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2008年9月30日 (火)

華のある仕事

こんにちは、サンダルで夜道を歩いていると、
突然右足の親指に身に覚えのある激痛が走った金石です。

そう、この激痛の犯人は栗のイガです。
栗の木の下に落ちていたイガの存在に気付かず、
思い切りつま先で蹴飛ばした模様です...

さて、先日より作業していた茅葺き民家の葺き替え工事ですが、
本日、大方の刈り込み作業が終了いたしました。
(細部の調整はまだ残っておりますが...)

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刈り込みの作業は、茅葺き工事の中で最も
「華のある工程」とよく耳にします。
上から丸太足場を外しながら刈り込んでいくと、
屋根のシルエットがだんだんと姿を現してくるわけですから、
周りから見れば、最終段階のこの工程が
「華のある工程」に映るのも頷けます。

作業をしている立場から言うと、
確かに屋根面を刈り込んでいるときは楽しくも誇らしくもあるのですが、
軒裏部分の刈り込みとなると話は別です。

足場に腰掛けた体制で、頭を下げて軒裏を見ながら、
はさみの先端でチョキチョキと少しずつ刈り込んでいくこの工程は、
正直かなりしんどいです。

まぁ、しんどいといっても「体が言う事を効かなくなる」というだけで、
精神的な苦痛はまったく伴わないのですが、
間違いなくこの作業をしている最中に、
今のこの作業は「華のある」作業だ、
なんて自覚している余裕はありません...

考えてみると、一連の工程の中に「華」をもった作業があるなんて、
とても幸せな仕事に思えてなりません。
そんな仕事に携われる幸せを存分に噛み締めながら、
本日をもってこの工事を終えることとなりました。

明日からはいよいよ籾殻と格闘の日々です。

金石健太

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