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2008年1月23日 (水)

デザインコード

こんにちは、グアムで焼けた皮膚がポロポロ剥がれてきている金石です。

今日は一日中小雪が舞うという天気でしたが、
ふと、裏の茅葺き屋根を覗くと、うっすらと雪化粧。
建物の前にそびえ立っている茅たちも穂先に雪をまとい、
次々に頭(こうべ)を垂らしている姿はなかなか美しいものでありました。

Img_0487

いい加減、この茅たちも倉庫に片付けなければなりませんね。
今朝、「この茅を雪囲いとして建物の周りに並べてみては?」
という案が浮上し、目下のところその方向で検討中であります。
そんな訳で、この事に関しては後日報告...

さて、本日の本題、。
うっすらと雪をまとって立ちすくむ茅たちを見て、
「素材が並んでいる姿って美しいな」
と今更ながら改めて思ったのであります。

ただし、これが工業製品のように画一的であったならば、
「美しいっ!」と美的な感情までは呼び起こしませんよね?
とうわけで、本日は「素材が並んでいる姿」について考えてみました。

まず、並べられている素材。
基本的には同じ素材であること。
ただし、よく見ると個体差があるというのが重要です。(私の分析では・・・)
この視点から見れば、茅にしろ石にしろ、
あらゆる自然素材はこの条件に合致します。
その他にも焼き斑のある瓦やレンガが並んでいる姿も「美しい」ですよね?
画一的なガラスが大量に並ぶ高層ビルを見て、
「美しい」とまで思える人はあまりいません。

次に並べ方。これも素材同様、
「整然としているようで、それでいてやや斑のある感じ」
難しいですが、これが大事なポイントのようです。

Img_0494
田んぼで冬を越す藁。このやや不規則な感じが美しいっ!!

こうしてみると、人の目ってかなり敏感で、
こういったものすごく繊細な情報を瞬時にジャッジしているなぁ、と思うのです。

「整然としているようで、それでいてやや斑のある感じ」

景観条例で瓦屋根云々もいいですが、
こういった視点で物事を見ていくことのほうが、
遥かに「美しい環境」を創れそうな気がします。

ひょっとしてこれって重要なデザインコードなのかもしれません...

金石健太

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