2011年12月29日 (木)

窯開け

先週2回目の火入れをした達磨窯ですが、
昨日、窯開けを行いました。

Img_7763

期待に胸を膨らませながら、
戸口を塞いでいる砂をかき出します。

Img_7769

砂が乾ききっているため、モウモウと砂煙がたちこめます。
瞬く間に辺り一面真っ白な世界に...

Img_7777

窯を開けると、達磨窯独特の匂いが辺りを包み込ます。
この匂いを嗅ぐと心が躍るようになりました。
この匂いの正体は亜硫酸ガスと聞いていますが...

ちなみに火入れをしてから6日が経過していますが、
窯の中はまだ200℃あります。
瓦も素手で触るには熱い状態です。

Img_7782

楽しそうな人。

Img_7773

これまた楽しそうな人。

Img_7775

楽しそうな人たち。

Img_7792

試作品の敷き瓦。

Img_7786

ワークショップの余り時間で製作した作品の数々...

例に漏れず、今回の窯焚きもハプニング含みでしたが、
前回の窯焚きとはだいぶ中の様子が違います。
なんといっても瓦に燻しがかかっています!
やはり前回はコミに入れる薪の量が不足していたようです。

次回への課題
・コミの工程に移るタイミング(温度)の見極め
・コミで投入する薪の種類と量の調整
・コミの工程を手際よく行うための段取りの工夫
・瓦の積み方の検討
・事前告知の方法の検討

取り急ぎ、報告でした。

金石

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月24日 (土)

達磨窯火入れ(2回目)

メリークリスマス。
寒くなってきました。いよいよ冬本番です。
「寒い」→「温まろう」→「火入れ」
という無理やりな流れで、12/21(水)~22(木)に
2回目の達磨窯の火入れを行いました。

前回同様、窯の中身の大半は既成の瓦たちですが...
今回は8月に開催した瓦ワークショップの作品や
桟瓦、敷瓦の試作品も窯の中へ入っています。

100_6744 

温度計の針は当たり前のように「0℃」。
かじかむ手先を温めるべく窯の両側の焚き口から着火します。

Img_7646

初めは焚き口の口元でチョロチョロと...
今回は半日以上かけて「炙り焚き」です。
この工程で、窯と瓦の水分を飛ばします。

Img_7652_2

夕闇が迫る頃には窯も温まってきます。
この時点で窯内部の温度は約400℃。

深夜、いよいよ「本焚き」開始です。

Img_7673

600℃を超えると、焼成室内部の瓦たちも赤く光を帯び初め、
煙突からもしばしば炎が立ち上がります。
夜の達磨窯、土の質感とオレンジ色の炎。
私の大好きな光景。

Img_7714

窯の中の瓦たち。
当たり前の光景なんだろうけど、
ただの土の塊が光り輝き始める姿に感動。

Img_7691

窯も熱気を帯びてきました。

Img_7694

薪をくべる土屋氏。
眩しくて顔を歪めているのではありません。
この距離でも熱気が襲ってきて熱いのです。

Img_7710   

耐火煉瓦もオレンジ色に...

Img_7721

再び窯の中。だいぶ透き通った色になってきました。

で、朝を迎えて窯の中は約800℃。
外は氷点下の張り詰めた空気...

10:30頃、900℃を超えたあたりで最終工程「コミ」に入ります。
「コミ」とは大量の松葉と薪を窯に放り込んで、窯を塞ぐ工程。
この工程のレポートはまた後日。
理由は写真を撮る暇がなかったから。
前回の窯焚きの様子でじっくり説明します。

肝心なところを省略してしまいましたが、
「コミ」の後の達磨窯。

Img_7735

Img_7739 

Img_7746

来週、窯開け予定です。
以上、久々の報告でした。

金石

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月20日 (土)

達磨窯@小布施 初火入れ ~その1~

各方面のみなさまがた

大変ご無沙汰しており、恐縮です。
「最近ブログどうしたの?」との、
皆様からのご指摘に胸がつまる思いであります。

そんな中、良いご報告です!
8月7日、8日の2日間、達磨窯に初の火入れを行ないました。

この日は8日の小布施ッションの講師もしていただいた、
武蔵野美術大学基礎デザイン学科教授の原研哉先生と、
ゼミの学生たちをお迎えしての火入れとなりました。

100_6411_2 
100_64132

簡素ながらも安全と成功を願う儀式を執り行った後、
原先生に火入れをしていただきました。

P80716892
P80716942

これまで、窯を太らせるための火は入れてきましたが、
今回は、瓦を焼くときと同じように火入れをしました。

この達磨窯にとって初の火入れであるとともに、
私たちにとっても初の火入れになります。
私と西山に至っては、火入れを見たことすらなく、
何事も手探りな感じで、この後丸一日かけて火入れに臨みました。

その奮闘ぶりは、今後お伝えしていきたいと思います。

追伸
今回の火入れは、甘楽の火入式のような完成を祝うものではなく、
窯を完成させるために行なうものだったため、
広くお声掛けしませんでしたが、
窯が完成し、いざ、瓦を焼き始めるまでに至った暁には、
お世話になった皆様をお呼びし、
火入式を行いたいと考えておりますので、
そのときはぜひ、足をお運びいただきたいと思います。

土屋 直人

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年2月21日 (月)

