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2009年9月 2日 (水)

本当にエコなモノ 

こんにちは。涼しいところで作業をしているのに、
一人滝のような汗をかいている、土屋です。新陳代謝、活発です。

さて、近年は省エネルギーや低汚染などの、
いわゆる“エコ”な製品があらゆる分野で開発されています。
先日もテレビで、「自動調光ガラス」なるものの特集をしていました。

今回特集していた自動調光ガラスとは、
まだ、製品化はされておらず、開発途中だそうですが、
ガラス自体にあらかじめ特殊なコーティングをしておくことで、
気温の変化によってガラスに皮膜が生じることで紫外線の進入を調整し、
夏は熱を通さず、冬は熱を最大限とり入れることができるそうです。

大学の講義での先生の話をあまり覚えている方ではありませんが、
こうしたエコな製品の話題を見ると、いつも思い出す話があります。
それは、環境設備の講義で、太陽光発電パネルについて、

 太陽光発電パネルは取り付けてからはエコかもしれないが、
 そのパネルをつくる際には莫大なエネルギーを消費しているし、
 処分もできないあんなもの、エコでも何でもない

というような話です。もう何年も前のことなので、
話が大きくなっていたり、状況も変わっているかもしれませんが、
たしかに、考えられないことではないことだと思います。

太陽光発電パネルの場合、
つくるのに100のエネルギー(電力)を消費するとします。
そのパネルを購入した人は、
パネル設置以前より、年間10のエネルギーを削減できたとします。
すると、購入した人にとっては、
その分お得で環境への負担を減らすことができます。

しかし、トータルで考えると、処分のことを考えなかった場合、
10年間使用してはじめて、つくった際のエネルギーを回収でき、
10年以上使ってはじめて環境にやさしくなっていくわけです。

これは例えばの話ですが、
本当の意味での“エコ”を考えるならば、
つくってから処分するまでをトータルで考える、
先生はきっとそういうことを言いたかったんだと思います。
やはり、授業をまじめに聞いていればためになるものですね。

土屋 直人

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