
茅葺き屋根って結構フワフワしています。。
なんとなくもっと密に詰まっているかとも思っていたのですが、
この程度なんですね。

では、次回は髪との比較です...

金石健太

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2008年11月27日 (木)

驚きの数字

こんにちは、寝違えて左側に首を振れない金石です。

普通、寝違えたらお昼ごろには治ると思うのですが...
今回のはどうやら頑固者のようで、今も尚、痛いです。
夜中に間違いを訂正してくれるサービスがあったらいいのに...

さて、今年の茅刈りも軌道に乗ってきたところで、
我々の一日の作業で収穫できる茅の量がわかってきました。
厳密に言うと、茅の太さや生育状況で量は変わってくるのですが、
だいたいの平均値が感覚として掴めるまでになりました。

Img_1892

この写真は6把を束ねて1つのトンガリ帽子を作った状態。
我々が1日作業すると、1人当たりこれが4~6個できることがわかりました。

ということは、

 6[把] × 5[トンガリ/日・人] = 30[把/日・人]

これが1人1日当たりの収穫量です...

ん!?

去年はこんな数字だったっけ???

資料を見返してみました。
すると、

 「約25人工で270束相当の茅を刈り取り」

というメモを発見!
ということは、

 270[束] ÷ 25[日・人] = 10.8[束/日・人]

!!!
なんと約3倍の収穫量になってます!

去年は初めての作業であったり、
古茅や雑草を掻き分けながらの作業だったもんな...
それを思うと、確かに今年の作業はかなりはかどります。
それにしても、こんなに違うとは正直驚きです。

金石健太

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2008年10月 6日 (月)

123456

こんにちは。昨日野球の試合で張り切りすぎて両足筋肉痛の、土屋です。
最近は全力疾走をすると足がもつれます。

さて、先日野球やら買い物やらで車に乗っていると、
記念すべき瞬間が訪れました。

Ca390103_2

大した記念ではありませんが、12万km以上乗った車でしか見れない瞬間です。
5年前、中古で買った時には走行距離は56,000kmでしたので、
私は67,000キロほど乗ったことになります。

この12万km、どれくらいの距離かというと、
地球の円周がおよそ4万kmということなので、
地球を3周もできる距離になります。
私が買ってからでは1.5周はしている計算になります。

さてさて、京都議定書により日本は、
2008~2012年までに1990年比で-6%の温室効果ガスの排出量削減、
というのを目標値としていますが、
単に車だけで考えた場合、私が6%削減するためには、
どれくらい車に乗る距離を減らせばいいのでしょうか。

 67,000 [km] ÷  5  [年]= 13,400 [km/年]
 13,400 [km/年] × 0.06 ≒ 800 [km/年]
 800 [km] ÷ 365 [日]≒ 2 [km/日]

ざっくりな計算ですが、年間でおよそ800km、一日ではおよそ2km、
車に乗る距離を減らせば-6%の排出を削減できる計算になります。
2kmといえば、町内のスーパーに買い物に行くくらいの距離ですが、
今までは当たり前のように車で行っていました。
800kmといえば、長野から北は北海道、南は九州までくらいの距離です。

こうしてみると、-6%というと結構厳しい数字だという印象を受けます。
企業レベルはもちろん、個人レベルでの努力も必要な気がします。
買い物は毎日行くわけではありませんが、
まずは、町内に買い物に行くときくらい車を使わないようにする、
できそうなことからコツコツとやっていきたいと思います。

土屋 直人

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2008年9月 9日 (火)

続・籾殻計測中

こんにちは、西山です。

え~、先日より籾殻を数え始めたわけですが、
Img_1678
おさらいになりますが、
単位量あたりの籾殻の数を数えるために、
私が選択したのが、
ご覧の通り、一合桝です。

この中の籾殻の数を数えればいいわけです。

まず私が用意したのは、
2枚のコピー用紙とピンセット。

まず一枚の紙の上に桝の籾殻をあけました。
そしてその中から籾殻をひとつずつピンセットでつまみ出し、
隣に敷いたもう一枚の紙の上に並べていきました。

Img_1679
こんな感じです。

写真を見てお分かりになるかもしれませんが、
籾殻の山からピンセットで隣の紙に移す際に、
複数の籾殻を組み合わせて、
なから一粒を覆うような籾殻になるように、
組み合わせていきます。

大体半分くらいの籾殻片ならば、
同じくらいの籾殻片とペアにし、
3/4くらいのものには1/4のものを組み合わせる・・
といった具合で並べていくので、
なかなかはかどらないんですね・・。

Img_1680

しばらくやってみました。
横一列で10粒
ちょうど100粒並べたところです。

一粒ずつ並べていくのは、きれいなのですが、
ただでさえ膨大な時間がかかりそうなところに、
さらに無駄な時間を積み重ねているような気がしたので、
ここからは、ただ紙から紙へと移していくだけにしました。

Img_1682
小一時間の成果です。
言わなくてもわかると思いますが、
左から右へと、数えています。

・・・・・

籾殻数え、しばらくかかりそうです。

西山哲雄

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2008年9月 4日 (木)

