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2007年10月 2日 (火)

読書録2007.10.2

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))

地球にやさしく という言葉は好きになれません。
しかし、むやみやたらに地球に迷惑をかけるわけにもいかないとは思っています。

なにをして、なにをやめれば、「地球にやさしい」のであろうか?

 ペットボトルをリサイクルするよりも、自動車の量を1000分の1減らすほうが、資源の節約になる。
 ダイオキシンは大して毒ではない。
 北極の氷が溶けても、海水面は上がらない。
 森林は二酸化炭素を吸収しない。

この本に出てくる話は、今まで僕が思い込んでいた、「地球にやさしい」を覆すものばかりです。
よかれと思ってやったことが、ほとんど意味のないことであったり、逆に地球の足を引っ張ってしまうことになったり。
やさしくするのも大変です。

すべてを事実として鵜呑みにしてしまうのは、いけないと思います。
大事なのは、自分の頭で考えること。
今はインターネットという便利な道具があるので、
その気になればいくらでも調べられます。
その気になれば。

新聞やテレビをみていると、
この本に書かれているようなことは、すこしも出てきません。
われわれをその気にさせないための陰謀か?と思ってしまいます。

今は温暖化温暖化と騒がれていますが、
僕(27)が生まれた頃までは、地球寒冷化が学会の定説であったようです。
そんな分野の話ですから、何事も賛否両論あって当然だと思います。

環境問題ではっきりしていることは、ほとんどない

と思ったほうがいいのかもしれません。

最後に少し引用を。

  どんなに科学が発達しても、人間の体は動物である。
 動かさないと鈍っていく。
 筋肉が衰えるだけではなく、細菌にも弱くなる。
 しかし、現代の文明は私たちから運動能力を奪う。
 (中略)
 自動車の窓がボタン一つで開くようになり、
 さらに最近ではドアにもモーターが付いていて、
 少し触れば自動的に開くという車も珍しくはなくなった。
 
 このような生活では人間の腕の筋肉は不要になる。
 (中略)
 人間は動物だから使わなければ機能が後退し、リストラされていく。
 筋肉が細くなり、骨も必要ないので尿からカルシウムが逃げる。
 現代の自動車やエスカレーターは人間の移動を容易にするが、
 同時に人間から運動を奪い、健康体ではなくしていく。

 これを私は「廃人工学」と呼んでいる。

これ、ぼくが引っ越し問題と呼んでいるものに近いなぁと。

P1030272_2
ユーモアって環境問題には無力でしょうか?

西山哲雄

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