小布施のできごと

2009年12月24日 (木)

氷土

こんにちは、西山です。

・最近我々は、穴を掘っています。
 かなり大きな穴です。

 スコップで掘ったら・・と考えるだけで
 途方にくれてしまいそうな、大きな穴です。

 そこで今回我々は、バックホー(油圧ショベル)という
 文明の利器の力を借りることにしました。

 バックホーで一回すくうと、それで一輪車約一杯分。
 一輪車一杯分のベトをスコップですくうことを考えれば、
 圧倒的な早さです。

 これで大きな穴もへっちゃら・・のはずなのですが、
 問題は、その便利な機械を操る我々の腕前・・・・
 なかなか悪戦苦闘しています。

・ここ数日の小布施は、いよいよ本格的に寒い日が
 続いておりまして、
 最低気温が-8℃なんていう日もありました。
 
 これだけ寒いと、穴を掘るのも大変です。
 地面の表層が数センチにわたって凍り付いていて、
 ベトを掘っているのか、氷を砕いているのか
 よくわからない状態に。

 ちなみに、そんな状態ですから、
 スコップはまるっきり歯がたちません。

 カキーンという金属音と手のひらに鈍い痛みが残るだけ・・。

 
・冬に地面が凍りついて、スコップなんか歯が立たないというのは
 長野では当たり前のことかもしれませんが、
 庭の水溜りに凍りが張ったということが
 食卓の話題になるような温暖なところで育った私としては、
 かなりの発見でした。

 ・・・いやぁ、冬になれば地面が凍って、固くなってしまう
 ということは、なんとなくわかっていましたよ。
 これでも長野暮らし10年以上ですから。

 でも、これほどまでとは・・。

 体験して初めてわかりました。

 
 ちなみに、12月22日の長野市の気温は 3/-8℃(最高/最低)、
 同じ日の故郷は、10/-1℃(最高/最低)でした。
 ・・・さすがに、氷くらい張ったかな?
 

 
・先日、旅をしてきました。

 001
 001_2
 002

 ↑こんなところに行ってきました。

 
 さて、ここはどこでしょう?

 
 わかった人は・・、西山まで。
 (どうにかして、連絡ください。)

正解は次回
西山哲雄

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2009年11月11日 (水)

「たたこう!たたき」ワークショップ開催!

さて、本日の小布施ッションの講演に先立ち、
講師の川向先生が所長を務める、
小布施町まちづくり研究所のスタッフとともに、
「たたきブロック」をつくるワークショップを行いました。

朝から雨が降り続くあいにくの空模様の中、
一般の参加者や学生スタッフ、
あわせて30人を超える方にご参加いただきました。

今回のワークショップは、
農家の土間などに一般的に使われていた「たたき」の技術を使って、
土のブロックをつくろう、というものです。
(詳しくは、以前、小布施町の小学生を対象に行われたときの、
こちらの資料をご覧下さい。)

_mg_0320
作り方などを説明する川向先生(右)と学生スタッフ(中央)

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_mg_0364
ワークショップの様子

色の違う3種類の土を使い、
順番に型に入れてはひたすらたたくという作業ですが、
7cm角のブロックを作るのに30分程度かかります。

雨降りのため、急遽、加工場を利用しての開催となり、
皆さんには窮屈な思いをさせてしまい申し訳ありませんでしたが、
そんな中、一生懸命たたいてたたいて、たたきまくって下さいました。

土をひたすらたたくという非日常的な行為の中で、
自分の手で何かを作りあげる楽しさと、
「たたき」という技術とその大変さを、
感じていただけたのではないかと思います。

実際、皆さんに作っていただいたものがこちらです。

100_4302
※翌日の様子

また、皆さんがたたきブロックをつくる隣では、
学生スタッフによって「版築ベンチ」がつくられました。
(「版築」とは、たたきの技術を垂直に積層したものをいいます。)

_mg_0389
100_4301
作業の様子

100_4306
※翌日の様子

上に座面の板を載せたら完成です。
皆さんに作っていただいたブロックは、
このベンチの周りで使用したいと思いますので、
後日、施工したようすをお伝えできればと思います。

