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2009年3月30日 (月)

茅葺き工事@白馬 ~その0~

こんにちは、茅選りの独特な姿勢のせいで、
お尻の筋肉が悲鳴を上げている金石です。

さて、先週の土曜日のこと。
急に作業が中止となり休みを頂いたので、
ここぞとばかりに白馬村へ出かけました。

白馬村での目的地はとある蕎麦屋。
国道から見える大きな茅葺き屋根が目印です。
そう、この蕎麦屋さん、
4月から茅の葺き替え工事でお邪魔するお店です。

私は初めての訪問。
当然のことながら、お店の方々は私のことなんて知りません。
ただ、どうしても工事でお邪魔する前に
一人の客として訪れてみたいと思ったのです。
この目でお店の雰囲気や
お施主さんの人柄を肌で感じたかったと言いますか...

お施主さんと職人の関係が発生する前だからこそ、
見えてくるものもあるのかなぁ...
と思いまして、足を運んだわけです。

で、、、

結論から言いますと、
お施主さんの人柄に惚れ込みました。
(もちろん、蕎麦の味も。)

あぁ、今お尻の筋肉痛と戦っているのも、
茅の葉っぱで体中傷だらけになっているのも、
全てはこの方々のお役に立つためなんだぁ、
と心からヤル気が込み上げてきます。

会計を済ませた後に、
「実は4月から茅葺き工事でお世話になります」
と打ち明け、お互いに笑顔で再会を約束しました。

ここはあえて隠さずに正直に言います。

今までは茅葺き工事に参加はしておりましたが、
あくまでお手伝い、あるいは見習いの姿勢でした。
自分の中での主題は、「技術的なノウハウを身に付けること」。

しかしながら、先日の松代の現場から、
自分の中で何かが変わった気がします。
最初から最後までキチンと関わった事から生まれてきた
「茅葺きを本気でやっていく」という決意。

自慢げに話す程のことではないのですが、
材料の数量や工程、工法を自分なりにイメージしてから
作業に取り掛かれるようになりました。
こんなごく当然のことを、
ここにきてようやく自然にできるようになったのです。
自分の中では大きな大きな変化です。

そして、微力ながらも自分の「技術」が誰かの役に立てるという喜び...

松代の現場はお施主さんは「長野市」でしたので、
お施主さんが生身の人であるのは、
「何かが変わった私」にとっては今回が初めてとも言えます。
そこにきて、今回のお施主さんのお人柄...
テンション上がりまくりです。
頑張ります。

30歳を目前にして、今までとは違った世の中の景色が見え始めた
金石健太

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