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2007年7月25日 (水)

みちゆく人も、見入っていました。

 
こんにちは、西山です。

まずは下の写真をご覧ください。
Img_1307

何だかわかるでしょうか?
実はこれ、写真館の小舞なんです。

小舞というのは、土を塗るための下地です。
写真館も、いよいよというか、やっとというか、
壁を塗るための段取りをはじめました。

Img_1304
先ほどの写真、ひいてみると、この様な感じです。
(一枚目は外側、こちらは内側からの写真です。)
斜めに入っているのは、筋交いです。
横方向に入っているのは、貫です。

そこにまずは、細い竹を、貫に釘止めしていきます。
そして、その竹に葦をあてがい、縄で編んでいくのです。

P1010943
まずは、横方向に葦を入れていきます。
二本ずつ、縄で竹と葦を、クルクルからめていきます。

P1010946
右側が、横方向の葦が入った状態です。

Img_1308_1
横にいれた葦の上に、縦方向に葦を重ね、同じく縄で、竹と葦をからめていきます。
これで小舞としては、完成です。
あとはいよいよ、土を塗っていくことになります。

葦が、どのくらいの間隔でならんでいるのか気になったので、
スケールをあてて測ってみたのですが、
どうも、きっちりとした数字ではない様子・・。
気になって仕方ないので、職人さんに聞いてみたところ、
「指が入ればいいんだ」
との答え。

なんとアバウトな!

一瞬そう思いましたが、
確かに、葦の間に指を入れ、縄をまいていくわけですから、
当然といえば当然の答えなわけで、
しかもそれで何の問題も無く進むわけです。
アバウトでいいってことです。

正確さなら機械に負けるかもしれませんが、
アバウトは人間の得意分野です、きっと。

そんな得意分野を存分に生かして、
写真館は出来上がっていきます。

Img_1305

小舞って結構きれいです。

西山哲雄

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