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2008年6月23日 (月)

いざ秋田。その4

こんにちは。調子に乗って冷たい牛乳を一気飲みしたら、
お腹がゴロゴロしている、土屋です。

さて、先日西山から秋田の旅の全貌が明らかにされましたが、
本日は、最初に訪れた大館町にある沓澤製材所さんについて。

まず、到着してその広大な敷地と、きれいに積まれた丸太に
圧倒されてしまいました。

100_3277

これだけの数の丸太を見たのは生まれて初めてで、
目の前に突如現れた現実離れした光景に、ただ呆然としてしまいました。
事務所でご挨拶をした後、早速、工場内を案内していただくことに。

100_3263

こちらは、場内に積まれている丸太。 
丸太の断面には丸太の直径が書かれていて、大きさごとに積まれています。
この後、皮を剥いて用途によって様々な大きさに加工していくのですが、
ほとんどの作業は機械化され、ラインが組まれています。
そんな中でも、その丸太をどのように製材するかを見定めるのは、
製品の出来に大きく左右するということで人の目に任せられているそうで、
その丸太のどの辺りに節があるか、どのような癖があり、
使用する用途に適した材にするにはどう製材するのがいいのか、
瞬時に見定めているそうです。

日本三大美林の一つに数えられる秋田杉ですが、
昔から節が少なく、柾目のきれいな板材が大量に生産されたそうです。
そして、それを支える確かな技術は現代にも受け継がれ、
今日でも板材など役物の加工技術や生産性はいまだに高いということです。

秋田杉の特徴としてもう一つ。

100_3273

この写真の木は樹齢200年を超える「天然の」秋田杉なのですが、
寒さや豪雪といった厳しい自然条件のなかで育った秋田杉は、
年輪の細かいきれいな赤身材が取れるのも特徴の一つだそうです。

ここで、あえて「天然の」と書きましたが、
その辺りについては、後日西山から詳しく説明があるかと思います。

さてさて、この沓澤製材所さんは、製材所としては珍しく、
製材だけではなく、樽や桶といった製品も手作りしており、
そちらの工房も見学させていただきました。

杉の産地の製材所、その規模の大きさと生産量の多さ、
そしてそれを支える確かな技術を感じることができました。

土屋 直人

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