籾殻計測中

こんにちは、西山です。

先日のブログで宿題としておいた、
籾殻数えに挑戦しはじめました。

80㎥の籾殻を全部数えることは
さすがに無理なので、
ある単位量の籾殻を数えて、それを80㎥になるように
何百倍か何千倍かわかりませんが、
掛け算してあげればいいと思いました。

それで、何を単位にしたのかというと・・

Img_1678
ご覧の通り、一合桝です。

まず、これを何倍にすれば80㎥になるのか
計算してみました。

一合は約180.39ミリリットル(0.18039リットル)です。
80㎥は、80000リットルなので、

80㎥=80000÷0.18039=443483.56339・・・
 
要するに、80㎥は約443484合ということです。

求めたいのは、80㎥がご飯何杯分か?ですから
そのためには、お茶碗一杯のご飯が何粒なのか
わからないといけません。

独自調査の結果、茶碗一杯に150グラムのご飯を盛った
として、3000~3500粒くらいになるということがわかりました。

以上を踏まえて、茶碗一杯=3200粒としたいと思います。

 
ということは、一合の中の籾殻がα粒だったとすると、
80㎥の籾殻は、

α×443484÷3200

という計算式で導かれることがわかりました。

それで、肝心の一合に何粒分の籾殻が入っているのかというと

・・・・・・

え~、計測作業に予想以上に時間がかかっており、
只今、停滞中です。

鋭意作業中ですが、もうしばらくお待ちいただけると幸いです。

西山哲雄
 

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2008年8月22日 (金)

小姑と籾殻

こんにちは、
ソフトボールの金メダルが
我がことのようにうれしい、
元ソフトボーラー西山です。

・相変わらず、毎日大量の籾殻を袋に詰めておりますが、
 これだけ籾殻と向き合っていると、 
 自然と籾殻のことばかり考えてしまいます。

 先日のブログで、80㎥という大量の籾殻を
 いろいろな大きさに換算して、
 何杯分という計算をしてみましたが、
 たりなかったものというか、
 そもそもこれで計るべきだったのでは?
 というものを思いつきました。

 まあ、単純な疑問なんですけどね、
  この大量の籾殻は、
  いったいご飯何膳分なのだろう?
 と思ってしまったのです。

 ・・・・・

 何膳分だと思います?

 自称修景事業ブログ計算シリーズ担当としては
 どうにかして調べてみたいと思っています。

 
 

・本日、とある監査がありました。
 私は修景事業の代表として立ち会ったのですが、
 「監査」なんて聞くと、
 どうもあら探しをされるんじゃないかと思って、
 小姑のいびりに対抗する嫁
 みたいな気分でいたのですが、
 実際の監査のほうは、
 そんな重箱の隅をつつくような感じではなく、

  我々の会社のために、
  会社全体の状況を把握しつつ
  そのなかで、
  我々が気づいていないウィークポイントを探し、
  それに対する対策を検討する

 というような、かなり親身なものでした。

 変な警戒をしていた自分が情けないですが、
 監査の終盤では、ちょっとした雑談もできるほどに
 監査員のかたとも打ち解けることができました。

 しかしまぁ、監査員というのも大変な仕事らしいです。
 全国津々浦々の会社に出向き、監査をしているということで、
 毎日毎日が、移動の日々ということです。

 そんな話を聞くと、
 いろいろな場所に行くことができていいなぁ
 と思ってしまうのですが、

 移動が楽しいのも、最初の一ヶ月くらいだけ

 で、それ以降は・・・なのだとか。

 そんな話を聞きつつ、監査は無事終了したのですが、
 改めて思い返してみて、一つ気づいたことが。

 勝手な想像なのですが、
 あらを探してやろう
 というような、ある種の悪意のようなものを持って、
 小姑的立場で監査するとすれば、
 非常にくたびれるのではないかな?
 と思ったのです。

 一回や二回ならそれでいいのかもしれませんが、
 毎日毎日となると、
 そういった立場に立ち続けるのは
 労多くして功少なし
 というか、自分にとっても、
 何の得もないのかなと思います。

 それよりは、
 相手の会社を助けよう
 といった気持ちで監査したほうが、
 誰のためにもなるはずです。

 だから、監査員のかたは
 非常に親身な態度だったんだ
 と、勝手に合点がいったのでした。

 西山哲雄

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2008年6月24日 (火)

いざ秋田。その5

こんにちは、
ここ二日ばかり、延々と釘を抜いている
西山です。

秋田での旅で、最も印象的だった言葉のひとつに

「昔は、70年生の木(秋田杉)を、草と呼んでいた」

その昔、大館をはじめとする秋田杉の産地では、
樹齢200年を超える秋田杉が、
すごい勢いで伐採された時期があったそうです。

ちなみに、樹齢200年をこえるような
天然の秋田杉のことを「天杉」と呼ぶそうです。
(天然のものを「秋田杉」、植林されたものを「秋田スギ」と呼ぶ区別もあるようです。
 くわしくはこちら。)

その量、最盛期にはなんと年間60万㎥の天杉が、
伐採・供給されていたとのことですから、
まさに一大産地だったわけです。

そんな時代に、樹齢70年の杉が、「草」と呼ばれていたわけです。
樹齢70年の杉といえば、いまではかなり立派な材ということになるでしょうが、
それが、「草」と呼ばれる時代だったわけです。
いかに大径木の天杉が、無尽蔵(と思えるほど)に、あったかというのが
お分かりいただけると思います。

私はこの一言が、かつて天杉を取り巻いていた環境を
見事に言い表している言葉に思えてなりません。

100_3283_2
天杉の林を案内していただきました。
車を降り、しばらく歩くと・・

100_3284
どうです、この迫力!
伝わりますかね?

