« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月24日 (木)

まやかし

こんにちは、「山裾で働く人間」への第一歩を踏み出した金石です。

先日のブログで触れた、
達磨窯の敷地に潜むヘビの種類をとうとう突き止めました。

先日、窯で作業をしていると、
お婆さんが散歩をしながら通りかかったので、
「この辺りに毒ヘビがいるって聞いたんですけど知っています?」
と尋ねてみました。
すると、お婆さんは立ち止まって言いました。

「○●×△?、→&□▼%・・・」

不覚にも何をお話されているか聞き取れませんでした...
が、そんなことを今更切り出せず、
間抜けな笑みを浮かべながら、
それでも必死に聞き取ろうと努力しました。
お婆さんはというと、私の心の動揺など何処吹く風、
ニコニコしながらヘビについてお話してくれています。

「×■↓%#、□●▽だぁねぇ、マヤカシは...」

ん!?
今、「マヤカシ」って言ったような...

断片的に把握した会話の内容からして、
どうやら毒蛇の名前は「マヤカシ」です。
毎回忘れるこの名前、今回は忘れないように
「マヤカシ、マヤカシ・・・」
と10回くらい呟いて体に叩き込みました。
それになにやら聞き覚えのある響きで覚えやすい名前です。

事務所の戻った私は、インターネットの辞書で検索しました。
「マ・ヤ・カ・シ」と入力。
そして最後に力一杯「Enter」キーを押しました。

すると、画面には...

1.まやかし 
   ごまかすこと。また、そのもの。いかさま。
   いんちき。「売り込みの言葉に―がある」

2.まやかし‐もの【まやかし物】 
   いんちきな品。にせもの。

こんな表記が...
どこにもヘビの名称とは出てきません。

諦められない私は、続いて毒ヘビのサイトを検索。
すると気になる名前のヘビに行き当たりました。

1.やま‐かがし【赤楝蛇/山楝蛇】
   ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。水田付近に多く、
   全長1~1.5メートル、緑褐色に不規則な黒斑があり、
   胴の側面に紅斑が散在する。カエルなどを捕食。
   頸部(けいぶ)背面に毒腺があり、圧されると自衛のため毒液を出す。
   本州・四国・九州や朝鮮半島などに分布。

絶対にコイツです。
「マヤカシ(=いんちき)」は私のヒアリング能力でした...

金石健太

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年6月23日 (水)

達磨窯のできるまで。

こんにちは、にしやまです。

さて、動画をつくってみました。
達磨窯をつくるときに、定点観測の写真を
撮りつづけていたので、
それをスライドショーにしてみました。
少し長いですが、
お時間のあるときに見ていただくと、
達磨窯のつくられかたがわかります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月21日 (月)

Pin-Coro

こんにちは、「ピンコロ」製作中の金石です。

ピンコロ???

なにやら耳慣れない響きですが、
瓦づくりでは大切な役割の道具です。

Img_5053

こちらが噂の「ピンコロ」...
瓦を窯詰めする際に、瓦に引っ掛けて使います。
瓦と瓦の間の空間を確保する為にこれを使うのだと思います。

「・・・だと思います」という自信のない表現なのには訳があって、
我々はまだ窯詰めをした経験がないので、
正しくはどう使うのか?何のための道具なのか?
と、未だに実態が掴みきれていないのです。

今のところわかっているのは、

 1.呼び名が「ピンコロ」である

 2.同じ目的の道具でも、地方によって形状が違うらしい

ということくらい。
しかも、この呼び名も形も
我々が指導してもらっている群馬エリアでのものであって、
北信地域でのこの道具の詳細はこれから調べる必要があります。

そんな状態なのですが、
近い将来必要になりそうなので、
暇を見つけてはせっせと製作しております。

Img_5049_2

せっかくの機会なので、
地元の瓦粘土の他に淡路の瓦粘土でもつくってみました。
ちなみに、茶色い方が地元の粘土、
青味のある方が淡路の粘土です。

金石健太

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月18日 (金)

勝手に広報部 初夏

こんにちは、にしやまです。

さて、本日は題名にあるとおり、わたくしのおすすめの
イベントや本などを勝手に広報していこうというもくろみです。

さっそくまずはイベントから

 ■ルーシー・リー展

   2010 4/28 ~ 6/21  国立新美術館
       8/7  ~ 9/26  益子陶芸美術館
       10/9 ~ 12/1  MOA美術館
       12/11 ~ 2/13 大阪市立東洋陶磁器美術館
   2011 2/26 ~ 4/17 パラミタミュージアム
       4/29 ~ 6/26 山口県立萩美術館・浦上記念館

