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2007年1月31日 (水)

写真館の屋根

このところ雪も降らず工事が順調に進む、写真館。

瓦おろしの作業も無事に終わりました。

今日は、その瓦屋根について。

写真館の瓦屋根は、瓦の下にまず土、その下には下葺の板。

そしてさらに土、野地板という構造になっていました。

この下葺の板については、私の大学時代の研究テーマということもあり、

話せば長くなるので、詳しくはまた。

驚いたのが、この下葺板の下の土です。

P1000415_1

一般に見られるのは、瓦、土、下葺、野地板という構造で、

下葺の板は野地板に釘で留められています。

(瓦葺について、こちらをご覧になると簡潔にわかります。)

しかし、写真館の場合は、下葺板を釘で留めていた形跡はなく、

土の上に載っていただけのように見えます。

瓦おろしをお願いした瓦屋さんに聞くと、写真館のような構造は、

「古い家の10棟に1棟くらいはある。お金持ちの家ではやったみたいだねぇ」

とのこと。

この、下葺き板の下の土は何のためなんだろう。

調べてみるとおもしろそうです。ね、西山くん。

「板葺のスペシャリスト」なんて言われたら、やるっきゃない!

こうした、今と違った技術も、

当時は当たり前の技術だったのかもしれません。

<本日の一枚>

今回は、「菊水」製作が難航をきたしているため、一回お休みして、この一枚。

Photo_12

初詣に善光寺行ったとき、三門大修理の寄進していただいたものです。

寄進をするとこのほかに、実際に使用される葺板に署名ができます。

せっかくなら、下からみたらすぐわかるように小口に色つけとけばよかったなあ。

土屋

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