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2008年8月20日 (水)

汚れて長持ち?

こんにちは、息子に「起きて!」と顔面を叩かれ、
目覚めと共に大量の鼻血を垂らした金石です。

お盆も明け、すっかり陽が短く感じられるようになりました。
工場の現場もいよいよ壁を貼り始め、
ようやく終わりが見え始めました。

というわけで、今日からペンキ塗りの毎日が待っております。
まぁ、ペンキ塗りといっても、
一度塗装を施してある部材の傷付いた個所を補修していく作業です。
いわゆる「タッチアップ」と呼ばれている作業ですね。
高所作業車に乗って淡々と刷毛とローラーを動かしております。

毎度のことながら、単純作業をするとあれこれ考え事をしてしまいます。
今回も例に漏れず、「塗装」について考えを巡らせておりました...

ひとくちに「塗装」といっても2種類ありそうです。
まず思いつくのは「装飾」としての塗装。
「この場所にこの色を塗りたい」という、視覚的な効果を狙っているものです。
もうひとつは「部材の保護」を目的とした塗装。
防錆・防腐・防虫などがまさにこれですね。
部材の表面に塗料で膜を貼って、部材を長持ちさせようという塗装です。

面白いと思ったのは後者の塗装。
極端な見方をすれば、「部材を塗料で汚している」わけですから...
「汚している」のに部材は長持ちするんですよ!
なんだか不思議な感じがします。

そういえば、第53回小布施ッション講師の石田秀輝先生が
「カタツムリの殻がいつも汚れていない謎」
についてお話をいただいたことを思い出します。

物には親油・親水性、撥油・撥水性それぞれの性質があるようで、
カタツムリは水性汚れの多い場所では、親油性の殻を身にまとい、
殻の表面にうっすらと油汚れを付けることで、
水性の大きな汚れから身を守っているそうです。

要するに、大きな汚れから身を守るために、わざと小さな汚れを身にまとうわけです。

これってなんだか、先程の「塗装」と似た考え方のような気がします。
こういう視点で物事を見ていくと、いろんなことが見えてきそうです。

話が大きくなりましたが、
とりあえずは、私の「塗装」が「汚れ」に見えないことを祈ります。

金石健太

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