寒い中、最後まで一生懸命たたいて下さった参加者の皆さん、
事前の準備から当日の指導や運営をしていただいた、
東京理科大学・小布施町まちづくり研究所の皆さん、
ご協力ありがとうございました。

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2009年9月28日 (月)

できたこととできなかったこと

こんにちは、西山です。

最近、私の周りで開催されるイベントがいろいろとあり、
ほとんど週末ごとに、何らかの催しものに出て行ったりしています。

・個人的にもかかわりのある「まちとしょテラソ」では、
 ここ一ヶ月ほどのあいだに、立て続けに行事がありました。
 
  
 高野登氏講演会・交流会

 では、これからは「量」の争いから「質」の争いになるだろうという
 特に興味深かった話のほかにも、次から次へと
 琴線に触れるお話をいただき、
 また、高野氏の本当に暖かい人がらにふれることができ、
 大変貴重な経験を得ました。

 まちとしょテラソ市 

 は、リンゴ箱1つが出店者の「店」となり、そこに並べた古本を売る
 という企画で、私は出店者として参加させていただきました。

 普段から本は好きで、よく本屋さんにも行くし、家に本も割とあるので、
 気軽な気持ちでいったのですが、
 ただただ自分の売りたい本を並べても、
 全然見向きもされなかったり、
 同じ本でも、テーマを設けて並べるなどと工夫することで、
 お客さんの注目度も上がったりと、
 「本」を介したコミュニケーションというものを
 身をもって学ぶことができ、とても面白かったです。

  
 『世界一のパン~チェルシーバンズ物語』出版記念会と原画展
 

 は、岩崎小弥太さんとミス・パウエルの絆から始まった人の輪が
 大きく結実したような、すばらしくあったかい会でした。

 そしてなにより、チェルシーバンズがおいしかった・・。
 
 ・・・・・・

 と、こんな感じで行事が目白押しでしたが、
 どれも、人との縁というものを感じる、とても小布施らしい
 行事だったのではないかと思います。

・9月19日には、今年1月の小布施ッションの講師、
 ナガオカケンメイさんの取り組み「NIPPON PROJECT」として、
 「D&DEPARTMENT PROJECT NAGANO by COTO」
 オープンしました。

 
 前日の18日にはオープニングパーティが開かれ
 私も張り切って参加してきました。

 D
 諏訪の御柱の木遣り
 木遣り初体験でしたが、最高でした!

 D_2
 ベーコンとチーズときのこのトースト
 美味!!

・まだ会期中ですが、
 益子で「土祭」が開催されています。

 少し前にこの祭の情報を知ってからというもの、
 行ける機会を虎視眈々と狙っていたのですが
 残念ながら叶わぬ夢となりそうです。

 本当はシルバーウィーク中に行くチャンスがあった
 のですが、
 私が漠然と描いていた益子へ道程にくらべ
 ずいぶんと時間がかかることがわかり、
 また、渋滞に巻き込まれたらそれこそ
 何時間かかるかわからないと判断して、
 その日は別の場所へ向かいました。

 そこでも、すてきなご縁に恵まれたので
 それはそれで、充実した休日になったのでした。
 
 ・・・・・・
 
 と、
 一度は諦めがついていたのですが、
 ナガオカさんの日記を読むにつけ、
 諦めきれない気持ちがふつふつと・・・。

 でも、多分いけないです。

 来年も開催されるのかわかりませんが、
 是非期待したいところです。

 そしてだれか、私の代わりに行ってきて下さる方が
 いらっしゃれば、是非どうぞ!

