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2008年4月16日 (水)

続・「突き抜け箱冠」考

こんにちは。今日も鼻ティッシュ、土屋です。

さて、先日のブログの「突き抜け箱冠」。未だ正式名称は分からず、
ということで、瓦屋さんに聞けばすぐ分かるのかも知れませんが、
それだけの用事で電話するのもなんなので、とりあえず事務所にある本を調べてみました。

「甍」、「屋根・棟飾」、「日本の瓦屋根」、「図鑑瓦屋根」など、
いかにもというタイトルの本を見てみると‥
私の見た限りではわかりませんでした。

「箱冠」は出てくるのですが「突き抜け箱冠」(仮称)はでてきません。
地域性が非常に強いデザインであることが窺いしれます。
そして、もう一つ気付いたことが。
先日のブログでの茅葺のグシのデザインを真似た説、納得です。
見れば見るほど納得です。
ですが、本を見ていて「鳥ふすま」が変形したもの、とも思えてきました。

Untitled
http://www.oni-seisen.com/sub15.htmより)

「鳥ふすま」とは、鬼瓦の上に載っていて棟瓦に接続して葺かれる瓦です。
これを見ていると、角のように出た「鳥休」といわれる部分の反り具合と、
「突き抜け箱冠」の先端の尖った部分の反り具合が似ているような気がして、

「箱冠」に接続しやすいように変形させた瓦が、「突き抜け箱冠」である。

とも思える気がします。茅葺のグシに似ていることに変わりはないのですが‥。
いずれにしても、由来はどうあれなんという名称なのか気になります。
今度瓦屋さんに電話する用事があったら聞いてみたいと思います。

土屋 直人

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