« 火祭り ~その2~ | トップページ | デザインコード »

2008年1月22日 (火)

小布施ッション考―前編―

先々週のことですが、
一月の小布施ッションがありました。
ゲストは、書家の紫舟先生。

前半は、先生の作品をみせていただきながらのお話。
とくに目をひきつけたのは、ファルケンの広告
(リンク先のかなり下のほうにあります。)

勢いよくまわるタイヤを書で表現してあるのですが、
タイヤの勢いがかなり感じられます。
どうやってかかれたのか、まったくもって想像できません。
私の想像する「書」の範疇を軽々と突き抜けてます。
とにかくかっこよく、私の目は釘付けでした。

 
後半は、ワークショップをすることに。
各自、好きな字をひとつ選び、
その字をひたすら書くのですが、
そのたびごとに、紫舟さんから指示が。

 とにかく激しく!
 やわらかく
 マシュマロのように
 まあるく
 一筆書きで
 つくりを大きく
 偏をおおきく
 柄の先端を持って
 書き順を逆さから
 字の中に空白をもたせて
 細長く
 ・・・

いわれるままに、おぼつかない筆さばきでかいていきます。
 
そうしてできあがったのは、20個近くの書がならんだ半紙。
書かれているのは、たった一つの同じ字なのですが、
同じ字には見えないほど、様々な表情が。

 字に感情を託すことができる

紫舟さんの伝えたかった想いは、全員に届いたと思います。
その字に、自分のどんな感情をのせたいのか、
そして、その感情をのせるためには、
どういう表現が適切なのか。
それを探すワークショップでした。

そしてなにより、講演後のバーティー会場での書きぞめで、
参加者の書く文字が、とてもいきいきとしていたのが、
このワークショップの成果だったと思います。

かく言う私も、
いままで、書道といえば、いかにきれいな字を書くか、
そんな固定観念に縛られていましたが、

はじめて、書が楽しいと思えた気がします。
そして、人生で一番晴れやかな気分で臨むことができた
書初めでした。

素敵なワークショップを経験できて本当に良かったです。

小布施ッション関連で、次回(金曜日)へ続きます。

西山哲雄

追伸
写真とっておけばよかったんですけどね。
現物もすでに無く、私の試行錯誤の跡を
お見せすることができなく、残念です。

|

« 火祭り ~その2~ | トップページ | デザインコード »

N」カテゴリの記事

「小布施ッション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/194472/10019287

この記事へのトラックバック一覧です: 小布施ッション考―前編―:

« 火祭り ~その2~ | トップページ | デザインコード »