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2010年5月21日 (金)

達磨窯@小布施 作業報告 ~その10~

こんにちは、ホッチキスと爪切りを間違えた金石です。
皆さん御承知かとは思いますが、
爪切りで書類は束ねられませんので、
くれぐれも御注意ください。

さて、達磨窯の事後報告。
日付は4/23(金)です。

この日はしばらく前からずっと楽しみにしていた
焚口のアーチを積む工程です。
アーチ構造のものは今まで何度か目にしてきましたが、
自分でつくるというのは以外なことに初体験です。
近そうで遠いアーチ構造、うまくいくでしょうか?

方法はいたってシンプル。

Img_4553

木型を所定の位置にセットして、
あらかじめ斜めにカットした耐火煉瓦を
木型に沿って積んでいきます。
ちなみにこの木型は
甘楽町の達磨窯調査の際に譲っていただいたものです。

Img_4563

キーストーンとなる頂点の耐火煉瓦を入れれば完成。
この瞬間、初めて構造として成り立ちます。
理論上はもう木型を外してもいいはずですが、
ここは慎重になって、目地の水分が引いてから外しました。

Img_4586
緊張の一瞬。

Img_4587
至福の表情。

写真では「おぉ・・・」くらいの歓喜ですが、
実際は「うおぉぉぉぉ~~っ!!」くらいな
奇声を発していたような記憶があります。

それにしても、アーチ構造の達成感たるや
想像を絶するものがありました。
大地が起き上がってくるとでもいうような...
柱梁で建物が建つのとはまた違った種類の喜びです。

Img_4603
アーチの中から反対のアーチが見えます。

耐火煉瓦を積んだだけなのでまだ線が細く、
見た目の安定感に乏しいのですが、
立派にアーチを描いているから不思議なものです。

ひょっとしたらアーチ構造独特の喜びは、
この見た目の不安定さから来ているのかもしれません...

すっかりアーチ構造の虜になった
金石健太

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