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2007年6月 1日 (金)

5.茅刈り

こんにちは、
坊主頭ですが、
 ハネ、広がりのないどこから見ても毛先までしなやかに流れる髪へ
と書かれたシャンプーをつかっている西山です。
おかげさまで、ハネ・広がりともに皆無です。
一番安かったから買っただけなんですけどね。

さて、今回は茅刈りです。
春にのびつけをして、
真っ黒になった茅場から生えてきた茅。
それから約半年、大きく育った茅を、いよいよ刈り取ります。

Dsc03925
良い茅は、株で生えています。

Dscn4317
茅を抱えるようにして、刈っていきます。
切るというよりも、鎌を手前に引くといった感じです。
中腰の体勢が続くため、結構しんどいです。

Dscn4318
束ねます。これが1把(わ)という単位になります。
直径20cmくらいです。
昔の平均的な大きさの家では、
屋根を全部葺き替えるのに、1万把くらい必要だったそうです。

Dscn4310
Dscn4312

6把ずつ立てていきます。
茅の乾燥のためです。
三角錐のような形でまず3把を立て、
その外側にもう3把立てます。
立てた茅は頭を縛り、茅場で1週間から10日ほど乾燥させます。

Dscn4289

Dsc03916
あちこちに茅が立てられた状態は、結構きれいです。

Dsc02897
乾燥後、茅を引き寄せます。
広い茅場のあちこちで立てられた茅を一箇所に集めます。
起伏に富んだ地形もあって、結構重労働です。

昔は集めた茅を、「にょう」といって、
山のように積んで、冬の間保管し、
春先になると、ソリで葺き替える家まで運んだそうです。
今は秋のうちにトラックに詰まれ、運ばれていきます。

〈本日の法面保護〉
P1010357
ずいぶん仰々しい溝です。
ちなみに、黒い溝の部分、
調べてみたら、ほぼ同じものの商品名が
「高密度ポリエチレン製 U字郎」
だと判明しました。
なぜだかわかりませんが、建設業界は
駄洒落の商品名が多いです。

西山哲雄

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