« はつり | トップページ | 再・高崎哲学堂 »

2009年9月15日 (火)

植物の奥行き

こんにちは、西山です。

ものづくりを志すものの端くれとして心がけていることは
少しでも美しいものをつくりたいということです。

そんなことはきっと、誰しもが思うことでしょう。

しかし実際、人がつくったもので
見とれてしまうくらい美しいものには、
なかなか出会わなかったりします。

それに比べると、
自然の産み出すものは、
なんと美しいものが多いことか・・。

Photo
これは実は一本の木で、
多行松と呼ばれる種類らしいのですが、
つい先日、私はこの松に目を奪われ、
思わず写真におさめました。

この造形は、人の手で産み出せるものでは
ない気がします。

たとえまったく同じ形を人工的につくることが出来たとしても
それが同じ感動を与えるかといったら
私はあやしいと思います。

このようなうつくしい自然を前に、
私の出来ることといったら、
私の作り出すものが、少しでもそこに近づけるように
努力することと、
この美しさの邪魔をせず、むしろ最大限に
生かす方向で考えることだと思います。

敬愛する内藤廣先生もの中で

 建築家は木をきるな

と書かれていますし、
古谷誠章先生の設計されたまちとしょテラソ
既存の桜の木をそのまま残すために
建物をえぐるような形で切り取り
桜のスペースを確保するとともに、
その桜を最大限生かせるような設計が
なされています。


彼らのような一流の建築家がそれだけの心遣いを
しているわけですから、
おなじところで生きるものとしては
彼らを見習って、(そしていつか追い越せるように)
頑張るしかないですね!

西山哲雄

|

« はつり | トップページ | 再・高崎哲学堂 »

N」カテゴリの記事

「ひとりごと」カテゴリの記事

信州の建築」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/194472/31400561

この記事へのトラックバック一覧です: 植物の奥行き:

« はつり | トップページ | 再・高崎哲学堂 »