   あと数日で、国立新美術館での開催は終了してしまいますが、
   その後ご覧のように各地で巡回展があります。

   先日、私も見てきたのですが、はっきりいって、お勧めです!
   ルーシーリーの美しいうつわが、これでもかというほど 
   展示されており、圧巻です。

   くわしくは、こちら

    

 ■オルセー美術館展2010

   ルーシー・リー展とおなじ、国立新美術館で8月16日まで開催中。
   誰もが知っているであろうゴッホの自画像をはじめとして、
   セザンヌ、ゴーギャン、モネ、ピカソなど、そうそうたる画家の
   作品がやってきております。

  
   ただ、
   大量ゆえに
   ルーシー・リー展と一緒に見ようと思うと、結構つかれます。
   実際、つかれました。
   
   くわしくは、こちら

  
   

 ■小布施見にマラソン

   今年はいよいよ8千人のランナーが!
   大好評につき、エントリーは早々に終了しておりますが、
   ボランティアは大募集しているようです。
   来年の下見を兼ねてボランティア・・・という手も
   悪くないと思います。

   くわしくは、こちら
 

 
 ■デジタルアーカイブシンポジウム

   もうすぐ開館1年をむかえる、われらがまちとしょテラソ。
   そのテラソで、デジタルアーカイブシンポジウムが
   7月19日に開催されます。
   これまでのデジタルアーカイブの活動の報告や、
   iphoneユーザーにはたまらない情報も・・。

   くわしくは、こちら
  
  

 ■藤森照信展

  長野県出身の建築家・藤森照信氏の展覧会が、
  故郷の茅野で開催されます。

  概要によれば、イベントが盛りだくさんの様子。
  そして場所は、まちとしょテラソと同じ古谷誠章氏設計の
  茅野市民館です。
 
  期間は、7/24~8/29です。
  
  くわしくは、こちら

  
 ■小布施ッション 

  108回目の小布施ッション、こちらも長野県に縁のある
  建築家・伊東豊雄氏がゲストです。

  日本を代表する建築家から、一体どんな話を
  聞くことが出来るのでしょうか・・・
  7月7日が楽しみです!

  くわしくは、こちら

 ■佐藤雅彦ディレクション これも自分と認めざるをえない展 

  最近では「ピタゴラスイッチ」でおなじみ、佐藤雅彦氏、
  なにを隠そう、私と同郷・同高校であります。
  そんなわけで、勝手に親近感を抱いている佐藤さんの
  展覧会が開催されます。

  

  期間は7/16~11/3です。
  私は8月あたりに・・と考えています。

  くわしくは、こちら

 ■安藤忠雄講演会

  あの安藤忠雄氏が、飯山に。
  説明不要。行って損することはありません、
  と、私が保証しておきます。

  開催日は7/3。
  くわしくはこちら
  (申し込み期限がすぎているようですが・・・。)

続いては、これから発売される、お勧めの本を3つ。

 ■阿部守一 『社会を変えよう、現場から』

  県知事選に立候補を表明された、阿部守一氏の著書。
  出版は、われらが小布施の文屋から。
  さきほど私は予約をしました!

  くわしくは、こちら
 

 ■山田脩二  『日本旅 1961-2010』

  修景事業の師(勝手に慕っております。)である、
  山田さんの写真集がついに発売されます。

  『日本村1969-1979』から30年。
  この本は古本屋でもめったにありませんし、
  あっても全く手が出ない価格がついています・・。

  だから、というわけではありませんが、
  この『日本旅 1961-2010』、買って損はありません!

  くわしくは、こちら

 ■梅原 真 『ニッポンの風景をつくりなおせ――一次産業×デザイン=風景』

  こちらも
  勝手に認定・修景事業の師、梅原真さんの本です。
  どのようにおすすめか、説明できないくらいお勧めです!!
  満足いただけない場合は私がひきとります。
  だまされたと思って、ぜひ。
  
  くわしくは、こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月16日 (水)

田植え初体験

こんにちは、息子が幼稚園から仕入れてきた胃腸炎を
有難くも譲り受けてしまった金石です。

さて、先日の日曜日、
親類の田圃にて田植え初体験をしてきました。

 田圃 → 泥んこ → 裸足

即座にこんな連想ゲームをしてしまう単純な私は、
家族の心配を他所に長靴も持たずに
サンダル姿で意気揚々と出かけたのでした。

現地へ到着すると、
しっとりと水を湛えた田圃が私を出迎えてくれます。

おぉぉ、泥だっ!

