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2008年3月12日 (水)

本職じゃない職人

こんにちは。「素敵」とは「すばらしい的」の略語である、と
先日テレビで学習した、土屋です。

さて、先日の笹庭に干されている木桶ですが、
今日はこの木桶の上屋に注目。
実はこの上屋、大工さんが作ったものではありません。
これを作ったSファミリーは代々左官職人なのですが、
桝一酒造小布施堂の大工仕事など、
左官仕事だけではなく、幅広く活躍しているファミリーなんです。

この上屋はこの時期だけに使用するため、
常設ではなく、仮設のものになります。
ですので、各部材はボルトで固定されていますが、
目を見張るのが、各部材に施された継手仕口の彫りの正確さです。

墨通りにきっちりと彫りこまれた継手仕口が、
仮設を考慮してか、程よいきつさでピタッと組み合わされていきます。
本職の大工さんではないですが、腕前は本職です。
また手際よく組立てられていきます。

100_2826_2

今日、大工は大工、左官は左官、というように、
ほとんどが分業化されて家作りがされているかと思いますが、
昔の民家って、大工が左官もやったり、左官が大工もやったり、
兼業しているところが多々あったと思います。
それで、その部分がその民家の”味”になったり、
民家の魅力って、こういうところにもあるのかもしれません。

しかし、Sファミリーのいろいろな技術は、
学べるうちに学んでおきたいものです。

土屋 直人

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