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2008年1月26日 (土)

小布施ッション考―後編―

こんにちは、西山です。
と書き出したのですが、すっかり暗くなってしまいました。
早速昨日のつづきをお送りします。

「新春文化講演会」はと言うと、

会場は500人ほどを収容するホール。
客席は階段状になっており、
その一番低いところにステージがあって、
そこで先生がお話をする。

お話が終われば、解散。
出口のところで先生が著書にサインをしてくださる・・。

「講演会」という名がふさわしい、
おそらく「講演会」と聞いて多くの人が想像するような
講演会でした。

これも全然悪くはありませんでした。
生のお話が聞けるということは、
テレビや書籍に比べて
大変貴重で、有意義なことだとおもいますので。

ただ、小布施ッションに慣れている私には
少々物足りなかったのも事実です。

さて、対する小布施ッション
その最大の特徴は、
ゲストの先生との距離が近いことかなと。

まず、先生のお話を聞く会場。
簡単に言うと、「L字型の少し広い部屋」です。

階段状になっているわけでも、
備え付けの椅子があるわけでもなく、

ただその平らな空間に、
小布施ッションの時だけ椅子をならべ、
会場としています。

その場所に、
多い時は100人を超す参加者が入るので、
そういうときは、ほんとにぎゅうぎゅう詰めです。

快適さという尺度で考えれば
ありえない密度なのですが、
視点を変えれば、
参加者同士の距離が非常に近く、
一体感があります。
そして、講師の先生にも非常に近い。
顔の表情やしぐさまで、
本当に近いところで見られます。

これは独自の見解ですが、
こういう場所ですと、講師の先生も、
かなりくだけた感じでお話されることが
多い気がします。
本音が聞けるような。

考えてみれば、
演題が書かれた大きな看板の下、
演台の前でしゃべるような、
いわゆる普通の講演会と
話す内容が変わるのは、
当然のことなのかもなぁと。

小布施ッションはアットホームな感じがあります。

先生のお話の後は、
小布施堂本店での立食パーティー。

立食ですので、移動自由。
先生と話しをすることも、おおいに可能です。
そして、先生だけでなく、
他の参加者のみなさんとも、
親交を深めることができます。

そして、パーティーの後は、二次会へ。
参加自由、意欲次第。
下手すると、先生の隣の席に・・
なんてこともあり得ます。

こうしてみると、
講演からパーティー、二次会まで、
終始距離が近いのです。

「新春文化講演会」に比べれば、
先生の拘束時間は長いですし、
ご負担も増すとは思いますが、
その分、参加者にとっては、
濃密な時間を過ごすことができます。

私だけかもわかりませんが、
講演者と参加者の間にある一線のようなものが
無くなるか、限りなくあいまいになるような、
そんな感じを受けます。

親近感がすごく湧くんですよね、先生に。
失礼な言い方かもわかりませんが、
まるで旧知の仲にでもなったかのように・・。

長々と書いてきましたが、
もう一つ、思い当たるところは、
料金設定。

 大人5000円、学生(社会人入学以外)無料

なのです。

お話を聞いて、パーティーで料理とお酒をいただき、
先生とも話し、二次会へ行っても、
学生は無料なのです。
会場設営・撤去の手伝いをやっていただくことはありますが、
ただそれだけです。

私には、学生が参加しない理由が見当たらないです。

我々修景事業の面々も学生時代、
ずいぶんとこの恩恵を受けてきました。

また、学生には講演会場で特等席が。
先生に一番近い部分には、座布団席となっているのですが、
そこが「若者席」なのです。
(年齢が若い者、精神が若い者という意味での若者です。)
ここが、ほんとうに、先生に触れるんじゃないかってほど、近いんです。
プロレスでいえば、特別リングサイドです。

椅子に比べれば、座り心地は悪いですが、
特等席が若者に用意されていることは間違いありません。

というわけで、とりわけ学生には敷居が低くなっています。
学生にとって、各界の先駆者の話が聞け、
なおかつじかに話すチャンスがある場というのは、
そうないものですが、本当は、
若者こそ、経験すべきことだと思います。

自分がまだ、何者でもないようなときに、
こういった経験ができるというのは、
それからの人生の糧になるはずです。

この経験は、お金では買えないと思います。
お金で買えないから、無料なのか?
と今、思いましたけど。

とにかく、繰り返しますが、
私には、学生が参加しない理由が見当たらないです。

(もちろん学生でないかたも、参加する価値は十分にあると思います。)

小布施ッションは、講師の先生を
日本で一番身近に感じられる講演会かもな、と思います。

と、前回の小布施ッションの感想にはじまった
この一連のブログでしたが、
気がついてみれば、一週間後には、2月の小布施ッションです。

今回のゲストは、永田照喜治さん。
永田農法と呼ばれる農法を確立したかたです。
永田農法には、私も前々より興味があったので、
いつにもまして、楽しみにしています。

まだ定員に若干の余裕があるようなので、
ぜひ!
土曜日ですし。

http://www.obusession.com/index.htm

おわり。

3
小布施ッションで、先生のお話を聞く舞台となる
傘風舎3階からの眺め(昼)です。
この眺めも、小布施ッションの目玉の一つかもしれません。

西山哲雄

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