最近、瓦の粘土を足で踏んで練っていたこともあって、
粘土(泥)には過剰に体が反応してしまいます。
早速、裸足になって田圃へ突入、
田植え機を押してド素人の田植え作業開始です。

それにしても、素足から伝わる泥の感触の気持ち良いこと!
作業の出来栄えはともかくとして、
この清々しい気分を体で感じ取れただけで
もう満足といった感じです。

Img_4829

私が担当した箇所は一目でわかります。
酒も飲んでいないのに千鳥足に...

周囲の観客には
「手植え風にアレンジした」
と必死に主張しましたが、失笑を買うばかり...

金石健太

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月15日 (火)

どうどうめぐり

手間を惜しむ手間を惜しむ手間

という言葉を思いついた今日この頃・・
こんにちは、にしやまです。

手間を惜しむ

ということは、手をかけないということで、
手を抜くということでもあると思います。
(抜き方の上手下手はあるとして・・。)

ここで惜しんだ手間を

 手間A

としますと、

 手間を惜しむ手間

というのは、
手を抜くためにあれこれと知恵を絞ったり、
うまいやり方を考えた末に、実行に移す手間のことです。

これを手間Bとしましょう。

通常は、
 
 手間A > 手間B

となるから、それが「手間を惜しむ」
ことになるのだと思いますが・・

私は思うのです。

手を抜くことを考える手間が結構手間だということは
なかろうかと。

ひょっとして、手間Aを惜しまずにこなしてしまったほうが、
結果的に手間をかけないことにならないだろうかと。
全てではないと思いますが、そういう場合も
多々あるのではないかと。

つまり

 手間A < 手間B

ということです。

であれば、

 「手間を惜しむ手間」を惜しむ

のが得策かと。

そう思うのですが、どうでしょう?

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月10日 (木)

ツケメンはあるが、イケメンはない。

こんにちは、にしやまです。

突然ですが、

 几帳面

ってどんな面かご存知ですか?

正解は、下の図の中に・・。

001

(『木製建具デザイン図鑑』106頁・図27をリライト)
上から2段目、左から3番目に・・

002

これが几帳面です。

これ、面のとり方の一覧表なのですが、
何ぞやというと、
柱や建具の枠の出隅部分(90度の角)に、
角の保護や装飾を目的として施される細工です。

それにしても・・
日本という国は、こういう方向に掘り下げていくと
どこまでも深遠な世界がひろがってますなあ・・

きっと最初は、
実用のために生み出されたものだと思うのですが、
どこかできっと、実用を超えてしまったのでしょう。

よく見ると、ネーミングも凝ってます。

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 9日 (水)

茅場@小布施プロジェクト実験編 ~その2~

こんにちは。最近の暑さがすでにきつい、土屋です。
こんなで夏もつかなあ、とこの時期毎年思います。

さて、高山村の茅場の茅を、
小布施町内のとある河川敷に移植してから2週間が経ちました。
その後の様子はといえば‥。

Ca390137
Ca390136

移植から1週間後の様子。
移植した頃には青々としていた茅たちですが、
ほぼ周りの枯れ草に同化しつつあります。
株ごとに見れば、5~6割くらいは枯れているでしょうか。

とはいえ、まだ植えたばかりでうまく根が定着していないとか、
日照りが続いたせいに違いない、
と今後の回復に期待しつつ、さらに1週間後。

Rimg00332
Rimg00382

回復の兆しは見受けられませんでした。
とはいえ、悪化した様子もなく、
半分くらい枯れた状態を維持している感じです。

この状況を察するに、
適度な大きさに株を切断する際に、
傷めてしまった根の先が枯れているだけで、
今枯れていないのはきっと大丈夫なはず、
という、希望的観測がたちます。

Rimg00372

そんな枯れ気味の茅の横では、
名も知らぬ雑草がすくすくと育っていて、
彼に罪はありませんが、憎らしくすら思えます。

なにはともあれ、
今後の成長(あるいはその逆)を気長に見守りたいと思います。

土屋 直人

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 8日 (火)

