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2009年7月16日 (木)

いたみさん

こんにちは、西山です。
後日更新としたままだったこの回のブログを
忘れた頃に更新しておきます。
(現在→2009年8月8日AM8:39)

・先日、「ささいな痛み」に襲われました。

 なんのことはない、
 ただ、指先を堅いものの間にはさんでしまった
 というだけのことで、
 それも、軍手をはめていれば防げたような
 軽度の衝撃だったのですが、
 あいにく素手だったもので、
 はさんでしまった指先はその後、
 ジンジンするようになって、しばらくのあいだ
 その「ささいな痛み」と付き合うことになりました。

 
 私の体はわりと丈夫にできているようで、
 滅多なことでは風邪もひかないし、
 そのほかの病気にもかからないし、
 常時抱えているような体の不具合もないので、
 「痛み」からはかなり遠いところに位置しています。

 そんな私だからかもしれませんが、
 その「ささいな痛み」と向き合ったときに感じたことは、
 いかに普段、我々が痛みから遠いところにいるか
 ということでした。

 もちろん、私の「痛み」さんとの疎遠ぶりは特殊なほうで、
 諸々の「痛み」さんと日々お付き合いされているかたのほうが
 多いのかもしれませんが、
 それにしても・・、と思うのです。

 比べる相手が間違っているのかもしれませんが、
 我々人間以外の生き物達は
 日々、多種多様な痛みさんと付き合っているのでは
 と思います。

 野生の生き物たちは
 衣食住なにひとつとして保障されていませんから
 それだけでも痛みさんは身近な存在でしょう。

 擦り傷切り傷は日常茶飯事で、
 生命に関わるような怪我も
 我々に比べたら、遭遇する頻度は高いはずです。

 私も昔のことを思えば、
 小さいころはいつもどこかに、転んでできたような
 擦り傷切り傷を抱えていたように思います。
 
 しかしいつの間にか、無茶な行動は控えるようになり
 それとともに、
 痛みさんとも頻繁には行き会わないようになりました。

 ・・・・・

 うだうだと書いてきましたが、
 
 いかに普段私が、
 痛みさんという古い友人と疎遠であるからといって
 彼の存在を忘れてしまってはいけないのだと思います。

 いけないというか、もったいないというか・・。
 つまり、彼のことを少し気に留めているだけで、
 今、彼と親しい仲にないことが、どれほどの幸運か
 わかるような気がするのです。

 ひさしぶりに痛みさんと少し行き会った私が思いついたのは
 こんなことでした。

 いまはまた、彼はどこか遠い場所に行ってしまったので、
 不在のあいだ、その分がんばろうと思っています。

・少し前に『earth』という映画のDVDを見たことも
 痛みさんのことを考えるきっかけのひとつに
 なったのかもしれません。

 この映画、お勧めです。

・「いたみ」違いですが、
 最近、伊丹十三さんのことが気になります。
 きっかけは、とある雑誌の、伊丹十三特集でした。

 そのなかではじめて私は、
 彼が多種多様な職業を経験して、
 その経験を総動員するかのように、
 50歳を過ぎてから映画を撮り始めたことを
 知りました。

 そんな生き方、かっこいいな~ と。

西山哲雄

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