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2008年3月11日 (火)

須坂の鬼瓦 ~その1~

こんにちは、実は小布施町民ではなく須坂市民の金石です。

たまには自分の住んでいる町も紹介しようというわけで、
本日は須坂自慢を...
ちなみに須坂市とは小布施町の南に隣接する蔵の町です。

かつては製糸業で栄えた町というだけあって、
通り沿いには立派な土蔵造りの家が立ち並んでいるわけなんですが、
なんといってもこの町で一番目を惹くのは、「鬼瓦」でしょう。

繊細なデザインのもの、力強いデザインのもの、素材感が伝わってくるもの、、、
建物ごとに異なる鬼瓦の表情は、見る者を飽きさせません。

よく見ると、軒先の瓦の文様が凝っていたり、家紋が入ったものだったり、
どれもオーダーメイドの品々であることがよくわかります。
きっと施主と瓦職人とのダイレクトの繋がりが、豊かな瓦文化を育んでいたのでしょう。
パンフレットから選んで持ってくる、いわゆる「流通製品」の鬼瓦とは重みが違います。
それゆえ、その鬼瓦たちは町の独自の風景となり得ています。

では、その数ある鬼瓦たちの中から、本日はこの鬼瓦を(勝手に)ご紹介!

Img_0831

ん?何か人のようなものが載っていますね?
拡大するとこんな感じ。

Img_0832

あっ!恵比寿様だぁ!文献(※1)によると、
これは豊野町の瓦職人森田梅吉氏の作品と伝えられているようです。

そもそも七福神を屋根に祀ろうとする発想が面白いじゃないですか!
そしてそれを可能にする確かな技術。

須坂の鬼瓦、面白いですっ!

※1 須坂市立博物館『須坂の甍』(平成12年9月発行)

金石健太

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