山裾の人間の心得

こんにちは、達磨窯の敷地で
毎日ひどい虫刺されに遭っている金石です。

蚊に何ヶ所も刺されるというわけでもないのですが、
必ず1ヶ所、何らかの虫に刺され、
その周辺が巨大に腫れあがります。
痛くはないのですが、結構な痒さが伴います。

まぁ、山裾の敷地だから、虫刺されくらい仕方ないな...
と、この虫と今後も付き合っていくことを決めたのですが、
どうやらこの敷地、
あまり付き合っていきたくない者も潜んでいるようなんです。

というのも、道行く地元の方々が口を揃えて
「ここらは○○が出るから気をつけな...」
とわざわざ忠告しに来てくださるのです。

ここでいう「○○」は蛇の名前。
何度も何度も耳にしているのですが、
どうしたわけか何度も何度も忘れてしまいます。
地元の方の言い回しとしてはこんな感じです。

 マムシは噛まれても薬があるけど、
 ○○は噛まれると薬がないから本当に危ないぞ。

この情報からすると、
○○の脅威はマムシの比ではありません。
それに、わざわざ忠告しに来てくれるくらいですから、
本当に危険なんだと察しがつきます。
こんなに恐ろしい蛇が周囲に潜んでいるとは...
いったいどんな姿の蛇なのでしょう?

名前も姿もわからないせいで、
(正確には名前は忘れただけですが・・・)
余計に恐怖心が煽られます。

そもそも蛇に遭遇したところで、
それがなんという蛇か見分けが付くだろうか?
アオダイショウ、マムシ、ハブ...
名前は知れども見分けが付かないことに
たった今気付きました。

山裾で仕事をするなら、
蛇の見分けくらいマスターしたいと思った
金石健太

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 7日 (月)

かんちがい

我々が探していたのは、
土管ではなく陶管でした。

そういうわけで、こんにちは
にしやまです。

前回、達磨窯に使う煙突用の土管を探している
と書きました。

前回の記事を書いた後も、ネットで土管のありかを
探していたのですが、
調べを進めていくと、

 陶管

なる言葉を発見。よくよくみてみると、
どうやらこの「陶管」こそが、我々の探しているものである
ことがわかったのです。

どうりで、土管で検索しても、
なかなか欲しい情報にたどり着けなかったわけです。

というわけで、その後無事に取り扱い業者をみつけ・・

001
早速とりにいってきました。

この地方では、陶管が町の特選ブランドになるほどで、
かつてはその生産が盛んだったということですが、
それも今ではわずか一社を残すのみとのこと。
それだけ陶管の需要がなくなったということかもしれませんが、
関東圏でみてもこの会社のみということで、
遠くから陶管を求めて来る人もいるようです。

我々もまさに、ですが。

001_2
敷地に積み上げられた陶管。
正確にいうとこちらは土管(素焼き土管)です。
一度トンネル窯を稼働させると、
最低でも1日に5千本の土管が焼けるそうです。

002
高く積み上げられたパレットがわかるでしょうか?
これだけのパレットを必要とするほどの土管が
焼かれるということです。
なんせ一日5千本ですから・・。

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 4日 (金)

達磨窯@小布施 作業報告 ~その14~

こんにちは。高校時代、野球ではろくに肉刺もできなかったのに、
窯づくりでスコップやら鏝での肉刺ができている、土屋です。

さて、耐火煉瓦を積み終わった焼成室のアーチですが、
下地は火入れの時に燃やしてしまうものだと思っていましたが、
甘楽町での窯づくりの写真をよく見てみると、
火入れの前に外していたことが分かり、
少々不安ながらも外してみることにしました。

P51391012
P51391132

下地のパネルの足を恐る恐る取り外し、
下地を叩き落としていきます。
何とか最悪の事態は免れ、無事に取り外し完了。
アーチ構造を考えた人はほんとすげーな、と思った瞬間でした。

P51391512
P51391262

焼成室の中は思ったよりも広く、
戸口の幅も広めにしたので、移動も楽々です。
また下地に接していた面は、
なんとも素材感のあるいい表情に仕上がっていました。

さてさて、焼成室のアーチの仕上げと一緒に、
燃焼室の屋根のアーチも仕上ていきます。

100_5361
100_5363
100_5365

縄をかけながらせり出させてきた瓦の上に
割り竹をのせ、その上に粘土を塗って屋根のアーチの完成です。
これでようやく以前ご紹介した、

P51392162
達磨窯の(一応の)完成!