・少し前もブログにも書きましたが、
 現在「おぶせミュージアム」では
 「水野学展」が開催中でして、
 シルバーウィーク中には
 水野学さんと中島千波さんのトークショーが
 開催されました。

 これまた大分前から、手帳に予定を書き込み
 楽しみにしていたのですが、
 やむにやまれぬ事情により、断念しました。

 それでも残り少ない会期のなか、
 もう一度は彼の絵と対面してきたいと思います。

このような感じで、ここ一ヶ月ほどは
さまざまなイベントに顔をだし、
さまざまなイベントをあきらめ、
そんな日々を送っていましたが、
振り返ってみればなんだかとても充実していた
気がします。

願い叶わなかった諸々の事は残念ですが、
それを諦めたことで得られたものもあったわけで、
またの機会を楽しみに待ちたいと思います。

以上、超個人的近況行事報告でした。

追伸
これから先の超個人的要チェック行事としては、

 
 10/3 谷川賢作ライブ@BUD(小布施)
 10/10 秋も一箱古本市@不忍ブックストリート(東京)
 10/17・18 クラフトピクニック@あがたの森(松本)
 10/24 第4回北信濃地域づくりサミットin飯山市・斑尾高原
 10/24 WAKITA MUSEUM OF ART
      建築ワークショップ Vol.6@脇田美術館(軽井沢)
 10/31 安藤忠雄講演会@飯山
 10/31~安曇野スタイル
      唐木さち 安曇野 深秋を生ける―信州の作家とともに
                      @安曇野ちひろ美術館
 11/7・8 女子ソフトボール一部リーグ
       決勝トーナメント@京都

こんな感じです。
日にちが重なっているものもあるので、明らかに全てに
参加することは不可能なのですが、
すこしでも多くの場所へ行けたらと思っています。

きっとそこには素敵な出会いが待っているでしょうから。

西山哲雄

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2009年8月28日 (金)

きりがある

こんにちは、西山です。

・きりがないという言葉があります。

 どういう意味か、みなさんご存知でしょうが、一応・・

  きり【切り】
  ①続いていたものの終わり。くぎり。

  ②[「切りがない」の形で]終わりがない。際限がない。
   「いくらやっても―がない。」

            (大野晋『角川必携国語辞典』348頁)

  「きりがない」の形ではのっていないんですね・・。

 それはともかく、上の②を参照すれば、

   きりがない=終わりがない

 ということになります。
 
 この言葉は、わりと頻繁に会話のなかに登場しますし、
 ややもすれば、自分でも比較的容易に使ってしまう
 便利な言葉になっているように思います。

 しかしです。
 そういうときのことをよくよく思い出してみてわかったことは、
 本当に「切り」が無いことなんて、そうそうはない
 ということでした。

 私自身に限って言えば、
 「きりがない」と言ってしまうときは大抵そのうらに
 「面倒くさい」という気持ちがセットであるようで、
 本当は少しだけ手間を惜しまなければ、
 きりはあるのです。

 そうはいっても、本当にきりがないことも
 なかにはあるわけで、
 (いいたとえがでてきませんが・・。)
 とすれば私としては、
 「きりがない」と「きりがある」の境目を
 知りたいと思います。

 たぶんそれは、
 物事によって違うのは当たり前だし、
 個々人によっても違うはずです。

 だから私は
 「やってみなきゃわかんねぇ」精神で、
 その境目を探したいと思うのです。
 
 

・秋、大きな木の下で、次から次へ落ちてくる葉っぱを拾う。
 なんていう行為も、
 「きりがない」と言われかねないことの典型ではないかと
 思います。
 
 しかし、その大きな木についた葉っぱの数は有限で、
 一度落ちてきて拾った葉っぱは、
 もう二度と拾うことはないわけです。

 だから、本当は「きりがある」のです。

 ・・・

 単純作業の繰り返しで、心が折れそうなときに、
 よくこんなことを思います。
 

・もし池田学さんの絵を上からなぞれと言われたら、
 それは多くの人にとって、
 「きりがない」ことなのかもしれません。
 
   注)池田さんの絵は、一日根詰めて描いても
     10cm四方を描くのが限界らしいです。

 私がやれと言われても
 
  「こんなのきりがないよ・・。」

 と言ってしまうと思います。
 だけど当たり前ですが、池田さんにとってそれは

 「きりがある」こと

 なんですよね・・。

・考えてみれば、昔の職人仕事なんていうのも
 現在の基準で考えれば

 「きりがない」ことなのかもしれません。

 
 「昔の職人は、よくこんなものやったもんだ」
 「いまはこんなつくり方だれもできない」

 というような話を、建築の世界でも良く耳にします。

 ほかの世界でも、同じでしょうか?

