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2008年9月26日 (金)

茅葺葺き替え工事日誌 ~その2~

こんにちは。キーボードを打つ手が微妙に震えている、土屋です。

さて、上越の茅葺葺き替え工事ですが、いよいよ刈り込みとなり、
今日も雨の中ザクザクやってまいりましたが、
前回に引き続き、作業工程のまとめです。

「タバネ」を葺き終えたら、どんどん葺きあげていきますが、
最初に「隅」をきめます。

100_3647

まず、隅の芯となる茅を積み、下の「押棒」と針金で固定します。
そして、その両脇に「ホテイ」と呼ばれる茅を、
先ほどの芯と下の「押棒」とに麻紐で固定します。

100_3655

次に、芯と「ホテイ」の上に茅を積み、
「ホテイ」を固定した麻紐に針金で固定します。

100_3656_2
100_3660

隅がきまったら「縄地」の工程です。
まず、端と「ホテイ」の脇に茅を積み、「押棒」に麻紐で固定します。
これを「玉をかく」といい、玉をかいたら茅を一段並べます。
並べ終わったら、端の玉から「ホテイ」の脇の玉まで縄を通し、
「押棒」に3~40cm間隔で縄を回し、締め付けます。

次に、「針地」の工程です。
まず、「縄地」のときと同じく端と隅に玉をかき、茅を二段並べます。
そうしたら「針」という道具を使い、針金を垂木に回し、「押棒」を固定します。
このとき、1人は屋根裏で針金を回す作業をしなくてはならず、
それをしていたため、写真が撮れませんでした。

ほんとにざっくりですがこんな感じです。
これら、「隅」→「縄地」→「針地」の工程を繰り返しながら、
棟まで葺きあげていくわけです。

刈り込みもあと2、3日やれば終わってしまうかと思いますが、
終わってしまうのが偲びないくらい楽しかったですし、
心残りな点もあり、もう一回やり直したいくらいですが、
今回の工程はしっかりまとめて、今後に活かしていきたいと思います。

土屋 直人

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