いまさら


こんにちは、西山です。

いまさらのことになりますが、
読売新聞にとりあげていただきました。

こちらです。

しかも元旦の新聞でした。

メインはお施主さんの記事ですが、
少しだけ、登場しています。

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月 4日 (火)

2011

あけましておめでとうございます。
ことしもどうぞ、よろしくおねがいいたします。

昨年は途中からこのブログも
かなり不本意なこととなってしまいました。

心機一転、心を新たに
少しばかりのためになることと、多くのくだらないことを
お届けしていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

あ、それから、
ツイッターはじめました。
修景事業としてではなく、個人としてやっております。
本名で検索していただけるとたどりつけるかと思います。
ただし、やっているのは、3人のうち1人ですので
あしからず。
そして、ブログにもまして、くだらないことばかりですので・・。

なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします。

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月23日 (火)

KURA

各方面のみなさまがた

大変ご無沙汰しており、恐縮です。

すっかりペースを忘れてしまいました・・。

さてさて、おしらせです。

今月20日発売のKURAに取り上げていただきました。

頁をめくっていただくと、わかるかと思います。

本当は、頁をめくっていただかなくても、わかります。

各種書店、各種コンビニ等で、是非手にとっていただけたらと思います。

にしやま

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年7月30日 (金)

とある朝の風景

こんにちは。毎日暑い日が続きますが、
出ていく水分もさることながら、入れる水分も多い、土屋です。

さて、とある朝の風景です。

100_5537_2
100_5538

俗にいう「はたかん」が朝日を浴びてとてもきれいでした。
「はたかん」とは、全国一般的に用いられる用語か分かりませんが、
おそらく「畑用潅水設備」に近い用語の略語だと思います。

車の窓を開けて走っていたら、水を浴びてしまった、
なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
私も車に乗っているときはもちろん、
高校時代に自転車通学をしているときには何度浴びたことか。

そのときは大変頭にくるのですが、
今朝のはたかんは、一味も二味も違いました。

土屋 直人

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年7月27日 (火)

達磨窯@小布施 近況報告

こんにちは。今日から三十路に突入した、土屋です。

さて、小布施見にマラソンに参加された方の中には、
お気づきの方もいるかと思いますが、
達磨窯の上屋に瓦が葺かれました。

100_5540
100_5545

残念ながら、まだ瓦を焼くことはできないので、
古瓦を使って葺いていただきました。

自分たちで焼いた瓦を、自分たちで葺く

そんなことができたらと思うと、
それだけでワクワクしてきますが、まずは欲張らず、
一日も早く瓦が焼けるようになることを目指します!

土屋 直人

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月23日 (金)

復活

こんにちは、にしやまです。

さて、朗報です。
茅が復活しました!

なんのこと?って、
我々が取り組んでいる、茅場@小布施プロジェクトの話です。

20100722001
こちら、昨日の様子です。

この写真で茅の生育状態がわかるかたは、
かなりの茅マニアです。

茅とともに雑草もそだってしまい、
よくわからないことになっています。

所用のついでに茅場に寄っただけだったのですが、
これでは茅が育っている様子をうまく伝えられないので・・・

しかたなく、午後の一番暑い時間に草刈をすることに。

~30分後~

20100722004
うーん、、、なんだかあまり変わってないような・・。

20100722005
アングルを変えて・・・。

001
20100722003
これでどうでしょう。
上が以前の状態ですが、一目瞭然です。

茅復活!!!

生命力の強い植物だと聞いてはいましたが、これほどとは・・。

来年以降に希望が持てる途中経過です。

〈本日の一枚〉
Photo
地下足袋で草むらに分け入ると、
往々にして、こんなことになります。
気づいたときには、なんだか思わずにやけてしまいます。

西山哲雄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月22日 (木)

達磨窯@小布施 作業報告 ~その15~

こんにちは。すっかりサボリ癖のついていた、土屋です。
これからまた心を入れ替えたいと思います。

さて、一応の完成を見せた達磨窯ですが、
本当の完成までにはもう少し工程が残っていますが、
現在は「火を入れながら窯を太らせる」工程です。

100_5439
これは、戸口と呼ばれる瓦を出し入れするための開口を、
瓦と砂、さらに木で蓋をしているところです。
仮の煙突も取り付けました。

100_5451
100_5453
そして、いよいよ火入れ。
今回、実際に瓦を焼くときの900度という温度までは、
窯の温度も上がってなかったと思いますが、
焚き口にいた百足は焦げていました。
また、心なしか焚き口の上に飾られた恵比寿さんも、
熱そうな顔に見えます。

100_5447
燃焼室のアーチの部分を、
乾き具合を見ながら太らせて(塗り重ねて)いきます。

そもそも、なぜ火を入れながら太らせる必要があるかというと、
とくにこの燃焼室のアーチの部分を太らせるため、
といっても過言ではありません。

この部分は瓦をせり出しながら、
最後は竹を渡してアーチをかけてあるだけで、
他の部分に比べて厚みがありません。
そのため、水気を含んだ粘土を塗り重ねると、
重みで落ちてしまう危険性があります。

そこで、短時間で水分を飛ばしながら塗り重ねるために、
火を入れながらの作業になるわけです。

100_5377
太る前。

100_5465
現在。

ここからもう一太らせさせていきます。

土屋 直人

| | コメント (1) | トラックバック (0)

«記録更新