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2008年12月15日 (月)

髪と茅葺き

こんにちは、かなり久しぶりにプロに髪をカットしてもらった金石です。

初めは椅子に座りながら、
ハサミを使って手際よく切っていく美容師さんの姿を
物珍しげに感心して眺めていたのですが...

見とれているうちに、途中からあれこれと余計な事を考え始め...

とうとう髪を切り揃える美容師さんが、
茅を切り揃える茅葺き職人に見える始末...

我ながら思考回路のバカバカしさに呆れ果てますが、
一度そう思ってしまっては、「髪」と「茅」の連想ゲーム開始です。
結果から言うと、かなりくだらない連想ゲームなのですが、
誰も止めてくれる者がいないので仕方ありません。

「髪」と「茅」...
そういえばこの両者は乗っかっている場所はもちろん、
棒状の姿形や後々刈り取られる運命にあることなど、
様々な点で共通しているような気がします。

そして、ただ椅子に座っているだけで暇をもて余している私は、
茅葺き屋根を「自分事」にするために、
髪を茅、顔を建物に置き換えるという離れ業をやってのけました。
「こうすれば建物の気持ちがわるんじゃないか?」
当の本人は大真面目にこんな事を考えているのですから、
「暇な時間」ってやつは結構厄介者です。

そんなわけで、
めでたく茅葺きのカツラ(帽子)が私の頭上に乗ったわけです。

で、思ったこと。

 茅葺き屋根って厚手のムギワラ帽子なんだ!

急に「自分事」としてイメージが沸いてきました。
ムギワラ帽子の良い所は、なんといっても通気性と遮光性です。
茅葺き屋根は屋根そのものが通気性を持ちますし、
深い軒は帽子のツバに相当するでしょうか?

なんだか夏は涼しそうです。
ただ、冬の保温性はイメージができません...
なんせ例えが「ムギワラ帽子」ですので...

そういえば、素材も比較的楽に入手できるし、
あまり特殊な機械を必要としないことも共通します。

では、トタンで覆った茅葺き屋根はどんな感じでしょう?

 きっと、トタンで覆うとヘルメットを被った感じになる!

私は真っ先にこう思いました。
夏場の現場の様子を思い返すだけで頭が痒くなります。
あの「汗で頭が蒸れた感じ」というやつは、
ヘルメットを使う方にしかわからないかと思いますが、
ハッキリ言ってとても不快です。
私の場合、すぐさま心が腐っていきます。
きっと建物も同じような気持ちで木を腐らせるのかも...

なんて自分に都合の良いようにイメージを膨らませていると、
綺麗さっぱり散髪作業が終わっておりました...

あしからず...

金石健太

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