« 幟 | トップページ | 物流社会 »

2008年9月22日 (月)

茅葺葺き替え工事日誌 ~その1~

こんにちは。朝から家に帰るまでに3キロ減った体重が、
一晩のうちにもとに戻ってしまう、土屋です。

さて、上越の茅葺葺き替え工事も終盤に差し掛かっております。
ここで、ざっくりと今回の工事の工程をまとめておきたいと思います。

まず、傷みの少ない軒先に見えている古茅はそのまま残し、
その上の平面に見えている古茅をある程度むしり取ります。
今回、桁から1m20cmのところが軒の先端になるため、
その厚みを確保した分だけ残しておきます。

100_3631

むしり終わったら、残した茅の先端の部分を、
茅の傷んだ部分が残らないように引き出しておき、
この時点で一度「押棒」で押さえつけます。

100_3634

この上に「タバネ」という長い茅の束を並べていきますが、
茅の角度が緩くなり過ぎないよう、古茅を引き出して「のべ茅」にし、
「のべ茅」と古茅の間に、「タバネ」の穂先を差し込むようにします。

100_3637

この束ねは軒先の角をつくる部分になるので、
ずれないように「押棒」を2段取り、がっちり固定します。

100_3638

と、ここまでが今回の葺き替えの基準をつくる工程で、
ここから棟までは、「隅」→「縄地」→「針地」という工程の、
繰り返しになる訳ですが、この工程についてはまた後日。

土屋 直人

|

« 幟 | トップページ | 物流社会 »

T」カテゴリの記事

「修景事業」カテゴリの記事

「施工事例」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/194472/23937279

この記事へのトラックバック一覧です: 茅葺葺き替え工事日誌 ~その1~:

« 幟 | トップページ | 物流社会 »