西山哲雄

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2009年8月25日 (火)

住観光

こんにちは、西山です。

視界に入っていても、「見よう」と意識しなければ
「見えないもの」は割と多いと思っています。

そこらじゅうに張り巡らされた電線も、その類でしょう。

電線のように、いったんその存在に気づいてしまうと
もう「無かったこと」にはできないような厄介者もありますが、
そういった悪者でなくても、
見慣れてしまえば「背景」に埋没してしまうようなものも
あります。

私が住み、働く小布施町には、たくさんのイベントがあります。

 小布施見にマラソン

 小布施音楽祭
 
 北信濃小布施映画祭

 おぶせTシャツ畑

 安市

 境内アート

 ・・・・

少しまちを歩いてみれば、このようなイベントの告知ポスターが
そこかしこに貼られているのに気づきます。
また、そういったものに加え、
町内にたくさんある美術館などの企画展のポスターなども
これまた沢山ありますから、
沢山のポスターで彩られたお店もよく見かけます。

こんな状態ですので、これはあくまで私の場合ですが、
これらのポスターをまちで見かけても、
「見ている」はずなのに「見ていない」ことにしていると
気づきました。

新しいポスターが貼ってあっても、
イベント名などは見て、何のポスターかくらいは理解するのですが、
よく見てそれ以上の情報を得ようとするようなことは
これまであまりありませんでした。

首都圏ならともかく、
地方において自分の住むまちで、
それだけ沢山のイベントが開催されていることは、
本当はすごいことで、
大いなるチャンスでもあると思うのですが、
住んでいるまちであるが故に、それらが日常化してしまい、
実際に行こう!ということにならないのかったのかもしれません。

・・・・・・・・・

というわけで、前置きが長くなりましたが、
たまには自分のまちを観光してみようということで、
先日、おぶせミュージアムに行ってきました。

ミュージアム自体は何度か訪れたことはあったのですが、
今回ちょうど、「池田 学 展」が開催されていることもあり、
重い腰をあげるきっかけとなりました。

Photo
この「池田 学 展」のポスターも、至るところに貼られているのですが、
私にとってはすっかり「見えないもの」化していました。

ですので、池田学さんがどのような人で、
どのような表現をなさっているかたなのかとか、
この展覧会がいつまでやっているのかとか、
何も知らないままひょっこりと行ったわけですが、
結果・・・大当たりでした!!!

特に私が好きなテイストの表現だったということもあり、
それまでは名前しか存じ上げていなかったのに、
ミュージアムから出る頃にはすっかりファンになっていました。

もちろん受け止め方は人それぞれですので
皆さんにとって大当たりとなるとは一概にはいえませんが、
それでも、一度は見ておく価値のある表現だと思います。

おぶせミュージアムの回し者でもなんでもないのですが、
一個人として、お勧めしておきます。

会期も10月6日までと、かなり余裕がありますので、
よろしければぜひ。

私ももう一回くらい行きたいと思っております。

[本日の空]
Photo_2
ミュージアム前にて
Photo_3
写真にとると、電線を見てみぬふりはできなくなるようです。

西山哲雄

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2009年8月21日 (金)

頼もしい助っ人

こんにちは、思いがけずSサイズのTシャツが着れて
なんだか嬉しくなった金石です。

私、通常ですとLサイズ、もしくはLLサイズの着用なのですが、
今回購入したアメリカサイズのTシャツだと
Sサイズになるようです。
確かに背中のタグには「Small」と記載されております。

では、なぜアメリカンサイズのTシャツなのかというと、
昨日、彼らと一緒に仕事をしたからです。

Img_2283

彼らは「BEE JAPAN 2009」のチームの皆さんです。
「BEE」とは「Bicycle for Everyone's Earth」の略。
メンバーでサイクリングチームを結成して、
環境問題をテーマに掲げながら北海道から沖縄まで
自転車で旅を続けているそうです。
そのルートに小布施も含まれており、
我々の塗装作業のお手伝いをしてくれたというわけです。

