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2008年1月31日 (木)

水を蓄える屋根

こんにちは、建設業登録の許可申請だの、
達磨窯建設に向けたあらゆる許可申請だのと、
最近やけにお堅い文面とばかり向かい合っている金石です。

お役所絡みの書類はどうしてこんなに読みにくいのでしょう?
当初は文面を見ただけでジンマシンが出そうでしたが、
いい加減独特な言い回しにも慣れてきました。
とはいえ、坊主頭がオーバーヒートを起こす日もそう遠くない気もしております。

そんなわけで、本日も書類と格闘していたわけでありますが、
一息つこうと事務所の裏へ出ると、そこには茅葺き屋根。

Img_0572

「南面(写真右側面)の雪はすっかり溶けたなぁ~」
なんてのん気に眺めていたら、あることに気付きました。

茅葺き屋根が軒先側から乾き始めているっ!

こんなこと今まで気にもしていませんでした。
正直なところ、「水は下に落ちていくのだから軒先は最後に乾く」
ぐらいに思っていました。

屋根の形状や葺いた茅の角度、密度なども影響してくるかもしれないので、
この現象が一般論であるかは甚だ謎ですし、
恐らくは風の影響を一番受けるから軒先が乾くかとも思うのですが、
屋根面の水分量がある程度少なくなると

 水分が重力で下に落ちる力 < 毛細管現象で茅の間に水分が留まる力

となることは確かなようです。
それでいて建物の中には水が漏らないんですよね...

まぁ、茅葺き屋根の造りを知っていればこんなことは当たり前に思いますが、
その事実を改めて目の当たりにし、

「ある程度の水分を蓄えられる」屋根ってすごいなぁ...

とひとりで感動して立ち尽くしていたのでした。

皆さんも風邪をひいたときは、おでこに濡れタオルやジェル状のシートを貼りますよね?
気化熱で温度を下げてって...
茅葺き屋根はこういった造りで夏場の温度を下げている、といった側面があるようです。

金石健太

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