« 舞台づくり | トップページ | お祭り気分な光 »

2009年1月21日 (水)

読み書き

先日ある人から、「読み」の大切さを説かれた。

といっても、文章などを「読む」のではなくて、
「未来を読む」ことについてだ。

言葉を変えれば、「予想する」ということ。

未来を予測することは、
できそうでなかなかできることではない。
何年も先の未来はもちろん、時と場合によっては、
数時間先、数分先を予測することさえ困難なこともある。

だから、「予想屋」という職業があるわけで・・。

先日もこんなことがあった。

 砂利の上に落ちた枯葉を拾っていたときのこと。
 掃くほどの広いスペースでもなかったので、
 手で枯葉を拾っていた。
 その際、手術の時に医者がはめるような、
 ごく薄いゴム手袋を着用した。
 人差し指と親指で枯葉をつまみ、ちりとりへ。
 その繰り返し。
 砂利の間に挟まった枯葉も、同じく人差し指と親指で
 石をどかしながら、つまんで、ちりとりへ。

 ゴム手袋は、本当に薄いものなので、
 ごつごつした砂利を触っているあいだに、
 指先が破けるだろうなと。
 その時漠然と、
 たぶん人差し指が先に破けるのではないかと思っていた。

 大げさに言えば、そう私は「予想」した。

 ・・・・・

 しかし、予想に反して先に破けたのは、親指のほうだった。

 人間の、少なくとも私の、想像力というのはこの程度だと、
 身にしみて感じた。

ちなみに、破けた手袋の代わりに、新しい手袋をつけて
作業をつづけたが、しばらくしてまた、手袋が破けた。

その時は、予想通りというかなんというか、
またしても親指の先が破けた。

先の物事を予想し、想像することは、本当に難しいと思う。
こんなささいなことさえ、そんな具合なのだから・・。

だから大切なのは、
実際に一歩、踏み出してみることなのかもしれないと思う。

西山哲雄

|

« 舞台づくり | トップページ | お祭り気分な光 »

N」カテゴリの記事

「ひとりごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/194472/27375278

この記事へのトラックバック一覧です: 読み書き:

« 舞台づくり | トップページ | お祭り気分な光 »