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2008年7月 2日 (水)

いざ秋田。その9

こんにちは、
わけあって最近ばたばたしている
西山です。

金山町を後にして我々が向かったのは、
同じ山形県内の天童市。

天童市は将棋の駒の産地らしいです。
建築の分野で言えば、家具メーカーとして有名な
天童木工のある町です。
 

さて、その天童市に行ったのは、
今回我々が改装を予定している部屋と
同じ用途の部屋を見学させていただくためでした。

昨年につくられたばかりというその部屋。
板材として使われている材料は、金山杉です。
しかも赤身の柾目で無節という、
言ってみれば、金山杉の大トロが
惜しげもなく使われていました。

Img_1502_3

これがその大トロの写真です。
年輪の幅がかなり詰まっています。

壁・天井全てがこの材で仕上げられているので、
一言で言うと、すばらしく綺麗で、
その部屋に入ると、なんだか神聖な気分になるほどです。

また、
我々が懸念している、湿度差等による板材の縮み等も
ほとんどみられませんでした。

やはり、赤身の柾目を使っているということが
大きく影響しているのかもしれません。

しかも、目の詰まった、金山杉の大径木から板材が
とられていることと、
含水率を極限まで下げて(乾燥させて)
いることで、よりいっそう、収縮には強いということでした。

この部屋を見学させていただいたことで、
我々の目指す方向性がみえてきたような気がしました。

水戸部酒造の皆様、ありがとうございました。

つづく

西山哲雄

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