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2008年10月14日 (火)

茅場を探せ! ~その2~

こんにちは、善光寺平野の稲刈りが終わり、
早くも頭の中は茅刈りにシフトチェンジされている金石です。

本日はその茅刈りと茅場の話...

昨年、初めて茅刈りをしてみてわかったこと。
それは、

1.茅は「買う」ものではなく、「刈る」ものだ
  →茅葺き屋根が高いのは、茅を買うからだということが判明。
   コストダウンするためには自分たちで刈り取るしかない。

2.茅葺き工事をするには、現状の面積では足りない
  →昨年は休耕田(畑)7~8箇所分を刈り取ったが、茅の量が足りない。
   工事に使用するには、少なくともその3倍程度の量が必要。

3.やっぱり茅刈りは楽しい
  →はっきり言って「仕事」というより「祭り」といった感じ。
   茅葺き屋根は、こういった作業も含めて楽しむものなんだと再確認。

ところが、、、

何事も物事そう上手くは運ばないもの。
初めて挑戦したプロジェクトには、失敗が付き物です。
当てが外れたというか、最大の誤算だったことは...

それはある夏の日のこと、久しぶりに茅場を訪れてみると、、、

あぁぁぁぁぁ~~~っ!!
茅場が畑になっちゃってる~っ!!!

・・・・・

いや~、さすがにこれには心が折れそうになりました...

1本ずつ古茅を選り分けて、それでも苦労して刈り取った1年目の茅。
春に火も入れて、2年目からは良質の茅が取れる環境がやっと整った矢先、
突如として茅の株たちが根こそぎ目の前から消えたのです...

1年目にして「現実の厳しさ」ってやつを突きつけられました。

茅場を作ろうとしている我々の頭の中では、
「茅刈り→野火付け→良い茅場」
だったわけですが、地主さん側からすれば、
「茅刈り→野火付け→良い畑」
だったわけです。

まぁ、考えてみれば当然の成り行きですよね?
問題は、「我々の考えが直接地主さんに届かなかったこと」にあったと思います。
じつは、この茅場(=畑)はある方の紹介で刈り取ったので、
お互いの意思疎通が上手く図れなかったんですね。
これは完全に我々に落ち度があったと、今になってそう思います。

さて、調子付いてきたかと思われた茅場プロジェクト、
もともと面積が足りなかったとはいえ、
2年目にして早くも暗礁に乗り上げつつあります。
昨年の茅場から取れる茅の量はガクンと減ってしましました...
これでは到底茅葺き工事の材料になんてできません...

どうしましょう??

・・・・・

って、やっぱり悔しいじゃないですか!

あんなに頑張って、
2年目からの収穫に期待して刈り取った茅場が、
2年目になったら見事になくなったんですよ!
いくら我々に落ち度があっても、
あんなに汗も流したし、やっぱり悔しいですよ!

これ、もう笑い話にするしかないですよね?

これを笑い話にするには、どうすればいいか?

それはもう、このプロジェクトを成功させるしかないんです!
また一から出直しです!(昨年の多大なる反省を引っさげて...)

というわけで、新しい茅場を求めて探し彷徨いました。

その結果、、、

Img_4584_2 

見つけちゃいましたぁ~っ!!
新しい茅場っ!!!!!!

詳しくは明日あたりに報告があるかもしれませんので、乞うご期待っ!

金石健太

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