彼らとの会話の中では、「sustainable(=持続可能な)」
という単語がキーワードとなりました。
今回手伝ってもらった「古色仕上げ」も、
ズバリこのテーマが関わってきます。

この古色仕上げ、
石油製品ではなく自然素材を使うという側面も持っており、
彼らの掲げるテーマと一致するところもあるので、
今回手伝ってもらうことになりました。

P8206716

Img_3766

Img_3770_2

彼らは大変目立つので、
近所の方や通りすがりの方からよく声を掛けられます。

さらに途中からは歌いながらの作業となり、
「工事現場」といった雰囲気は何処へやら...

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P8206724

P8206725

でも、こういう建築の在り方ってアリだと思います。
「モノをつくる」という根源的な楽しさに満ち溢れた
素敵な時間を過ごすことができました。

「BEE JAPAN 2009」の皆さん、
本当にありがとうございました!

旅の無事を祈ります。

金石健太

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2009年8月20日 (木)

惹かれる

こんにちは、
少し前のことになりますが、流行の波に乗って
発売早々に『1Q84』を購入&読破した
西山です。

村上春樹さんが初めて小説を書いたのが29歳だと知り、
つい先日29歳に到達した私は、今年は特別な年に
なるに違いないと勝手に確信しております。

さてさて・・

先日、おぶせTシャツ畑のワークショップに行ってきました。

講師は、書道家の高橋里江先生。
今回初めてお会いしたのですが、
なかなかパワフルで素敵な先生でした。

先生の熱血指導により、「花」というテーマを
Tシャツに表現すべく試行錯誤する我々生徒達。
中には先生と熱い議論を交わす生徒もおりましたが、
最終的には、それぞれの満足する作品ができあがりました。

私はというと・・

T001
こんな感じに仕上がりました。

Tシャツ畑のワークショップには毎回参加しているので、
今回で3回目ですが、
今年が一番満足のいく出来になったと思います。

これも、里江先生の熱血指導と、
理想ベックさんのすばらしい塗料のおかげだと思います。

おぶせTシャツ畑は、
昔小布施でおこなわれていた和綿の栽培を復活させて
その和綿でTシャツをつくるという素敵な夢を描いています。

そのコンセプトに惹かれ、ワークショップなどに参加しているのは
もちろんなのですが、
それと同じくらい私がTシャツ畑に惹かれる理由は、
Tシャツにあります。

小布施Tシャツ畑では、
作品として飾られているTシャツはもちろんのこと、
スタッフTシャツまでもが、
久米繊維工業(株)さんのオーガニックコットン製Tシャツなのです。

もちろん、ワークショップに使われるTシャツも同じです。

こちらをご覧いただければわかりますが、
このTシャツは、
出来る限り環境に負荷をかけないようにつくられていて
その取り組みは非常に素晴らしいと思うのですが、
私がこのTシャツに惹かれる一番の理由は
そこではないのです。

・・・・・・・

まどろっこしくてすみません。
簡潔に述べますと、こういうことになります。

 私がこのTシャツに惹かれる一番の理由は
 その着心地である。
 そしれひいてはそれが、
 このTシャツを使用する「おぶせTシャツ畑」に惹かれる
 大きな理由のひとつとなっている。

はい、こんな感じです。
要するに、久米繊維工業㈱さんのオーガニックコットン製Tシャツは、
すこぶる着心地がいいんです!

これは、ホントにお勧めです。

つまり、Tシャツ畑に参加すれば、

 ①オリジナルTシャツが作れる
 ②かなり着心地のいいTシャツが手に入る

という、一石二鳥状態なわけです。

今年の開催はもう終わりましたが、
来年はぜひ、一緒に参加しませんか?

