古色仕上げ塗装中の独り言 ~その1~
こんにちは、小屋裏でお昼を過ぎた頃から迫り来る
『闇』と格闘している金石です。
3時を過ぎると本格的に手元が見えなくなり、
なかなか作業が進みません。
電気を付ければ?
皆さんそう思われるかもしれませんが、
実はこの現場、電気を引いていないんです。
なにかと不便なことも増えてきたので、
近々仮設の電気を引くことになりそうです。
ちなみに古い発電機を現場に持ち込んで
投光器で照らすことも試みましたが、
古いだけあって振動音が大変うるさく、
ご近所に迷惑をかけてしまうので泣く泣く断念しました。
さて、本日の塗装作業中の私の頭の中のテーマは
ズバリ、「時間と塗装」です。
今、私がしている作業は、
新しくした部材を古色仕上げで塗装すること
です。
では、古色仕上げで塗装することとは...?
それは端的に言うと、
部材の表面に煤や油を付着させていること
ですよね?
これって言い換えるならば、
囲炉裏から立ち上った煙が、何十年という歳月をかけて
部材の表面に付着させた(=塗った)煤や油を、
一瞬のうちに塗料として塗ってしまおう
ということに他なりません。
古材の表面と古色仕上げをした部材の表面...
多少の違いこそあれ、
成分的にはほぼ同じものと言えると思います。
あぁ、そうか...
今こうして手を動かしている「古色仕上げ」って、
長い時間かけて出来上がってきたものを、
早足で仕上てしまおうっていう技術なのかもなぁ...
そんなことを暗闇の中で考えておりました。
だから何ってわけでもないんですけど...
完全に独り言です、はい...
金石健太
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