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2010年2月 1日 (月)

自分のモノサシ

こんにちは、修景事業の新型インフルエンザ第1号の金石です。
とうとう感染してしまいました。
ちなみに感染ルートは謎です。
こんな私が言うのもなんですが、
皆さんも気をつけましょう、結構熱が出ます。

先々週の金曜から長らくブログの更新が滞ったのは、
何を隠そう自宅待機をしていたからなのでした...

さて、私がインフルエンザで倒れる前の話ですので、
時間は1週間以上遡ります。
我々は既存の民家の土壁を落とす
という作業をしていたのですが、
ここであることに気付きました。

 1間スパンの土壁は結構たわむ

柱間が1間(=1820mm)の土壁、
それも貫に小舞下地を掻いて、
荒壁、中塗りと仕上げていく伝統工法の壁は、
真ん中あたりをその気になって強く押せば、
壁全体がポワンポワンッとたわむのです。

考えてみれば、
壁の芯は薄い板材の「貫」と細い竹と葦の「小舞」ですから、
当然の結果ともいえます。

こんなこと、日常生活の範囲内では問題ありませんよ。
特に苦にする事もないでしょう。

ただ、ひとつの体験として、
私にはかなり新鮮なこととして写りました。

実務的な話をすれば、
通常、住宅の設計を施すときに、
柱間を1間確保しておけば、
構造計算上まず問題になることはありません。

この「計算上は」問題にならなくても、
「体験上は」壁がたわむことがある。
というのが、新鮮なこととして写った大きな理由です。

世間一般に認められている構造計算といっても、
たかだたそんなもん。

少々言葉は乱暴ですが、
良い意味でそんな風に考えられるようになってきました。

「体験上は」っていうモノサシを得ている今の作業は、
我々にとってとても貴重な時間なんだ、
と改めて実感しながら作業しております。

金石健太

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