この状態になったわけですが、
(一応の)とあるように、まだ本当の完成ではありません。
ここからの作業はサボることなく、
お伝えしていきたいと思います!

土屋 直人

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 3日 (木)

達磨窯@小布施 作業報告 ~その15~

こんにちは、
地下足袋のハゼ止めのデザインが大好きな金石です。

さて、久々の達磨窯のライブ報告です。

ひとまず各部屋が完成した達磨窯ですが、
これからは壁に土を塗って窯を太らせる作業に突入です。

ですが、、、
その前に瓦を出し入れする戸口部分にL型アングルを固定して、
燃焼室に蓋ができるように細工をしました。

Img_4994

このアングルでできた凹部に
上から板を差し込んで蓋をします。
実際には、窯の内壁の位置に瓦と粘土で一度蓋をして、
現状の窯の壁厚部分に砂を詰めます。
その砂がこぼれ落ちないように、
板を差し込んで蓋をするというわけです。

で、本日はというと左官仕事です。
写真を見てお気づきかと思われますが、
前回塗った面が乾燥して大きくひび割れてしまいました。
表面もすっかり乾いたので、
このひび割れた面の上塗りをすることにしました。

Img_5004

それにしても結構な亀裂...
シャモットが足りなかったせいなのか、
粘土のネバが強すぎるのか?
未だに手探り状態の続く当プロジェクトです。

Img_5006

亀裂が大きいため、
粘土を投げつけて空気が入らないようにします。
焼成室の天井部分は両側からこの作業をするため、
反対側から飛び散った粘土が頭上から降り注ぎ、
泥仕合ならぬ「泥試合」に...

Img_5010

エクレアではありません、念のため...

金石健太

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 2日 (水)

かん

こんにちは、にしやまです。

さて、すでにお伝えしたように、
先日無事に(なんとか)達磨窯が一応のカタチになりました。

001

そして、目下のところ直面しているのが、

 煙突の問題

です。

焼成室のてっぺんに煙突をつけて、屋根をつきやぶって
黒い煙をもくもくと上げる予定なのですが、
肝心の煙突がまだ手配できておりません・・。

大先輩のアドバイスによれば、

 土管を利用して煙突にすればいい

とのこと。

なるほど・・。
さっそく煙突に使えるような土管を探してみたものの、
うまいこと情報にたどり着くことが出来ません。

調べてみるとどうやら、一昔前までは土管を煙突にすることは
よくあったようなのですが、
最近ではあまり使われていないようです。

そしてそのためか、取り扱い業者にもうまくたどりつけません。

しかも、よく考えてみれば、私自身、
土管煙突なるものを実際に見たこと無いしな・・・

と、思っていた矢先の出来事でした。

001_2

↓拡大!

002
みつけました、土管煙突。
これか~!!

しかも驚くべきことに、すごい近所にありました。
今までに何度も、視界には入っていたはずなのですが、
全然気がつきませんでした・・。

肝心の土管はまだ見つかっていないのですが、
実物を見たことで、
なんだか達成感のあった日でした。

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 1日 (火)

達磨窯@小布施 作業報告 ~その13~

こんにちは。ここ2,3日で3キロ太った、土屋です。
やっぱり肉食の暴飲暴食はいけません。

さて、窯づくりはいよいよ焼成室のアーチを積んでいきます。
作業は焚き口のアーチ同様、いたってシンプル。

Img_47772
Img_47792_2
Img_47892

両サイドからアーチの下地にそって、
日干し煉瓦を積んでいきます。

Img_4827
Img_4844

キーストーンとなる最後の一列は、
足でガンガン踏み込んで入れていきます。
こんなことができるのは焚き口のアーチで、
多少アーチ構造に自信がついたからでしょう。
最後に、目地の部分がしっかり利くように楔を打ち込みます。

100_5336
100_5343

日干し煉瓦と目地材が見えている感じもいいのですが、
その上に土を塗り重ねて、焼成室のアーチの完成です。
日干し煉瓦をつくっていただいた、
外国人ヘルパーの皆さんには本当に感謝です。

さてさて、緊張の下地外しと、
燃焼室の屋根のアーチの仕上は次回に。

土屋 直人

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »