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2009年1月30日 (金)

プロセスのデザイン

こんにちは、先日購入した一眼レフを持ち歩くため、
ちょうど良い大きさのカメラバックを探している金石です。

ただ、いかにもカメラ用のバックにはいささか抵抗があるため、
何か良いものはないかとあれこれと探していたところ...

あっ、そういえば!
奇跡的に思い出しました。
カメラバックではないですが、頑丈で一点物のバックを。
そのバックというのはトラックの幌(ほろ)やシートベルトを
リサイクルしてつくられているというあの有名なバックです。

以前はバックの必要性がそれほどなかったので、
「買おう」とまでは思いませんでした。
ところが、今回は必要に迫られていますので、
やや高額なそのバックに対しても、
財布の紐はブカブカ状態です。

買うと心に決めたので、
そのバックについてあれこれ調べているとですね...

これがもう...
見事なまでにそのバックの虜になっている自分がいました。
知れば知るほどファンになっちゃうんですから不思議です。

で、ふと
「なんでこんなに惹きつけられるか?」
ということに疑問を抱き、自分を客観的に分析してみました。

その結果...

 私はバックの「デザイン」よりも、
 バックがつくられるまでの「プロセス」に惹かれている

ということがわかったんです。

というのは、ホームページや書籍を通して、
そのバックをデザインしたデザイナーのコンセプトやら
その生産工程の様子やらが良く伝わってくるんです。

そう、このバックのブランド、
そういった製品の背景にある情報を
かなり洗練されたグラフィックデザインを伴って発信しています。
バック自体のデザインもさることながら、
どうやら私はその「ストーリー」に惹かれているようです。

話が長くなりました...

要するに、バックという物理的な「モノ」だけではなく、
その背景にある様々な「プロセス」も
私にとっては大切な商品だったわけです。

そのプロセスがきちんと伝わる形で提示されるだけで、
バック自体の見方も大きく変わることを身をもって体験しました。

これって、我々の仕事にもかなり当てはまると思います...

金石健太

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2009年1月29日 (木)

観光考

・知られた温泉地にたつ温泉旅館をたずねた。

 温泉旅館の目玉と言えば、それはもう
 温泉でしょう。

 ということで、意気揚々と向かった大浴場。

 ・・いいお湯だった。本当に。

 体を洗おうと、お湯からあがり、風呂椅子に座るとそこには

  馬油シャンプー、馬油石鹸、かかと角質削り・・

 ついているラベルには、「下の売店で販売中」とある。

 温泉とは、その土地土地で泉質が違うわけで、
 いわば、
 「その地にしかない湯」を求めて行くのが醍醐味だと思う。

 しかし、そんな場所で遭遇するのは、どこかで見た商品たち。
 この既視感は何だろう・・。

 商品を売る立場からすれば、うまい販売の方法なのかも
 しれませんが、温泉旅館にとってはどうなのかと、
 思わず考えてしまいました。

・ある地を訪ねました。

 そこ地には、
 全国で7割のシェアを誇るという特産工芸品があって、
 寄り道をして、
 その工芸品の博物館と物産館がいっしょくたになったような
 大きな建物に入ってみました。

 そこで初めて、
 この工芸品が「デザイン物産展日本」に取り上げられてたな・・
 ということを思い出しました。

 ちゃんと事前に調べてくれば良かったのですが、
 商品名も定かではないうろ覚えの商品を探してみました。

 結果、
 館内をいくら探してもその商品を探すことが出来ず・・。

 なんせうろ覚えなので、見落としたかなと思って
 何周かしてみたのですが、
 どうみても、そのテイストの商品を探し出すことさえ
 できませんでした。

 
 たぶんデザイナーと組んで作られたであろうその商品は、
 特別な場所でしか買えないのかもしれないなぁと
 納得しつつも、

  産地で買えない特産品って何だよ

 という気持ちもこころに残りました。

 
・その後も、土産物屋に寄るたびに一応探してみたのですが、
 結局発見できずでした。

 それどころか、
 少しいいなと思った商品を手にとってみたら裏には
 
  made in china

 ・・・・・・・・特産品って何だろうと、重ね重ね残念でした。

 
西山哲雄

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2009年1月28日 (水)

H邸新築工事 ~序~

こんにちは。今日はとても天気が良かったにも関わらず、
会社に来てから3度しか太陽の光を浴びていない、土屋です。

さて、そんな太陽の光を浴びずに何をしているかといいますと、
今年の春、着工予定のHさんのお宅の見積り図面を作成しています。
詳しいことについては、おいおいご報告していきたいと思いますが、
小布施町内で解体された古民家の部材を使う予定です。

実際に着工となるまでには、予算にあわせて設計変更をしたり、
建築確認をとったりと、まだまだやることはたくさんありますが、
この期間も含め、お施主さんと楽しく家づくりができればと思います。

と、本日のH邸の報告はここまでにして、
報告ついでにもう一つ。
私事ではありますが、諸事情により、来週長いお休みをいただき、
ヨーロッパへ旅行に行ってまいります。

その間、できたらブログはあちらから更新いたしますが、
基本、お休みさせていただきます。あしからず‥。
帰ってきたら、<本日の一枚>にて旅の様子も報告させていただきます。

それでは、少し早いですが、行ってきます。

土屋 直人

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2009年1月27日 (火)

脱、カーペット宣言

こんにちは、「栗の小径からカーペットをなくす会」会長の金石です。
いきなり意味不明かと思います。
ですので、まずはこちらをご覧ください。

Img_2931  Img_2941

ある日の栗の小径の様子。
両者の違いは一目でわかるかと思います。
そう、カーペットの有無です。

栗の小径は冬シーズンになると、
(おそらくは)足元の滑り止めのためにカーペットを敷いています。
というのも、敷き詰められた栗ブロックの小口部分、
つまり足で踏む面がツルツルに凍るのです。
特に、早朝は氷の上を歩いているような状態のときもしばしば...

そこで、
歩行者の安全性を確保すべくカーペットが敷かれた。

という事なんだと思います、きっと。
違っていたら、ごめんなさい。

確かに、カーペットのおかげで滑らずに安全に歩けるのですが...
どうも心に引っ掛かるものが...

 こんなカーペットない方が良いんじゃないの?

心の中ではそう思っている自分がいます。

この感情は、6年前、小布施に来始めた頃から
実はずっと持っていました。
ただ、その感情は心の隅にギュッと押し込まれ、
見て見ぬふりというか何というか、、、
そう「我、関せず」、この態度を貫き通してきたんです。

しかし...

先日、栗の小径で行われたドラマの撮影では、
わざわざこのカーペットが一時的に撤去されました。

なぜか?

それは「美しくないから」だと思いました。
そして、その美意識には非常に共感を覚えました。

と同時に、「我、関せず」の態度の自分に気付いたのです。

不満を覚えるだけで何のアクションも取らなかった
今までの自分を少し恥じつつ、
このカーペットを何とかしよう!と強く思えるようになりました。

このカーペットをなくすべく、密かに研究開始です。

金石健太

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2009年1月26日 (月)

ビスと格闘

こんにちは、西山です。

しばらく前に、
釘を抜くのに苦労したという話をブログに書きましたが、
今日は
ビスを抜くのに苦労した
という話です。

今日の出来事なのですが、
とある丸太の構築物を解体しようと、
直行方向に組まれた丸太と丸太を締め付けていたビスを
充電式ドライバーで抜いていこうとしました。

ところがです。

抜けないんですね・・。

最初は、丸太が堅いのかなと思い、
より一層力を込めて充電式ドライバーを押し付けたのですが、
ビスはいっこうに回る様子もなく、
しまいには、すっかりビスの頭をなめてしまいました。

1本だけのことだったらまぁよかったのですが、
これ以降もビスというビスが抜けず、
中には途中で切れてしまったり、
運良く途中まで抜けても、
ビス自体が激しく曲がっていて、
ご承知の通り、
ビスというのは、回転させながら抜いていくものですから、
曲がったビスは、充電式ドライバーでは抜けないわけで、
そこから先はどうにもならなかったり・・。

・・・・・

ビスが曲がっていたということから、どうもその構築物に、
ひねる力が加わってしまい、丸太同士のジョイントが
ねじれ、ビスも曲がってしまったのではないか
ということが推測されました。

釘派の私としては、

 ビスはなんだかいけ好かないが、
 取り付け・取り外しの容易さでは、ビスに軍配が上がるな

と思っていたのですが、
今日の出来事を踏まえて、
ビスにも弱点があるということを
身をもって実感しました。

とくに、曲がってしまったビスは、抜くに抜けず
かなり厄介でした・・。

当たり前の話ですが、
ビスも釘も、適材適所ですね。

そして
選択の時に必要となるのが、
読む力

西山哲雄

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2009年1月23日 (金)

いよいよ

こんにちは。今年のおみくじは大吉だった、土屋です。

さて、いよいよドラマの撮影が始まりました。
今朝も、早くから栗の小径など、小布施堂界隈での撮影が行われました。
私たちも近くで準備をしていたのですが、
監督さんの「本番。」から、「OK!」までの声がかかるまで、
もちろん演者ではない私までも、緊張してしまいました。

私たちがこれまで準備をしてきたセットも、無事に完成。

Ca390157

今回、私たちはステージと、
幟の支柱とそれを支えるウマをつくった訳ですが、
終わってすぐに解体してしまうのはもったいないくらいです。
これが実際にどのように映るのか楽しみです。

といったところで、このあとも、ちょっとしたお手伝いがありますので、
本日は簡単ではございますがこれにて。

土屋 直人

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2009年1月22日 (木)

お祭り気分な光

こんにちは、年末に購入した
800円の作業靴が壊れ始めているのを発見し、
少々落ち込み気味の金石です。

先日より作業が始まった舞台の組立作業ですが、
本日をもちまして、だいたいの形が完成しました。

Img_2940

壁面に固定しているのは、
ベニヤ板に和紙を貼り付けたボード。

Img_2942

ステージにはカーペットを敷き、
照明用の機材を設置すると完成です。

Img_2943

照明に灯がともった途端、舞台周辺の空気が一変しました。
光の当て方ひとつで場の雰囲気はガラッと変わるもんだ、
と改めて実感...
こんな色の照明、日常生活では滅多に目にしませんもんね。
仕事中とはいえ、お祭り気分も高まります。

金石健太

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2009年1月21日 (水)

読み書き

先日ある人から、「読み」の大切さを説かれた。

といっても、文章などを「読む」のではなくて、
「未来を読む」ことについてだ。

言葉を変えれば、「予想する」ということ。

未来を予測することは、
できそうでなかなかできることではない。
何年も先の未来はもちろん、時と場合によっては、
数時間先、数分先を予測することさえ困難なこともある。

だから、「予想屋」という職業があるわけで・・。

先日もこんなことがあった。

 砂利の上に落ちた枯葉を拾っていたときのこと。
 掃くほどの広いスペースでもなかったので、
 手で枯葉を拾っていた。
 その際、手術の時に医者がはめるような、
 ごく薄いゴム手袋を着用した。
 人差し指と親指で枯葉をつまみ、ちりとりへ。
 その繰り返し。
 砂利の間に挟まった枯葉も、同じく人差し指と親指で
 石をどかしながら、つまんで、ちりとりへ。

 ゴム手袋は、本当に薄いものなので、
 ごつごつした砂利を触っているあいだに、
 指先が破けるだろうなと。
 その時漠然と、
 たぶん人差し指が先に破けるのではないかと思っていた。

 大げさに言えば、そう私は「予想」した。

 ・・・・・

 しかし、予想に反して先に破けたのは、親指のほうだった。

 人間の、少なくとも私の、想像力というのはこの程度だと、
 身にしみて感じた。

ちなみに、破けた手袋の代わりに、新しい手袋をつけて
作業をつづけたが、しばらくしてまた、手袋が破けた。

その時は、予想通りというかなんというか、
またしても親指の先が破けた。

先の物事を予想し、想像することは、本当に難しいと思う。
こんなささいなことさえ、そんな具合なのだから・・。

だから大切なのは、
実際に一歩、踏み出してみることなのかもしれないと思う。

西山哲雄

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2009年1月20日 (火)

舞台づくり

こんにちは。結局、デジタル一眼レフカメラの購入を見送った、土屋です。
その代わり、2代目のコンパクトデジタルカメラを買ってしまいました。

さて、先日のブログでふれたドラマの撮影ですが、
花堂純次監督の作品、WOWOWドラマ「戦力外通告」の撮影が行われています。
そのセットの一部を修景事業で請け負っている、というわけでして、
今日からは、今週末の撮影のときに使う、舞台の組立てを始めました。

短期間の仮設舞台なので、
舗装の栗ブロック用にとっておいた、栗材を使うことにしました。

100_3991

あらかじめ、使う寸法に切ってあった部材を、
現地で組立てていくのですが、材自体にひねりや反りがあるため、
少し手間がかかりましたが、無事に組立ても完了。
明日からは仕上げの作業になります。

100_3993

さてさて、今週末の撮影ですが、
エキストラを募集中だということです。
詳しい内容については、こちらをご覧ください。

今まで、ドラマはただ見るだけのものでしたが、
今回撮影の準備に関わるという貴重な経験ができたと思います。
少し、ドラマを見る目も変わりそうです。

ただ、残念なことにWOWOWを見ることができない、
土屋 直人

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2009年1月19日 (月)

柿渋の天敵

こんにちは、最近購入したデジタル一眼レフで
手当たり次第写真を撮りまくっている金石です。

先週の話になりますが、、、

以前のブログでもチラッとご紹介した「本棚」。
先日、無事に設置完了しました。

で、これから反省の意味も込めて、
途中失敗してしまった事柄をここで報告いたします。
失敗の情報というのは財産ですから、
我々の将来の活動の戒めとして、
また、みなさまへのアドバイスとして、
この情報をお役立てください。

先ほども申しましたが、
何を隠そうこの私、ある工程で大きな失敗をしたのです。

その工程とはヒノキの棚板の塗装です。
それも、天然塗料の代表格「柿渋塗り」です。
以前にも小物に塗ったり、布を染めたりした経験はあるのですが、
ある程度まとまった量の柿渋を塗布するのは今回が初めてでした。

私は市販の水性塗料用の刷毛を使って、
水で少し薄めた柿渋を加工した棚板に塗っていったのですが...

1日乾かしたところで様子を見に行くと、
なんとヒノキの板面に青黒い斑点模様がっ!!
(すいません、その状況を写真に撮っておけばよかったのですが、
 ショックのあまり撮り忘れました...)

塗った当初にはそんな模様はなかったんですよ。
それがいつのまにやらこんな姿に...

これを見てまず思ったのが、
木の表面に何かの成分が付着していて、
その何かと柿渋のある成分が化学反応したんじゃないか?
ということでした。

でも、塗装する前に一度塗れ拭きで拭いていたし...

原因のわからぬまま斑模様が付いてしまった板を削り直していると、
ある物を発見っ!!

Img_4607

わかりますでしょうか?
柿渋を塗るのに使った刷毛です。
毛先と柄を固定する金属部分から、
見覚えのある青黒いシミが...

そう、犯人はこの金属(真鍮か?)でした。
原因がわかって一安心です。

みなさま、柿渋を塗るときは金属を使っていない刷毛をお勧めいたします。

金石健太

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2009年1月17日 (土)

メンテナンス

先日のことです。

以前に塗装を施した板の壁が、板材の縮みとともに
板同士の間で隙間があいてきてしまったので、
その隙間を塗装しなおしていました。

木材は水分を含んでいます。
その率を含水率と呼びますが、
含水率が低ければ低いほど、縮みなどの狂いがでにくくなるわけで、
つまりは、隙間があいてきたということは、

 板材が、内に備えていた水分を放出し、縮んだ。

ということです。

そして、縮んだ状態で平衡を保っているとすれば、
それが、この場所においてのこの板材のあるべき姿
なのだと思います。

何が言いたいのかというと、
多少の縮みなら問題ないかと思いますが、
これが、センチ単位で縮んでいるとすれば、
もともとこの板材は、かなり余計な水分を含んでいた
ということになるわけで、
それは、この板材が、施工時に、
水分によってかなり着膨れした状態であったということです。

これって、厳しい言葉でいえば「偽装」では?

なんてことを、ペンキを塗りながら考えていました。

偽装を見抜くには、含水率計が必要だと思った
西山哲雄

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2009年1月15日 (木)

安市

こんにちは。お正月太りのせいか、久しぶりに会う人に、
端から「太ったね。」と、笑顔で突っ込まれる、土屋です。

さて、昨日今日と、毎年恒例の安市が開かれました。
一昨日は大雪で天候が心配でしたが、2日間とも快晴に恵まれました。

Ca390153

例年は、達磨を買って、屋台を回って、振る舞いのトン汁を頂いて、
と、普通に安市を満喫していましたが、今年は少し勝手が違います。
とあるドラマの撮影が行われ、私たちも少々関わっているため、
例年通りに満喫する一方で、勝手に撮影スタッフ気分でした。

Ca390154

毎年、この安市は小布施町内外から、非常に多くの方が訪れ、
ものすごい活気のあるので、今年一年がんばるぞ!という気になります。
お腹も十分に満たされ、いろんな人の元気をもらった2日間でした。

土屋 直人

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2009年1月14日 (水)

続・市場に出回らない竹

こんにちは、初詣で「大吉」のおみくじを引き当てた直後、
2歳の息子が見事に「凶」を引き当て、
もう少しでおみくじを交換されそうになった金石です。

さて、前回の続き。

我々が欲しい竹が流通していないという
ショッキングなニュースを引っさげてトボトボと事務所に戻ったものの、
やり場のない悔しい気持ちが納まりません。

それに、今回と同じ気持ちは以前にも経験したことがあります。
例えば地瓦の入手もそうです。
消費者が本当に欲しいものが手に入らないという
世の中の仕組みにガッカリするのは今回に限ったことではありません。

で、、、
そういう時は自分たちで仕入れルートを確保するに限ります!
民家に使うような伝統的な素材は、
その気になれば近場でも入手可能な場合が結構あります。
茅がそうだったように、
個人で竹林を持っている方を探し出して、
交渉すればいいのです。

そういえば、、、

以前、竹を切らせていただいたことのある竹林には、
割りと細い竹が密集していたような...

そうのときは太い竹が欲しかったので、
細い竹のことはよく見ていなかったのですが、
もう一度確かめる価値はありそうです。

早速、その竹林へ足を運んでみると、、、

Img_2913

見~つけたぁ!!

金石健太

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2009年1月13日 (火)

小布施ッション #90 ナガオカケンメイ

こんにちは、西山です。
この前の日曜日に小布施ッションに参加してきました。

この日のゲストは、ナガオカケンメイさん。

デザイナーです。

ですが、

 作らないデザイナー

です。

 「なるべく新しいデザインをしない。」

 「あまりゴミになるようなものは生み出したくない。」

 「すでにあるデザインで、デザインを考える。再定義する。」

 「まず、不必要なデザインをしないと考えるのがデザイナー。
  求められていることがクリアになるのであれば、
  新しくデザインする必要はない。」

当日、ナガオカさんの口から語られたこれらの言葉。
「新しい形を生み出すことがデザイナー」
というような世間の認識があるとすれば、
デザイナーからは到底出てこないような言葉ばかり。

デザイナーとして、
D&DEPARTMENT PROJECTという売り場を持ったり、
無印良品やグッドデザイン賞を受賞した商品のリサイクルに
取り組んだり、小冊子を発行したり・・
それから、以前取り上げた、『デザイン物産展ニッポン』も
ナガオカさんの企画でした。

このような多彩活動は、
上記のような信念によって貫かれたものだろうと思います。

このほかにも、メモが追いつかないほどのたくさんの言葉を
いただきました。
ナガオカさんの熱い想いに触れ、2009年のはじまりに
これ以上ないほど背中を押してもらった感じがしました。

西山哲雄

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2009年1月 9日 (金)

初心不可忘

こんにちは。修景事業に空前のデジタル一眼レフカメラブームが訪れ、
私1人が持っていないために、購入を悩んでいる、土屋です。

さて、前回、餅ベーションのことを書きながら、
学生時代のインターンシップ時のことを思い出しました。

大学2年生のとき、友人と2人で飯田にある設計事務所に、
1週間ほどインターンシップでお世話になりました。
その事務所は古民家再生も多く手がけられているところで、
再生前の実測調査が、私たちの主な仕事でした。
2軒分の実測調査を行い、それをCADデータにするところまでやりました。

そして、数年後、飯田を訪れる機会があり、
そのとき、完成したお宅を拝見させていただくことができました。
お施主様のご家族の方が、私たちのことも覚えていてくださり、
「あの時はありがとうございました。
 あんなに古かった家がこんなにきれいになって、
 こんなに住みやすくなるなんて、夢にも思いませんでした。
 壊さなくてよかったです。今は本当に幸せです。」
という感じのことを言っておられました。

私は、そのときのご家族の笑顔を見て、
古民家の修復、再生に携わる仕事がしたいと、強く感じたことを覚えています。
建設業は接客業と違い、リアルタイムで反応が返ってくるわけではありませんが、
お客様の笑顔のためという点で、同じサービス業であることに違いはありません。

今年はそんな仕事が一つでも多くでき、
気持ちのいい笑顔を一つでも多く見ることができればと思います。
あわせて、昨年末の賞与式で「来年は明るさが大事」という話がありましたが、
お客様の笑顔を見るために、自分自身も明るく笑顔で入れるように、
今年一年、心がけていきたいと思います。

とはいえ、高校生のときに、
「笑顔が気持ち悪い」といわれたことがある、
土屋 直人

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2009年1月 8日 (木)

市場に出回らない竹

こんにちは、鳩サブレーが大好きな金石です。

さて、昨年末にあるお宅の縁側の補修の依頼を受けました。
その縁側の様子がこちら。

Img_2125_2 

直径25~30mmの竹がズラッと並んでおります。
「わりと細い竹を使っているんだなぁ」と何気なく見ていると...

んっ!?

・・・・・

あれ?
この竹様子がおかしいぞ!!

皆さんも良くご覧になってください。
よく見ると節の間隔がかなり狭いことに気付きます。
長さ400mmの間に節が3つくらいありますよね?

そう、この依頼を受けた縁側、
強度がある根元の部分のみを選んで使用した、
結構贅沢な縁側なのです。

というわけで、本日長野市にある竹材屋に足を運んできました。
そこで写真を見せて事情を説明すると、
かなりショッキングなお返事を頂戴いたしました...

 あぁ、こりゃあ本当に根っこの部分だね。
 こんなのどこに行ってもないよ。
 
エェッ!!
ナイ!?
ドウイウコトデスカ???

予期せぬ返事に軽いパニックを起こしてしまいましたが、
どうやらこういうことらしいです。

竹材店といえど、竹材の多くは県外から仕入れているとのこと。
我々が希望している部分は本当に根元部分で、
節の長さが不揃いなため流通に乗っている竹材としては不要な部分。
つまり、この竹のもう少し上の部分が
商品としての竹材の根元部分に相当するようです。

要するに我々が欲しい部分は市場には出回らないんです...

 この竹(=店にある竹材)の根元でも節2つは取れるんじゃないの?
 それでいくしかないよ。

と助言を頂きましたが、、、
なんですかね?どうもどこか納得がいかないんですよね...
この節が3つ4つあるところがこの縁側の大事な要素な気がして...

 また来ます...

そう言い残してトボトボと帰ってきたのでした。(続く)

金石健太

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2009年1月 7日 (水)

新春標語

今日は西山です。

私がここ数年愛用している手帳は、
1日1ページタイプのものなのですが、
その一日ごとのページの下のところに、
毎日ちょっとした言葉が刻まれています。

この365個の言葉を読むのが毎年の楽しみであったりする
わけですが、
その1月2日のページにこんな言葉がありました。

 身の丈で、できる範囲のことを、思いっきりやろう

誰も知らないと思いますが、
「身の丈」が数年来の個人的テーマであった私は、
この言葉に、心を打たれたのです。

前回のブログにも書いたのですが、
一年間のブログを振り返ってみると、
やり残したことが多いなと気づかされるんですね。
それも、力及ばずに途中になってしまっているというよりは、
やればできるはずのことを、
なんとなくあやふやにしたままやっていない、
ということが個人的には多いなと。

要するに、
「身の丈」の問題を、未解決のまま放っている状態です。

・・・これはいかんなぁと。

ですので、今年のテーマはずばりそのまま

 身の丈で 出来る範囲を 思いきり

としたいと思います。

そんなわけで、
身の丈ブログ「修景事業ブログ」に
今年も一年、お付き合いくださいますよう
よろしくお願いいたします。

人より「身の丈」が高いってことは、
人一倍がんばらないといけないと気づいた
西山哲雄

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2009年1月 6日 (火)

餅ベーション

こんにちは。年末年始できっちり脂肪を蓄えた、土屋です。
これからの時期、増えた分を落とすのは大変そうです。

さて、少し前の話になりますが、
1月1日、恒例の餅ベーションに参加してきました。

100_3981

今回、修景事業からは私しか参加することができず、
その分、私は3臼分を搗くことになりました。
案の定、次の日は筋肉痛に悩まされることになりました。
写真は桝一酒造の杜氏さんですが、
年齢は私よりも高齢なんですが、腰の入りが違うんでしょうか、
力強さと、搗いている姿は、まだまだ敵いません。

さてさて、私たちは普段、直接お客様と接する機会があまりないので、
お客様と一緒にお餅を搗いたり、お客様にお餅を配ったり、
大勢の方と触れ合い、おもてなしするというのが、なんだか新鮮でした。

おいしそうにお餅を食べているのを見たり、
「とてもおいしかったです。ありがとう」、
「毎年このお餅が楽しみなんです」、
「また来年も来ますね」、
なんて言われると、がんばって搗いてよかったと思います。

また、子供たちが、
「お餅ってこうやってできるんだぁ」、
「お餅搗きって楽しいね」、
なんて言っているのを聞くと、なんだかうれしくなります。
子供たちの中には、搗くときに「もっちり~、もっちり~」と、
独特な掛け声を生み出した子もいました。

私の身近には、接客業がしたくてウズウズしている人がいますが、
その気持ちが少し分かった気がします。
自分の仕事に対して、リアルタイムで相手の反応が返ってくる、
そこが難しいのだろうけど、楽しいところなんだな、と思いました。

おいしいお餅をたくさん食べれて、
たくさんの笑顔に囲まれた、いい一年のスタートができました。

土屋 直人

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2009年1月 5日 (月)

新春宣言!!

新年、明けましておめでとうございます。

毎年のことながら、正月明けは体が重く、
「早く汗をかいて元に戻さねば」と口を揃えている修景事業ですが、
本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年というのは決意を新たにする絶好の機会です。
ここはひとつ、「この一年をどんな年にするか」を一人ずつ宣言して、
この場で声を高らかに宣言しちゃいたいと思います!

とは言ったものの、私が勝手に作ったコーナーですので、
後の2人がこの企画に参加するかは謎です。
でも一応ルールを設定しておきます。

<修景事業・新春宣言の掟>

 一.心の底から取り組みたい事柄を宣言すべし

 一.宣言したからには、必ず実行すべし

 一.宣言した内容は自らがリーダーシップをとるべし

 一.できるだけ目標の数字(時期・数量等)を提示すべし

 一.宣言の内容が他人と重複しても、構わず宣言すべし

以上であります。
「会社として・・・」はどこか主体性を欠くので、
ここでは「自分が何がしたいか」を重要視します。

で、私(金石)の宣言!!

一.夏までに達磨窯をつくって小布施で真っ黒い煙を出す

一.年間1000把の茅材料を供給できるシステムをつくる

一.我々の活動を第3者に発表できるよう、気の利いた写真を記録していく

決意も新たに頑張ります。

金石健太

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