[本日の一枚]
T002
理想ベックさんの塗料(西山使用後)
こちらも作品と呼んでもいいくらい綺麗でした。

西山哲雄

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2009年8月 5日 (水)

気分はウェイクボード

こんにちは、ザリガニに挟まれると
どれほど痛いのかを子供達に教えるために、
自ら体を張って指を差し出したところ、
想像を遥かに超えた痛みが指先に走り、
「痛ぇ~っ!!」とザリガニをぶら下げたまま
庭中を走り回っていた金石です。

結果はどうあれ、
どれくらい痛いかは上手く伝わったと自負しております。

さて、本日は一風変わった工事を行いました。

Img_3741

なにやら楽しそうな事をしておりますが、
これが本日の午前中の仕事内容です。
(夏休みで遊んでいるわけではありません...)

そう、本日の仕事は小学校のグランド整備です。

先日、小布施マラソンが開催されました。
その際に小学校のグランドを使用したのですが、
大会前々日の雨でグランドがぬかるみになってしまいました。
そういった状態のまま前日準備、当日と使用したため、
グランドが凸凹に荒れてしまったようです。
そこで、我々がそのグランドを整備をすることに...

というわけで、H鋼を軽トラックで曳いて
グランド表面を平らに均(なら)しました。

実際にやってみると、砂の少ない場所では
地面の凸凹によってH鋼が撥ねてしまい、
なかなか平らになりません。
そこで、「重り」として人間がH鋼の上に載ったというわけです。

Img_3736

「重り」役の人は、ちょっとしたウェイクボード気分を満喫できます。
(但し、全身砂まみれ必至)
夏休みで学校のプールに訪れていた小学生達は
興味津々な様子で我々を眺めていたのでした。

金石健太

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2009年7月30日 (木)

呪縛

こんにちは、西山です。
今日は台所用洗剤をあたらしくしたという話です。
それ以上のことは書いてありませんのであしからず。

・・・・・・

少しばかり前のことになりますが、
我が家の台所用洗剤をあたらしくしました。

それまでは日本のメーカーがつくっている
ごく普通で、スーパーでよく安売りしているようなものを
なんのこだわりもなく使っていたのですが、
ひょんなことから、我が家にあたらしくやってきたのは、
ドイツ製の洗剤でした。

ドイツと聞いて「エコ」と連想する方が多いかと思いますが、
うちにやってきたその洗剤も、大方の予想を裏切らず
「エコ」をうたった商品で、
ドイツの主婦の間では定番となっているほど
昔からある商品のようですが、
このところの「エコ」びいきのながれによって、
日本で(過剰に)もてはやされているものだということが
調べてみたらわかりました。

その洗剤は、原液をそのままスポンジにたらしても使える
のですが、薄めて使用することが推奨されていて、
原液を薄めて泡にして出すことのできる
「フォームボトル」なる容器も販売されていました。

さてさて、
我が家でも「フォームボトル」を手に入れたので、
早速使ってみました。
ハンドソープのボトル容器によくにたその容器に
少々の原液をいれ、水を加えてフタをしました。
そしてノズルを押してみると、
見事な泡がその先からでてくるではありませんか。

そんな些細なことに感動を覚えた私は、
その泡をスポンジでしっかりと受け止め、
意気揚々と食器洗いをはじめました。


・・・これで何事もなく済んだのなら良かったのですが、
この新しい洗剤、なんだか洗えている感じがしないことに
気づきました。

というのも、スポンジに乗せたときは見事な泡が立つのですが、
いざ食器洗いに取り掛かると、その泡が見る見る間に消え、
ただスポンジで食器をなでているような状態になってしまうのです。

で、頻繁に洗剤をつけてみるのですが、
状況はまったくかわらず・・。

どういうことなのだと途方にくれかけたときに、
一つの仮説が浮かびました。

それは

 この洗剤はさして泡立たないのが普通なのかもしれない

ということ。

さして泡立たない洗剤をわざわざ「フォームボトル」で
泡立てて使うというのは、
少し頭を使えばどう考えてもおかしく、
この説に正当性がないことはすぐにわかるはずなのですが、
そのときの私にはそんな判断力はありませんでした。

