小布施ッション#95 後藤 春彦
こんにちは。今から2010年W杯が楽しみな、土屋です。
日本代表を応援しながら飲むお酒は格別です。
さて、先日6月6日、小布施ッションに参加しました。
今回の講師は都市計画、地域計画を専門に研究されている、
早稲田大学理工学術院教授の後藤春彦先生。
今回は「景観」をキーワードにお話をしてくださいました。
まずは、景観とは何なのかということを、
その視座や、過去の研究を引き合いに説明してくださいました。
そして、これまでの都市計画や建物保存の考え方をあげ、
都市(地域社会)の記憶を残す
ということが、景観を考える上で重要な指標になり、
人間をとりまく生活環境の眺め=生活景
こそが、これから追求すべき景観であり、
都市計画においては重要であるとおっしゃっていました。
地域の歴史が詰まった古民家と、それを支えてきた技術、
これを大切にしていきたいと考えている私たちにとって、
大変勇気のでるお話でした。
また、以前の景観相談会のときに、相談員の方が
「基準に合ったものを受け入れてもらえなくて」困っていた、
ということを書きましたが、詳しくは、
「緑色の瓦」にしたいという相談者に、小布施町が薦める
濃灰色の瓦を受け入れてもらえず、困っていたのですが、
この件について、講演の後で先生のお考えを聞いてみました。
イタリアやメキシコのような日差しが強く乾燥した地域では、
緑やピンクといった原色がきれいに映えるが、
湿気の多い日本では、そうした色がくすんで見えて映えない。
だから、実際そういった地域の色に憧れても、
同じようには見えないということを理解してもらうのは難しい。
と、なるほど!という意見をいただきました。
小布施の景観にどうこうではなく、そもそも日本の気候に適さない。
とはいえ、北海道や雪国では、雪の中でも我が家が見えやすいように、
ピンクなどの色が使われることも多いそうですが、
こういった見方もあるのか、視座の大切さをここでも感じました。
土屋 直人
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コメント
小布施ッションお疲れさまでした。
後藤さんのお話の中に出てきた手法などを利用して、行政機関の調査作業を請負っている方と大地の芸術祭で作品制作をしています。
(アーティストであり会社経営者でもあります。)
参考にその会社のHPをご覧になってみてください。
http://www.rpt.co.jp/
写真の中に私も何枚か写っています。
投稿: なぐもん | 2009年6月 9日 (火) 14時52分