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2009年10月16日 (金)

継続のパワー

こんにちは、試験前の追い込み真っ只中の金石です。

昨日、約1ヶ月の間我々が関与したとある仕事が完了しました。
本日の内容は、そこで知り合った方たちへの感謝の意も込めて
かなり私的に綴りますので、そのつもりで。
あしからず...

実は我々修景事業の面々は、
お互いの作業の様子を考慮しながら、
約1ヶ月の間一人ずつ一週間交代で
とある工場の作業を手伝っておりました。

「慣れない作業を手伝う身分」の私にとって、
1週間という時間は果てしなく長く遠い道程です...

そう自分で思っていたせいか、
最初の1週間はその日その日が終わることで頭が一杯。
自分の担当する作業を1日行い、
1日が終わると「あぁ~、背中痛ぇ」なんて言いながら、
「今週もあと2日かぁ」と自分の残りの作業日を
カウントダウンして過ごしていました。

 割と単調な同じ作業を1週間繰り返す

考えてみたら「茅拵(ごしら)え」以来の経験です。
そして、初めの1週間を終えた時点で大事なことを思い出しました。

 単調な作業の本質は、全工程を体験して初めて見えてくる

「塵も積もれば山となる」という言葉に例えるならば、
一度「山」を経験してみないうちは、
「塵を積もらせている作業」の本質が見えてこない。
そんなことを茅拵えのときに思いました。

茅葺きの場合、「山」は茅葺き屋根を完成させること。
「塵を積もらせている作業」は延々と続く茅刈りや茅拵え作業。

単調作業は、ひとつひとつの作業の質もさることながら、
「継続すること」が膨大なパワーを生み出します。
一連の作業に関わって初めてそう思えるようになりました。

人々を惹きつける茅葺き屋根の美しさは、
実はこうした「継続」のパワーがあるからだ、
というのが茅葺きにおける私の自論です。

で、それを今回のお手伝いをした私に当てはめてみると、、、
恥ずかしながら「塵と格闘している人間」でした...

というわけで、次に回ってきた順番のときには、
そんな反省をこっそりと懐にしまいながら1週間作業に挑みました。

僕ら以外はほとんど1ヶ月間この作業を続けている方たちです。
1週間単位で作業に取り組んでいる私と、
1ヶ月単位で作業に取り組んでいる周りの人たち。
「同じ作業でも、きっと見えている景色も違うんだろうなぁ」
そう心の中で思いながら、
尊敬の念も込めてその作業の様子をそっと横目で追っていました...

今回お世話になった工場の皆さん、
皆さんは本当に「カッコイイ!」、そう心から思います。
こうして大切なことを思い出せたのも、
皆さんが用意してくれた環境のおかげです。

本当に本当にありがとう。

金石健太

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