« デジカメ購入奮闘記3~小窓~ | トップページ | 涼しい家 »

2008年8月 4日 (月)

柔らかく繋ぐ

こんにちは、西山氏のブログにあった2つのカメラの共通点が、
被写体を覗く「小窓」だとわかり、
彼の意見に妙に納得してしまった金石です。

たしかに、私の場合も一眼レフで写真を撮るときの方が
被写体をしっかり見ている気がします。
じぃ~~っと見て...、
「今だっ!!」というときにシャッターを切り、
「今の写真はどんなふうに撮れたかな?」
と現像を楽しみに待つ時間はとても好きです。

さて、現在着工中の建物もいよいよ土間の配筋が完了致しました。

Img_4525

ズラァ~っと並んだ土間の鉄筋。
このように150~200mm間隔で縦横に組んで、
後からコンクリートを流し込みます。
まぁ、工事現場で働いている方はよく目にする光景です。

今日もいつものように何気なく鉄筋の上を歩いていたのですが、
ふと、あることに気付きました。

 こんな細い棒なのに、その上を歩けるなんてスゴイッ!!

鉄筋の上を歩くと、足を乗せた周囲が下方向にたわむものの、
ズドンッと落ちてしまうようなことはありません。
最近、自分の体重が気になるせいか、ついついこんなことに感心してしまいます。

建築に関わる方はご存知でしょうが、
この鉄筋、それぞれの交点を「結束線」と呼ばれる
径が1mmもない細い鉄線で結ばれているだけなのです。
ところどころに「スぺーサー」と呼ばれる高さを調整するための
プラスチック製のブロックのようなもので支えられてはおりますが、
よほど一点に集中して荷重(体重)をかけない限り、
結束線が切れて鉄筋が崩れ落ちるなんてことはありません。
要するに、「見事なまでにうまく力を分散するつくり」が
私の足元にできていることに気付いたのです。

よく考えると、このつくりは茅葺屋根のつくりに通ずる部分があります。
茅葺屋根も母屋と垂木の交点を荒縄で縛りつけていって、
屋根材の茅はもちろん、その上に載る雪の荷重を全体で支えています。

「結束線」と「荒縄」。
どちらも一つでは弱いものですが、
それを何か所も縛り付けることで大きな力を生む点で共通しています。

「全体を柔らかく繋ぎ合せる」様子に、なんだか好感を抱きました。

金石健太

|

« デジカメ購入奮闘記3~小窓~ | トップページ | 涼しい家 »

K」カテゴリの記事

「ひとりごと」カテゴリの記事

「施工事例」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/194472/22775956

この記事へのトラックバック一覧です: 柔らかく繋ぐ:

« デジカメ購入奮闘記3~小窓~ | トップページ | 涼しい家 »