「木だけの写真じゃ、大きさが伝わらないんだよね」
というアドバイスに従い、撮った写真がこちら↓

100_3285
どうですか?
大きさが少しはわかっていただけたでしょうか。

こんな巨大な天杉が林立する様は、
言葉では言い表せないほどです。

100_3286
Img_1429_3
特に大きい木には、このような札が立っています。
高さ50メートルというのもすごいですが、
注目すべきは、材積。
この木一本で、29㎥ですよ!
正直、29㎥がどのくらいの量なのか
実感がわきませんが・・。

しかし、さらに驚きなのが、
上で述べたように、最盛期で年間60万㎥ですから、
この巨木2万本分の量を一年間で切り出していたということです。

もはや想像すらできない量です・・。

秋田杉に圧倒された一日でした。

いままで見てきた材木は、
ほとんど「草」だったに違いない
西山哲雄

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2008年3月13日 (木)

重さ。。

今晩は、西山です。

前々回のブログにも書きましたが、
一週間ほど前のこと、
私は所用のため、新潟へ行ってきました。

所用というのは何かというと、
我々、とある事情により、
大量の籾殻が必要になったんですね。
それで、その籾殻をわけていただく相談に
新潟まで行ってきたわけです。

籾殻をもらうために、なぜわざわざ新潟まで?
と思いますよね。

少しの量でしたら、近くでも手に入ると思うんです。
でも、必要な量が尋常ではないのです。

あれは、今からひと月ほど前のこと・・。
私は、必要になる籾殻の量を計算してみたのですが、
計算機のはじき出した数量は、

・・なんと80㎥。

1㎥は1メートル×1メートル×1メートルですから
80㎥は、その80倍。
そこまではわかります。

しかし、
今まで80㎥の何かを扱った経験がない私には、
その数字がどのくらいのボリュームとなるのか
想像さえできませんでした。

そこで、
ためしに、いろんなもので置き換えてみました。

東京ドーム   0.000064個分
8畳間              3部屋分   (天井高2.2メートルとして)
ミキサー車       14.5台分     (大型車1台:5.5㎥)
風呂桶           266杯分     (風呂桶1杯:300リットルとして)
ドラム缶          400本分      (ドラム缶1個:200リットル) 
牛乳パック       80.000本分
一合桝       443.481杯分        (1合:0.180391リットル)

ちなみに、80㎥の籾殻が、水だったとすると・・
牛丼        40杯分(牛丼1杯つくるのに必要な水:2000リットルとして)

すこしは想像ついたでしょうか?
結構な量なんですね。
しかも問題なのは、
その入手した80㎥の籾殻を
かなりせまい場所に入れなくてはならないということ。
一度に少量ずつしか入れられないんですね。

そしてもうひとつ。
その、かなり狭い場所には、すでに同量の籾殻が入っているんです。

つまり、かなり狭い場所に入っている80㎥の籾殻を出し、
新たに80㎥の新しい籾殻を入れるという流れなのです。

・・・
実際にやるのは、少し先の話なので、
またおいおい紹介していければと思います。

そんな楽しい仕事が先に待ち構えているわけですが、
ひとつ救いなのは、籾殻の重さ。

籾殻ってかなり軽いですよね。
しらべて見ると、その比重は0.1だとわかりました。
水が1.0ですから、水の約1/10。

先日私が格闘した、新雪がやはり0.1ですので、
新雪を扱うのとほぼかわらないということです。

再び計算です。

 水は 1g/c㎥ = 1000kg/㎥

なので

 籾殻は  1000kg/㎥×0.1=100kg/㎥

つまり

  80㎥×100kg/㎥=8000kg=8t

80㎥の籾殻は8トンということです。
ちなみに、同量の水は80トン。
コンクリートなら184トンです。

水やコンクリートに比べれば、
雲泥の差ですが、
それでも8トン・・。

計算して、自分を勇気付けようとしたのですが、
あえなく失敗しました。

気を取り直して考えれば、問題は
まあ、8トンを何分割していくかってことですよね。
8トンを持ち上げろってんじゃないわけで。

一気に1㎥運ぼうとすれば100キロですが、
牛乳パックなら、1回わずか100グラムですから!

・・ただし8万回ですが。

追伸
たった今、ものすごく刺激的な講演会から帰ってきました!
興奮さめやらぬ状態で今、これを書いていますが、
その報告は、明日以降ということで。

それでは。

トンという単位には、てんで実感のわかない
西山哲雄

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