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2007年12月10日 (月)

京都、滋賀の旅~その5~

続きは明日
と言ってから、
はや5日がたってしまいました。

こんにちは、西山です。

美山を探索していた我々。
その目の前を、一台のトラックが
通り過ぎていきました。

そのトラックには、
「美山」「茅葺」の文字。

茅葺職人のトラックかな?
それで思い出したのは、
30分ほど前の出来事。

美山にたどり着く途中、
といっても、そこはもうすでに美山だったのですが、
車中から、川の向こうに、
葺き替え中の茅葺民家をみつけていたのです。
(僕は運転していたため、気づかなかったんですけどね。)

これは間違いなくあの民家に向かったに違いない。
そう確信した我々は、
茅場にお邪魔したあと、
その民家へ向かいました。

P1030380
だいぶ上まで葺き上がっており、
棟付近の作業をしていました。

仕事中を邪魔するわけにもいかず、
あまり話を聞くこともできなかったのですが、
美山内の茅葺仕事だけで、
十分な仕事量があるとのこと。

地元で仕事できるということは、
すばらしいと思います。

茅葺屋根の場合、
葺き替えのあと、数十年すれば
補修が必要になりますから、
地域に職人がいて、
面倒をみてくれるのは
理想的です。

いってみれば、
かかりつけのお医者さんみたいなものです。

かかりつけは、できるだけ近いほうがいいですよね?

そんなことを思いながら、
しばらく、職人さんの作業を眺めた後、
偶然の出会いに感謝しつつ
美山を後にしました。

西山哲雄

〈美山写真あれこれ〉

P1030381 P1030382_2
屋根面の足場だけでなく、
軒下の足場も、
丸太で組まれていました。
丸太と茅葺。
とても相性が良いようです。

P1030370
火に弱い茅葺民家を守るため、
集落のあちこちに、放水銃が設置されていました。
茅葺屋根にあわせて、
入母屋の屋根付き木製箱におさめられていましたが、
僕には少し、過剰に思えました。
飾り気のない箱でも良かったのではないかなと。

P1030371
これはお見事でした。
中央付近に見える竹、
これ、設備の配管を覆っているんです。
放水銃箱にしても(良し悪しはともかく)、
この竹にしても、
こういうところに対する配慮はさすがだなと。
細かなところまで意識が届いているのを感じました。

P1030364 
伊根にひきつづき、ここでも棟に鳥が。

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コメント

茅葺といえば、先週のNHK『美の壷』見ました?
『美の壷』はその題字が紫舟さんによるものですよね。
しかも、茅葺屋根の話でしたよ。なかなか良かった。

茅を積み重ねるとき、そのの色を使い分けてデザインしてるんですね。素晴らしい屋根でした。
今週中に何回か再放送もあるようです。
見てなかったらいかがかと思いコメントさせていただきました。

投稿: kitano-adachi | 2007年12月11日 (火) 15時45分

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