« 釘と指輪 | トップページ | プレハブ小屋 »

2008年6月 4日 (水)

自動発券機

こんにちは、ガソリン価格の高騰の煽りを受けて、
にわかにエコドライブを気にし始めた金石です。

先日、久しぶりに善光寺参りに行ってきました。

Img_1617_2 

お堂の内部は、外の陽の光とは対照的に、
薄暗い独特の空気が流れています。

大きな薄暗い「闇」と化した内陣空間の向こう側には、
金箔が塗られた菩薩像などが怪しい鈍い光を発し、
深い軒先の闇の向こうには、明るい外部空間が見える...
「光」と「闇」のコントラストとスケールのバランスは絶妙で、
何度訪れても飽きることはありません。

こうして堂内を満足気に見渡していると、
一際目立つ、おおよそ堂内の空気とは馴染まない、
工業的・電気的な光のパネルが目に付くではありませんか!

近づいてよく見ると、どうやら自動発券機のようです。

なにもここにこんな不釣合いなものを置かなくても...
世界遺産を目指すのなら、こういうところはちゃんと考えればいいのに...

不平不満をブツブツと呟きながら、それでも何の自動発券機か確かめると、
「お戒壇巡り」という文字が目に飛び込んできました。

あっ!そういえば!!

善光寺にはこれがあることをすっかり忘れていました。
かなり前にその存在を知り、一度は入ってみたいと心を躍らせたものの、
きれいさっぱりその存在を記憶の彼方に葬り去っておりました。

自ら葬り去っていたとはいえ、ここまで記憶を手繰り寄せれば、
もうこの先の行動に迷いはなし。
即、チケット「買い」ですっ!

つい先ほどまで私の怒りの矛先であったはずの
自動発券機に威勢良くお金を投入し、
眩いばかりの光を発しているパネルに幾ばくかの感謝の念を抱きながら、
指先に渾身の力を込めてタッチパネルををプッシュ。

ウィ~ン...

駅構内の立ち食いそばの食券の如く無機質に渡されたチケットを手に、
いよいよ待望の「お戒壇巡り」へと足を運んだのでありました。

(続く)

金石健太

|

« 釘と指輪 | トップページ | プレハブ小屋 »

K」カテゴリの記事

「ひとりごと」カテゴリの記事

信州の建築」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

どうも長です。
「お戒壇巡り」?

やったことなかったな・・・。
長野市に5年間いたものの善光寺をくまなく散策したことなかったです。
思えばなんてもったいないことしたんだろ。

投稿: 長 善規 | 2008年6月 5日 (木) 17時34分

どうも長です。
「お戒壇巡り」?

やったことなかったな・・・。
長野市に5年間いたものの善光寺をくまなく散策したことなかったです。
思えばなんてもったいないことしたんだろ。

投稿: 長 善規 | 2008年6月 5日 (木) 17時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/194472/21415278

この記事へのトラックバック一覧です: 自動発券機:

« 釘と指輪 | トップページ | プレハブ小屋 »