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2007年1月19日 (金)

鬼瓦修業

今日と明日の二日間、埼玉県小川町の(有)富岡鬼瓦工業に
鬼瓦製作の修業に行ってきます。

富岡鬼瓦工業の富岡唯史さんは、高校卒業後、
18歳で静岡に鬼瓦製作の修業に出ました。
そこで立川流の鬼瓦製造技術を磨き、23歳のときに埼玉県小川町に戻って、
父親の富岡昭さんと共に鬼板師として活躍されています。

手作りによる鬼瓦製作の技術継承や、若手育成にも熱心に取り組まれており、
埼玉県の技術継承者育成事業の一環として、
現在、10名ほどの生徒さんに鬼瓦製作を教えています。

富岡さんとは、「日本鬼師の会」の山田脩二さんを通じて知り合いました。
「是非、鬼瓦作りを教えていただきたい」という、我々の唐突なお願いに対しても、
「いいですよ」快く引き受けてくださり、
以来、毎月通って鬼瓦製作の手ほどきを受けるようになったという訳です。

北信地方、特に善光寺や須坂市周辺には、今もなお素晴らしい鬼瓦が飾られています。
特に菊や雲水をあしらったものが多く、関西方面では字の如く「鬼面」が多く見られます。
鬼瓦のデザインは地方によって異なり、
その土地土地の独自の景観を作り出しているのです。
いうならば、その土地の「顔」です。
ところが、残念なことに、現在、この地では鬼瓦製作は行われておりません。
貴重な技術・文化が途絶えてしまっているのが現状です。

Img_0551_2 Img_0554_4

考えてみると、自分の家の屋根に家紋を入れたり、
魔除け、厄除け、火除けの意味を込めて、オリジナルデザインの鬼瓦を飾るなんて、
ずいぶんと「粋」な文化でカッコイイと思います。

金石

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