私が考えたのはつまり、こういうことです。

 食器がうまく洗えている感じがしないと私が感じるのは
 この洗剤が泡立たないからである。
 しかし、私は

   泡立つ→汚れが落ちる→食器が洗える

 という図式にとらわれていないだろうか?
 泡によって汚れが落ち、食器がきれいになることは
 当たり前のことであるように思える。
 しかしそれは、食器を綺麗に洗うための
 方法のひとつでしかないのではないか。

 つまり、私は従来の台所用洗剤や洗濯用洗剤、
 石鹸などを扱った経験から、泡立つことが汚れ落しの
 必要十分条件のように思っていたが

  泡立たないが、汚れは落ちる

 という洗剤があったって、いいはずだ。

と。
ようするに、
 
 さすがドイツ製。
 泡によって汚れを落すという
 私の「当たり前」を簡単に飛び越えてきた!

と思い至ったのです。そして私は、
この洗剤の例のように、
 
 いかに我々が、
 あらゆる局面で従来の慣習や自己の経験からくる
 「当たり前」という感覚に束縛されているか

を勝手に嘆き、そんな呪縛をまず我々が
建築という分野で解き放っていかねばならないな・・。

と、食器を洗いながら感慨にふけっていたわけです。

・・・・・・

ただ単に、「フォームボトル」に入れた原液の量が少なかっただけ
と気づくのは、数日後のことでした・・。

西山哲雄

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2009年7月27日 (月)

我家

こんにちは、
町内に一軒家を借りるようになって、
2年目に突入している、西山です。

・我が家のことなのですが、
 古い家なので、結構隙間があります。
 戸のたてつけが悪くなって隙間が空いていたり、
 廊下の床板がすいていたりと、
 経年変化によって空いた隙間もありますが、
 現代の家に比べればおそらく最初から多くの隙間があり、
 「密閉」には程遠い状態であったと思います。

 そんなわけで、大小さまざまな隙間があいた我が家ですが、
 先日、

  沢山の隙間が空いているわリには
  虫などの侵入が思ったほどない

 ということに気づきました。

 何度も書きますが、本当に多くの隙間がある家なので、
 (そのおかげで、窓を開けなくても充分に換気をとれるのですが、)
 その気になれば、小さな生き物たちは
 入り放題なはずです。

 そりゃ、多少の虫は来ますけどね、
 それでも隙間の多さに比べれば驚くほど少ないと
 思うのです。

 それで思い至ったのは、

  彼ら(虫たち)は彼らで、
  好き好んで人間の住む場所に行きたいと
  思っていないのかもしれない

 と。
 
 隙間実験、これからも続けてみようと思います。
 

・我が家のことなのですが、
 少ないといっても、わりと多様な小さな生き物達が
 出入りしています。

 その中で、今まで一度も行き会ったことがなく
 できればこれからも行き会いたくない生き物がいます。

 それは・・ねずみさん。

 社会人一年目のときに住んでいた家には
 彼らがいらっしゃりまして、
 とくに冬場は天井の上で、各種運動に励んだり、
 台所に下りてきては、各種食べ物を召し上がられたりと
 自由奔放に活動されていました。

 大概の生き物は大丈夫な私でも
 あれには少し、参りました。

 まさかねずみさんと食料を争う日が来るとは
 思ってもみなかったものですから・・。

 あの日々以来、明日の食料が確保されていると思ったら
 大間違いだと、気を引き締めるようになりました。

 今のところ、我が家にはお越しになってませんが、
 そのまましばらく、ご無沙汰でいたいものです。
 

 
・我が家のことなのですが、
 わりと大きめな庭があります。

 その大半は、無農薬雑草の栽培地なのですが、
 その間を縫うように
 花や実のなる植物を植えたりしています。

 私が把握しているだけでも現時点で、
 トマト、ねぎ、ニラ、しそ・・などが植えてあります。
 それに加えて去年は、綿を植えたのですが、
 今年はひょんなことからひょうたんの苗をいただきまして、
 少し前に植えて、今ではぐんぐんと蔓がのびています。

 自由にできる地べたがあるっていうことは、
 本当に楽しいと、この家に住むようになって実感しました。

 その分、草むしりの権利も与えられているわけですけどね・・。

[一日一空:002]
20090725

西山哲雄

 

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