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2009年6月29日 (月)

小布施まちづくり大学

こんにちは。最近、虫に刺されたところが治りにくい、土屋です。

さて、本日開かれた平成21年度小布施まちづくり大学、
第1回の講義を公聴してきました。
この「小布施まちづくり大学」は昨年度から開催され、
昨年度は前6回の講義が開かれました。
「小布施まちづくり大学」について、詳しくはこちらをご覧下さい。

ということで、今回の講師は高谷基彦さん。
京都市都市計画局都市景観部長をされている方で、
平成19年9月より実施されている、京都の新景観政策について、
説明してくださいました。

この新景観政策、詳しくはこちらをご覧頂きたいと思いますが、
5つの柱と支援策によるものだそうです。
その中でも、私が一番興味深かったのが、
眺望景観や借景を守るために制定された、
全国でも初となる「京都市眺望景観創生条例」というものです。

「眺望景観」とは聞き慣れない言葉ですが、

 ある視点場(景観を見る地点、展望台など)から視対象(眺められる
 対象物、山や海など)を眺望したとき視覚で捉えられる景観(引用

だそうです。そして、この条例というのが、
文献や市民の意見597件の中から、38箇所を選定し、
その眺望景観・借景の保全を図る、というものです。

今までの景観政策というと、町並みの高さやデザインを制限したり、
歴史的に重要であったり、景観が優れている建物を保全したりと、
建物単体、あるいはその町並みに対して基準を設ける、
というものがほとんどだと思います。

しかし、この眺望景観という考え方においては、
ある建物から見える景色、
ある町並み越しに見える景色について基準を設けるため、
これまでの政策からもう一歩踏み込んだ政策であると思います。

今後は、この眺望景観という考え方が広く取り入れられていくでしょうし、
また、取り入れられていくべき考え方であると思いました。

さてさて、次回の「小布施まちづくり大学」は、
8月3日(月)の開催予定だそうです。

土屋 直人

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