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2007年11月22日 (木)

音景

刈り込みが進む、浄光寺(薬師堂)の現場。

 バリッ バリッ バリッ 

 バリッ バリッ バリッ 

 バリッ バリッ バリッ 

聞こえてくるのは、茅ばさみで屋根を刈り込む音。

他には、時々聞こえてくる職人さんの声か、
槌で屋根を叩く音、はさみを研ぐ音くらい。

人によるかもしれませんが、
刈り込む音も、けっこういい音なんです。

個人的には、
日本の音風景100選みたいなものに
入れてもいいんじゃないかなと思っています。

茅葺屋根を葺く際に使う道具といったら、
三種の神器くらいなものですが、
そのどれも、たいして音を出すものでもありません。

したがってここには、
「工事現場」という言葉から思い起こされるような、
大きな音、いやな音はありません。

まったく音がしないわけではありませんが、
実に静かなものです。 

音も、景観の一部と考えるなら、
工事現場とはいえ、
なるべく静かに、
そして、いい音が聞こえてきてほしいものです。

そういった意味では、茅葺屋根の葺替工事は
かなり優秀な景観だと思います。

来週あたりには、すっかり刈り込まれた屋根を
お見せできることができると思います。

それでは。

追伸1
電動工具を使わないというのも、
果たしている役割は大きいのかもしれません。

そして、

電気がなくても、仕事になる。
ということは、ひとつの価値かなと思います。

西山哲雄

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