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2007年11月16日 (金)

浄光寺茅葺きレポート ~その3~

こんにちは。今日から上下あったかインナー装着するも、
思ったより気温が下がらず汗だくだった、土屋です。

さて、浄光寺の茅葺きもいよいよ棟の仕上げまできました。

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「しころ」を取り付けているところ。
「しころ」とは、ハの字に葺かれている茅のことで、
以前に葺かれていた茅を使用しています。
以前の茅は、使われていた場所にもよりますが、
傷んでいるのは先端の数センチほどで、その部分を切り落とせば、
問題なく使えます。30数年前の茅ですから、茅という素材の強さを感じます。
また、奥に見える茶色の板は「茅止め」というそうです。

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「しころ」の先端を「茅止め」に合わせて切りそろえているところ。
先を鋏で切りそろえることで、だいぶ印象が変わります。
「しころ」の上には「折れ茅」をのせます。

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「折れ茅」の上は、杉皮を3枚重ねにします。
杉皮はあらかじめ水に浸して柔らかくし、裏にカッターを入れて折り曲げます。
厚さが5ミリほどあり、思った以上の厚さにビックリしました。

100_1733
最後に、「棟木」と「押さえぶち」を取り付け、
「茅止め」の三角の部分に茅を詰めたら、棟の完成です。
棟ができ、屋根全体がグッと引き締まった気がします。

そして、これからはいよいよ仕上げの刈り込みに入ります。
最近、掃除や他の作業をやることが多かったのですが、
ここは積極的に参加していきたいと思います!

土屋 直人

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