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2010年3月25日 (木)

達磨窯@小布施 作業報告 ~その1~

こんにちは、雨合羽のズボンの前後の判別が苦手な金石です。

幼児用の衣服同様、ゴムの裏側あたりに
「前」と表記していただきたいと切に願っております。

さて、いよいよ達磨窯の工事が始まっております。
窯の底に川砂を敷き詰めて、
ひたすらたたき占めながら約20cm程重ねた後、
窯の底を形づくっていきます。

そう、川砂を...

結論から言います。
実はこの川砂で我々は少々失敗します...

初めは近くのプラントで川砂を購入して敷き固めました。
川砂を敷いてたたき締める。
工事は順調に進みます。

ところが、、、

プラントの川砂が作業途中で品切れになりました。
聞くと月末にならないと出荷できないとのこと。
月末まで待っていては工事が進みません。
仕方なく別のプラントから川砂を購入したのですが、
この川砂が何度たたいても全く締まってくれないのです。

ナンデ??

理由は未だに謎のままです。
ただはっきりしているのは、
川砂にもいろいろありそうだという事実。

たしかに砂の採取地も違うし、
よく観察すると色味や粒の大きさもプラントによって違います。

Img_4165

考えてみれば、
「川砂」なんて途方もなく曖昧なネーミングですし、
プラントごとに性質が違って当然な気がします。

ただ、我々が勝手に「川砂」という全国共通の商品を
なんとなく思い描いてしまっていたため、
その性質の違いに戸惑ってしまったのです。

期せずして、工業化製品を前提とした
思考回路が出来てしまっている自分と出会いました。
反省です...

ベテラン左官職人に訊くと、
「千曲川の砂は締まらない、締めたいなら松川の砂だ」
とアドバイスをくれました。
これぞまさに生きた知識。
こういう人カッコイイ、と本気で思います。

今回は、さらに別のプラントで
「たたいて締まる川砂」が手に入った為、
工事は順調に進んでおります。

Img_4127

金石健太

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