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2007年6月15日 (金)

明治の仕事

本日、長野市南県町にある長野県赤十字血液センター敷地内にある
旧長野県支部庁舎の解体現場に行ってきました。
目的は旧山田写真館(修景事業事務所)の不足分の床板をゲットするためです。

Img_3719

現場に訪れると、まず板壁が一部剥がされた旧庁舎が目に飛び込んできます。
この建物は明治32年築ということですが、やはり造りはしっかりとしていて、
間柱や貫も現在の寸法と比べると格段に太く、頑丈なものが使われております。

Img_3730

これを見ると、我々が常識だと思っていた部材寸法も、
あくまで「最低寸法」に過ぎないんだと考えさせられます。
これだけしっかりとした間柱や貫を使っていれば、
筋交を使わずとも耐震設計がなされていたんじゃないかなぁと思ってしまいます。

さて、目的の床板ですが、床に貼ってあるシートを剥がすと、
厚み約8分(24mm)の板材が出てきました。
これをバールで剥いだのですが、
床板の下には未製材のままの根太が組まれていて、これまたビックリです。

Img_3728

「こんな材でよく水平に板を貼れたもんだ」と
その技術の高さに改めて感心してしまいます。
よく見ると、床板の裏面を削って高さの調節をしていたりしました。
明治の大工さん、お見事っ!!

丹精込めて造られたであろう床板...
我々も大事に使わせていただきます。

金石健太

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