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2010年2月23日 (火)

「仕上げ材」考

こんにちは、栗のイガに靴底を貫通された金石です。

もうじき一冬を越そうという栗のイガ、まだまだ強力です。
侮るなかれ...
かなり侮っていた私は非常に痛い目に会いました。

さて、相変わらず解体工事が進んでおります。

解体工事の醍醐味は、

・普通の建築工事と順序が逆であること
・ある一定の時間が経った後の建物の姿を目の当たりにできる

という点でしょうか。
とにかく普段と違う視点から物事を考える
良い機会であることは間違いないようです。

で、、、
今、作業しながら考えていることは、
「仕上げ材」について。

一口に「仕上げ材」といっても色々あります。
具体的に素材を挙げたらキリがないので
ここでは辞めておきますが、
総じてこの「仕上げ材」、
耐久年数が短いんじゃないかと思うわけです。

こういう解体工事をしていて、
再利用できない廃材の多くは
「仕上げ材」だったりします。

なんだか皮肉な話です...
(ネーミングに問題が潜んでいるような気もしますが)

壊さずに回収できないという意味で
再利用が不可能という要素もあります。
そのこと自体も問題なのかもしれませんが、
それ以前に「仕上げ材」なる商品の数々は、
「汚れ・傷み」が激しくて再利用する気が起こりません。

きっと施工直後は綺麗だったんだろうな...

その当時の様子は容易に目に浮かびます。
でも、ただそれだけのこと...
時が経てばそれなりにくたびれ果てます。

一定の時間が経過したその姿を目にすると、
どうしても少々シラけた気分にもなってしまいます。

一方で、「仕上げ材」なる商品の数々を
一定の評価をしている部分もあります。

なんといっても、安い、作り易い。

これぞまさしく工業化の恩恵でしょう。
これはこれで大きな魅力ではあります。
家を建てると多くのお金を必要とするので、
コストダウンが図れることは喜ばしいことです。

一長一短の「仕上げ材」ですが、
まぁ、冷静になって考えると、

 「安い」工業製品は、長い目で見るとそれなりに「安っぽい」

そんな当たり前のことが見えてきたりします。

金石健太

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