モノの縁(エッジ)観察日記 ~その1~
こんにちは、電車の車内で爆睡し、
大胆にヨダレを垂らしていた金石です。
先日、気持ちの良い陽気に誘われて、
家族で善光寺へお参りに行く機会がありました。
最近、「モノの縁(エッジ)」に興味津々の私は、
ついつい信仰心を忘れ、
あれこれと脇道に逸れては素材を観察しておりました。
この日も石畳に夢中になり、
ずっと下を向いて参道を歩くという始末...
善光寺参道の石畳です。
ノミで切り出されたであろうこの敷石たちは、
多くの参拝者がこの上を歩いたおかげで、
今や磨きをかけたような、
つるっとした表情になっています。
で、しばらく歩くとこんな石が目に飛び込んできました。
参道と自動車用の道路が交差する箇所の舗装です。
私の撮影した写真でもわかるくらい、
素材の深みの違いは明らかです。
もちろん、積み上げてきた年月の差は歴然ですし、
両者に優劣をつけることにはあまり意味がないようにも思います。
でも、、、
「何かが違う」という心の中の直感は拭いきれません。
そこで私、よく両者を観察してみました。
で、結論。
石の表面の素材感の違いはさておき、
両者の目地の違いは考察の余地あり。
さすが「モノの縁(エッジ)」に興味津々な男。
目の付け所がマニアックです。
こうして改めて比較してみると、
目地の処理って案外全体の雰囲気に及ぼす影響が
大きいようにも思えます。
言うまでもないと思いますが、
前者の方が遥かに深みが感じられます。
建設業界に身を置き、
あたりまえのように思っていた「目地」の処理ですが、
善光寺の石畳はそんな「あたりまえ」を
見事にぶっ飛ばしてくれたのでありました。
金石健太
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